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支援飲食店紹介①

最初の支援飲食店は、岐阜県岐阜市にある洋食屋Pannonica(パノニカ)さんです。どんなお店なのか、現在どんな状況なのか、こちらをお読みいただいて、支援するかどうかを考えていただけたら幸いです。

Openseaのパノニカ支援コレクションはこちら
https://opensea.io/ja/collection/pannonica-support-pj

洋食屋Pannonica

【はじめに・ご挨拶】

はじめまして、岐阜の柳ヶ瀬で生演奏を楽しみながらお食事をお召し上がりいただける洋食屋Pannonicaを夫婦で営んでいる甲斐幸恵と申します。

洋食屋Pannonicaでは、ランチ、ティータイム、ディナーを営業し、人気メニューはハンバーグや生姜焼きです。気取った感じではなく、誰でもお気軽に入店しお召し上がりいただける雰囲気のお店です。

ランチでは、コーヒーを付けても1,000円でおつりが返ってくるといったコンセプトで、地域のサラリーマンの胃袋の味方です。
ディナーでは月に3~4回ジャズや、ポップス、ブルースなどジャンル問わずの生演奏を楽しんで頂けるライブハウスでもあります。

ライブのない日は、ステージを利用した貸切、少人数のコース料理、アラカルトなども人気があります。

落ち着いた雰囲気の店内
大人気の生姜焼き


【Pannonica開店への想い】

幼少からピアノを習い、高校も音楽科に入学。ジャズに惹かれピアノの練習に励むも、指が自分の意志とは反する動きをするようになり(おそらくジストニア)、ピアニストになる夢を断念。

通っていたジャズバーで、ある日お手伝いを頼まれ、ホールスタッフの仕事をすることに。

そこで、お客様とミュージシャンが一体となって楽しんでいる空間を体験し、自分にはスポットライトは当たらないけれども、こういった場所をミュージシャンに提供して、観客と共に一緒に音楽を楽しみたい、そういうお店を作りたいと思うようになりました。

人脈もお金も何もない所からできるのか不安だったけれど、迷ってばかりでは何も進まない、と、まず飲食業の経験を積むことに。

名古屋のジャズバーまで通い経験を積み、派遣社員で工場勤務をしてお金を貯めました。

「女の浅知恵で何ができる。」、「あなたには99.9%無理」、など周囲から散々言われたけれど、岐阜商工会議所で開催されている創業セミナーに参加させて頂いたり、ミラサポで信念を持った税理士さんの指導を何度も受けさせて頂き、講習会に参加するなどして経営のノウハウを学んできました。そこで出会った仲間は今でも交流があり、お店にも来て頂いています。融資を受けた日本政策金融公庫の方々からもご指導を頂きました。岐阜商工会議所や、市役所の方々、今から思い振り返ってみると本当に多くの方々に支えられて成し得たことなんだと、この文章を書いているだけで、胸に込み上げてきます。そして最後には家族の一押しがあり、2015年2月12日に、念願のお店を開店できました。

岐阜商工会議所が創業者や新たな商品・サービスを開発した人を応援しようと創設した「わかあゆ賞」第1号に選んで頂けました。商工会議所や市役所の方々には、開店当初から遠い所わざわざ歩いて皆さんでランチに来て頂き、日々応援して下さっています。感謝の言葉が見つかりません。

貯金も人脈も何もない、全てが0からのスタートで家族に支えられやっとここまでやってきました。

自分の作ったお店でお客様やミュージシャンが笑顔になってもらえて、その光景を見ている時間が何よりの幸せ。

ライブを開催していくうちに、心から応援してくれるミュージシャンたちとも出会い、様々な事を教えてもらい、学んできました。

ジャズに限らず、頑張っているミュージシャンを応援したい、このステージをそういった輝いている方に提供したいと思うようになりました。

~店名の由来~

パノニカ・ド・ケーニクスウォーター男爵夫人、通称ニカは、ジャズ史上最も愛された人物です。彼女は、1950年代から70年代に至るまで、活気に満ちたニューヨークのジャズ・シーンにおいて、慈善の心に富んだ揺るぎない姿勢を貫き、あらゆるジャズ・ミュージシャンに援助の手を差し伸べ、ミューズとして、後援者として、友人として接しました。

おこがましいですが、彼女みたいにミュージシャンを支えれるようなお店を作りたい。そんな想いで名前をつけました。


【なぜ敢えて「柳ケ瀬」を選んだのか】

シャッター街の柳ヶ瀬、美川憲一の柳ヶ瀬ブルースが泣いているような、都市再生緊急整備地域に指定されている街で敢えてお店を開店しました。

生まれ育った街、他から見たら何にも魅力がないような街だけど、人は温かいし自然は豊富、お水は美味しいし私の愛すべき街には代わりないです。微力ながら少しでも貢献したかったのです。
この街が芸術文化を楽しめる街への発展となる一つの場所でありますようにと
少しでも街の活性化につなげたいと思い、市や県の開催する「さんぽde野外ライブ」や、NHK大河ドラマ“麒麟がくる”にまつわる特集である地元食材を活用した「戦国ぎふ~ど」、街お越しの一環である「おしえ店長さん」「エンジン01夜学」)その他「ぜんため岐阜」等のイベントにも積極的に参加。NHK文化センター岐阜の「ジャズの聴き方・楽しみ方講座」でスペースを提供、地元人気女優・もりとみ舞さんの長良川夢芝居『トロイメント』の劇場の場としての提供、映画「地元ピース!」の一場面にパノニカの場所を提供。
また、ビッグネームの大澤誉志幸さんのライブは年に1回程のペースで開催。ファンの方々からも、「大好きなパノニカさん」と仰って頂き、感謝の念に堪えません。

「aun」のコラムを執筆するなど、少しでも芸術・文化の発展、街おこしの力になれたらと思ってきました。

お料理を楽しみながら素敵な音楽を聴く、寛ぎの場所をこれからもずっと提供し続けたい。

【お店の現状について】

コロナの影響で、2020年2月末からディナータイムのご予約のキャンセルが相次ぎ、貸切やコース料理、ライブなどが殆どキャンセルとなってしまいました。 売り上げは前年同月の約50%減。 3年ほど経った今でも、ランチのお客様はコロナ前の半分ほどに。ディナーの貸し切りは殆ど入りません。
高い家賃が重くのしかかり、毎月3~40万円程の赤字です。 材料費、光熱費などの高騰、最低賃金の引き上げなど支出は減るどころか上がる一方です。
家族に支えられて何とかここまでやってこれましたが、企業努力だけではお店を続けるには大変厳しい状況です。

【NFT×飲食店応援プロジェクトの支援について】

(甲斐幸恵より)
開店から約7年7カ月、本当に色々な出来事がありましたが、お客様、ミュージシャン、商工会議所や市役所の皆さん、従業員、そして家族の支えがあってここまでやってこれました。
岐阜の音楽と食文化の発展に少しでも貢献したいという想いは今でも変わりません。 できればこの想いをずっと持ち続けていきたいです。
皆様のご支援を頂けましたら幸いです。

(NFTクリエイターあさより)
私は開店以来お店を手伝ってきて、姉が色々な困難を乗り越えてお店を経営してきたのをずっと見てきました。お店の雰囲気も、おいしいお料理も、来てくださるお客様も全部大好きなお店です。
「来てくれればわかる!絶対いいお店!大好きになる!!」
といつも思っています。
そんな大好きなお店を、姉の大切なお店を、潰したくない。
なんとか力になりたい。その一心で、プロジェクトを始めました。
どうか皆さん、力を貸してください。

【店舗情報】

洋食屋Pannonica(ようしょくやパノニカ)

所在地
〒500-8833岐阜県岐阜市神田町5-17 杉山ビルB1
アクセスJR「岐阜駅」より徒歩で約8分

[ランチ]11:30~14:30(L.O.14:00)
[ディナー]17:30~22:30(L.O.22:00)
※現在はご予約のみ ※ライブ・貸切等の営業時間はこの限りではありません。
<定休日>
[ランチ]日・月・祝(ライブの関係で振替休日となる事があります。)
[ディナー]不定休 (貸切可・7名~35名様)

http://www.pannonica.biz/

facebook@pannonica.jpiano

Openseaのパノニカ支援コレクションはこちら
https://opensea.io/ja/collection/pannonica-support-pj

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