【NFT活用事例】世界最大級のNFT美術館「NFT鳴門美術館」まとめ
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回はNFT鳴門美術館についてご紹介していきます。
3月1日一般公開 「NFT鳴門美術館」とは
2021年8月、一般財団法人鳴門ガレの森美術館が「一般財団法人NFT鳴門美術館」と改称。
そして、この改称に伴ない、2021年11月より美術館名を「鳴門ガレの森美術館」から「NFT鳴門美術館」として再スタートを切ることに。
もちろん、NFTの販売、流通に特化した美術館の設立は日本初の試みでした。
NFT鳴門美術館の主な事業内容としては下記のとおりです。
アート作品の現物を保管できる美術館だからこその特性を活かした事業内容となっています。
人気映画作品のコラボNFTを購入したことで注目
2021年10月、NFT 鳴門美術館は、アンリアレイジが細田守監督最新作 『竜とそばかすの姫』 とコラボレーションし、2022 年春夏パリコレクションで発表した、ANREALAGE x BELLE LOOKの NFT 作品を 1,500 万円で購入する合意をいたしました。
また、パリコレクションで発表したANREALAGEのデジタルルック10作品についても 3,500 万円で購入すると合意。
NFT美術館として非常に注目を集めることになりました。
実物の衣装とデジタルデータが一緒に展示されているので、映画を見たことがある人もない人も実際に見てアートを体験することができます。
その他にも、現代アーティストであるヒロ・ヤマガタの作品展示やAIによって描かれたアート個展も開催しており、最先端のデジタルアートや現代美術を楽しめる内容となっております。
アートを楽しむだけでなく、休憩やゲームなどができる茶の間やVRゲームやメタバース、NFTの勉強ができるルームも設置されているので、最先端技術に触れるきっかけがたくさん用意されています。
美術館全体で盛り上げる工夫
注目ポイントはアート作品だけではなく、美術館に関わるさまざまな部分もこだわりを持って作り上げています。
館内BGMはアーティストの共同作品
NFT鳴門美術館では、館内に常時流れるBGMを選定した結果、話題性のあるアーティストと組み、BGMを作成。
プロデューサーのPAKshin氏、共同プロデューサーのAkaza氏を筆頭に、ADD氏、AKABA氏という二人の音楽家と、エンジニアの鎌田賢太郎氏が携わっています。
また、同メンバーは2022年夏ごろに当館にて展示予定の「フェラーリF50」と「ロンドン北京ラリー優勝カー」のテーマ曲も作成。
下記の記事からサンプル音源を聴くことができます。
バーチャル美術館プロジェクト
企業・個人のデジタルマーケティング戦略を支援する株式会社 J・Grip マーケティングとNFT鳴門美術館業務提携し、NFT 鳴門美術館のバーチャル空間のデザイン、音楽を制作し、 NFT マーケットプレイスと融合させるプロジェクトを開始。
美術館・博物館のバーチャル空間を web 上に構築し、保有する展示品をデジタルデ ータ化、空間上では展示品の閲覧だけではなく、デジタルデータの取引をNFTマーケットプレイスを通して行うことが可能になります。
これにより美術館・博物館は、新たな集客と来場収入を見込むことができ、また、バーチャル空間を通して、地域の芸術や伝統、歴史、日本が誇る技術をより多くの世代に発信し、後世に受け継いでいくべきモノをデジタル上にも残すことが可能になることを見込んだプロジェクトです。
まとめ
今回のニュースをまとめると下記の通りです。
・日本初のNFTの販売、流通特化型美術館がついに一般公開
・人気映画のコラボ衣装や現代アーティスト作品などNFTやアート作品を展示
・最先端技術を体験したり学べるスペースも
アートを鑑賞することで心地よいひとときを送ることもでき、また最先端技術に触れるきっかけづくりにもなるNFT鳴門美術館。
料金は、一般 800円、学生 500円、小学生以下 300円です。
世界でも最大級の規模を誇るNFT鳴門美術館にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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