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clubhouse→Twitterスペース→Youtube生放送LIVEと考えがまとまってきたな

メルマガで書くとあまりにもマニアックだからこちらの記事で忘備録がてらアウトプットしておく。

clubhouseが流行って私も50回くらいroomを主催してみました。clubhouseがなぜ流行ったのか?って色々な分析があるんですが、私はシンプルに「生放送で、楽しく会話ができたから」に尽きると思います。ここがキーだと思います。ふいにテレビをつけたら面白そうな番組をやっていて、聞いてて、質問を募集してたから番組にメッセージを送ったら、家に電話かかってきて、その番組に参加できた、みたいな。そんなイメージ。

「生放送番組に、参加できた」というのが素敵なユーザー体験になっているんじゃないかなと。そこで学べたかどうかは副次的な問題であり、メインとしては「参加できた」という喜び。これって結構しっかりと考える必要があって、「参加しただけじゃ別に何かもらえたわけじゃないし、意味ないじゃん」という反論もあると思います。ただそうじゃない。そこじゃない。何かを学びたくて、具体的な何かを得たいのならclubhouseなんて聞くだけ時間の無駄です。

で、clubhouseが「生放送に参加できた」喜びを感じることがユーザーの求めているものならば、別にclubhouseじゃなくてもいいよねと。そういうことになります。ここで浮上してくるのがtwitterのスペースです。実はお気づきの通り、clubhouseのユーザー離れが起きていますね。この理由はどうしてなのか?「生放送に参加できた」喜びが失われてしまったのか?

ここが二番目の論点になるのですが、おそらく「生放送に参加できた」喜びだけじゃなくて、生放送に参加しているのだからちょっとは自分の存在を周りに認知してほしいという欲求が湧いてきたのではないか?と。つまりどうせやるのならフォロワーが増えてほしいし、自分のroomを立ち上げたら人が殺到するようになることをちょっと願っていた人は多かったみたいです。生放送に参加したらフォロワーが伸びる。やはりどうせSNSで活動するのならその活動を通じて、自分のフォロワーが伸びてほしいよね。そしてそのフォロワーが増えたことで自分のドヤ感が増えた方がいいよね。

ここで考えられるのがtwitterのスペースです。なぜならスペースを開催するにはtwitterのフォロワーがベースになるからです。今のtwitterのフォロワーの人にスペースの告知ができ、そのスペースの最中は、参加者全員メモがてらツイートすることが可能だからです。つまり、スペースを開催すればするほど、フォロワーが増える可能性があるのです。今もclubhouseで放送をしてtwitterで実況をしている人がすでにいますよね。なので、フォロワーが増えたら嬉しい人は、twitterスペースに移るでしょう。

でここまで考えて思った。clubhouseもtwitterのスペースも録音されていないから過去に積み上げてきたアーカイブの力を存分に生かすことができない。まるでメルマガを書いたけど、バックアップブログを用意していないみたいな状態。できれば、瞬間的にフォロワーが増えて、なおかつ積み上げていくと過去のコンテンツに人が集まり始め、刹那的なアクセスと長期的なアクセスを両立させながらメディアが大きくなれば理想的。

そう考えるとYoutube LIVEが最終的に残ってくるんですよね。実は今もYoutubeを「ながら聞き」している人は多い。つまりラジオ的に聞いている人は多いということ。ということは、clubhouseからYoutube LIVEに移ることは別に心理的に障害はない。これまでclubhouseで朝8時にやっていた内容をtwitterスペースで展開するもよし、録音を残したいならば、Youtube LIVEを朝からやればいいだけのことです。

今のYoutuberの状況を考えると、次の成長の軸はYoutube LIVEにあるとしか思えない。今後のYoutuebは編集されたコンテンツではなくて、生放送という無加工/剥き出しのコンテンツで初めての人と接点を作り、人を惹きつけて、編集されたコンテンツ群でファン化させるのが一番理想的なやり方だと思う。

clubhouseで培った生放送のトーク力をYoutube LIVEでそのままトレースして展開する。具体的には、夜23時など時間を固定して、毎日配信して、習慣化する。質問に答えながら、生放送を同時に作っている感を醸成していく。これをやっていこうと思います。


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