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My Morning Jacket / The Tennessee Fire (1999)

ケンタッキー州ルイヴィル発のマイ・モーニング・ジャケットのファースト・アルバム。軽やかで牧歌的なカントリー・タッチのアコースティック・ギターの音色が、空間を活かした音響処理で淡く細やかに広がっていく。
まさにオルタナ・カントリーな味わいだが、シカゴが拠点のウィルコよりは土着的でオーガニックな音がする。

ジム・ジェームスの抜け感のあるヴォーカルがリヴァーブによって浮遊感を帯び、モダンで清廉なバンド・サウンドが、窓から吹き込む涼風のようにさりげなく存在感を放つ。

夏の夕暮れ、広い野外会場で、深い森と夕焼けを背景に繰り広げられるライヴのような、そんな音楽がMMJの特徴。

ときにエリオット・スミスやレディオヘッドのアコースティック・バラードまで彷彿させるそのメロディが持つ揺らぎと、その中にしっかりと宿るアメリカン・ロックらしいポジティヴィティ。
屈指の実力派だと思う。




体調不良からは、復活、かな。ほぼ復調。結局平日のうち1日半を休養に充てました。
でも、「他の人より早く帰れているのに体調悪いだなんて」とか「やわなんじゃない?」とか「さぼりたいだけなのでは・・・」なんて自問するのはやめた。卒業した。無理な時は無理。
あと、さぼりたいというのはそのとおり。休みたい気持ちに加えて身体の怠さも揃ったから休んだわけで。
忙しかろうと暇だろうと、少なくとも頭がふらつくようじゃ家にいるべきなのだ。

ソファに寝そべったまま、見逃し配信のお笑い番組見まくって、ベッドに移って本読んで寝落ち。休養大切。
風邪で休む平日は、ノンアルコール・週末ってところか。

人が働いている間に、いつまでもベッドから起き上がらずに、窓から覗く太陽に目を細めながら空を眺めるのも、それもまた仕事のうち。
寒いのに久々に窓開けたりなんかして。

とりとめがなくなってしまったが、連休も近いしなんだか少し晴れやかな気分。ありがたいですねえ。

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