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【NFT活用事例】レコチョク ブロックチェーン活用ビジネス参入へ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回は音楽業界におけるNFT活用事例をご紹介していきます。


レコチョク ブロックチェーン事業本格参入へ

株式会社レコチョク(以降、レコチョク)は、NFTの発行・販売及び、チケット、ERC-20トークンや音楽業界へのDAOの提案など、様々なブロックチェーンを活用したソリューション事業へ本格参入することを発表しました。

第一弾として、レコチョクが運営する音楽業界向けワンストップECソリューション「murket(ミューケット)」にNFTアイテムの販売機能を追加。

この機能を使って2022年1月19日(水)17:00よりソロシンガー・CAIKI(カイキ)のNFTを100個限定で販売しました。

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>>販売サイトはこちら

記念すべき初販売のNFTはCAIKIのアーティストヒストリーを辿るコレクション「Zeppへの道を一緒に歩もう」です。

このコレクションは、CAIKIがアーティストを目指し上京してから2021年迄の活動の軌跡を、200以上の活動風景・オフショット・歌唱動画・ライブ動画で収録。本人が書いた当時の想いとともにアーティストの足跡をたどることができます。

【NFT「Zeppへの道を一緒に歩もう」販売概要】
販売期間:2022年1月19日(水)17:00~8月31日(水)23:59
商品名:「Zeppへの道を一緒に歩もう」
販売価格:10,000円(税込)
販売数:100(数量限定)
販売サイト: 「CAIKI ONLINE STORE」


ブロックチェーンビジネスへの参入に至るまで

レコチョクではエンタテインメント分野における次代に向けたサービスの企画・開発を推進すべく、国内外の情報収集や研究開発を展開してきました。

特にNFTに関しては、その特性から音楽やアートなどエンタテインメント分野での新たなサービスの提供が実現できると考えており、2021年7月より「Web3.0プロジェクト」を開始。

これまでに、ブロックチェーン技術を活用したNFT、ERC-20トークン等を用いた新たな音楽体験サービスの提案、DAO、仮想空間(メタバース)でのサービス提供へ向けた開発に取り組んできました。

今回のNFT制作・販売は満を辞しての発表でした。

また、特別なツールや技術知識がなくても手軽にNFTが販売できるようにすべく、ウォレット作成不要、仮想通貨(暗号資産)購入も不要で、法定通貨のみで決済できるように設計。

2022年春にはNFTの二次流通対応も予定しているということです。


デジタルコンテンツを直販できるサービス「murket」

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(引用元:murket紹介|レコチョク公式サイト

今回NFTが販売される販売プラットフォームは自社サービスでもある「murket(ミューケット)」です。

こちらは、音楽業界やコンテンツホルダーに向けて、オンラインストアの開設、
デジタルコンテンツを販売することができるワンストップECソリューション。

販売者は手数料負担のみで、販売コンテンツ登録、販売、顧客のデータ分析、CRM機能、権利処理、販促までストア運営に必要なソリューションを利用することができます。

また、従来の音楽ストリーミングのように音源だけでなく、音源+画像、映像+楽譜、NFTといった異なるデジタルコンテンツの組み合わせ販売やストア限定で付加価値の高いコンテンツが配信可能。

将来的にはフィジカル商品、グッズ、チケットの販売やクラウドファンディング機能も追加予定ということです。


まとめ

本日のニュースをまとめると下記の通り。

・レコチョクがブロックチェーン事業本格参入を発表
・2021年7月よりプロジェクト開始 満を辞しての事業参入
・自社サービスを利用して今後もさらなる機能の追加を予定

レコチョクといえば音楽配信サービスのイメージが強いと感じますが
NFT技術を使うことで、アーティストとファンをつなぐ新たな事業展開を
見せました。

このように、自社の強みやサービスとNFT技術を組み合わせることで
新たな事業の切り口が見えてくるかもしれません。

NFTを使用した新たなビジネスの形を一緒に作ってみませんか?

ご相談、ご検討お待ちしております。

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【記事執筆】
kon(こん)

Twitter:https://twitter.com/kon39000
Blog:https://mama-nft.com/

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