【NFT活用事例】国別マクドナルドNFT参入戦略
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回は飲食業界におけるNFT活用事例をご紹介していきます。
【フランス】「McDoNFT」発行をインスタで発表
2021年4月8日、マクドナルド・フランスが、マクドナルド商品のデジタルアートNFTコレクション『McDoNFT(マクドNFT)』を発行する予定であると発表しました。
今回デザインされるのは、ビッグマック・チキンナゲット・フライドポテト・サンデーなどの人気商品。ピクセルアートにし、デジタルフレームとともにリリースされるということです。
フランスメディアの「LaReclame」の報道によると、マクドナルドのNFTはフランスのパートナー代理店の1つである「DDB Paris」と共同で作成されたものということです。
InstagramとTwitterでそれぞれキャンペーンを行い、条件を経て応募した人の中から抽選でNFTがプレゼントされる仕組み。
2021年4月という早い段階からNFTを用いたSNSマーケティングを行なった事例の1つです。
【中国】ビッグマックルービックキューブNFTリリース
2021年10月8日、マクドナルド・中国は初となるNFT「巨无霸魔方(ビッグマック・ルービックキューブ/Big Mac Rubik’s Cube)」をリリースすることを発表。
今回のNFTは、マクドナルドが中国本土市場への参入31周年、および上海にある新しい本社ビルの正式オープンを記念して作成されました。
「ビッグマック・ルービックキューブ」は188点限定であり、フランチャイズの従業員と顧客にギフトとして提供される予定ということです。
しかし、中国では9月末に仮想通貨の規制が発表されています。
発表後のNFT発行という今回のマクドナルド中国の動きが、今後の中国にどう影響を及ぼすのかも気になるところですね。
【アメリカ】販売40周年記念「マックリブ」NFTプレゼント
米国マクドナルドが「マックリブ(McRib)」の発売40周年を記念して、限定NFT「マックリブNFT(McRib NFT)」のプレゼントキャンペーンを行いました。
期間中に公式Twitterアカウントをフォロー&キャンペーンツイートのRTという応募条件でしたが、10万を超えるRTと新規フォローも増加し、キャンペーンとしては大成功!
ただ、一部炎上案件もあった模様。これに関して正式なコメントは出ていないということです。
まとめ
本日のニュースをまとめると下記の通りです。
・フランス、中国、アメリカと続々とマクドナルドがNFT参入
・基本はプレゼントキャンペーンで当選者に配布 二次流通オファーも
・日本マクドナルドもNFT参入の動きがあるか
日本のマクドナルドはまだNFTキャンペーンの動きは見えておりません。
しかし、Twitterのマクドナルド公式アカウントがクリプト関連アカウントをフォローしていることが判明。
今後暗号資産やNFTなどブロックチェーン技術を使用したプロモーションを行う可能性が出てきそうですね。
【記事執筆】
kon(こん)
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