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Campfire Songs (Animal Collective) / Campfire Songs (2003)

アニマル・コレクティヴとしては”3作目”にあたる本作は、エイヴィー・テアとパンダ・ベアに加えてディーケンが参加し、「キャンプファイア・ソングス」名義でセルフ・タイトル・アルバムとしてリリースされた。

風の音や虫の声などのフィールド・レコーディングと3人の声とアコースティック・ギターが織りなす自然な揺らぎが心地良い、まさにタイトルどおり河原や森の中で焚き火を見ながら過ごす、夕暮れのイメージの1枚。

曲としての構成はなくとも、雰囲気ものとして聴ける。



こういうアルバムって、アニマル・コレクティヴの名前がなければ手に取ることはないんだろうな。録って出し感があるけど、もしかしたら音に対する変態的な実験精神を持っている彼ららしく、計算の上にしっかり作り込んでいるのかもしれない。
実際に夜道でキャンプファイアが見えて、こんな声が聞こえてきたら怖いかもね。

夏休みも折り返し。浮かれることなく淡々と過ごしている。
天気が悪いもので、出歩く機運が高まらないが、少なくとも休養はできているから良しとする。
人が働いているときに休むのは精神衛生上も良いことだと思っているが、ソファに寝転んで本を読んでいるときなんかに、ふと「あれは大丈夫かな」なんて不安が襲う瞬間もあり、休むの下手だなあとがっかりする。
このまま行くと休み明けが怖いけど、そのときはそのときだ。と言いつつ、「意外に大丈夫だった…!」と思えるよう、事前にしっかり心配しておこうとも思う。
なんだかよくわからない精神的保険を掛けて、夕食へ向かう。

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