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【NFT活用事例】持続可能な農業を目指して 農業DAOプロジェクト

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回は農業におけるNFT活用事例をまとめてご紹介していきます。


【世界初】農業DAOプロジェクト始動

農業ブランディングサービスを展開する株式会社農情人は、世界初である農業DAOプロジェクト「MetagriDAO」の実現する一歩として電子書籍『農業の常識を超越する「Metagri」~DAOが持続可能な農業のカギ~』を出版・販売しました。

2022年1月30日(日)から100冊限定で特別価格にて提供。
読者特典には農情人特撰「こだわり農産物」が当たるキャンペーンも実施中です。

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本プロジェクトは「持続可能な農業」の実現に向けて発信。

農家は年々激しさを増す天候不順や資材の高騰と戦っており、
毎年、数千億単位の被害が日本全国で発生しているのが現実。

自然と調和した農家の豊かな暮らしは「諸刃の剣」でもあります。

「農業は不安定で儲からない」という現状を変革しないことには、農家の数は減る一方で「持続可能な農業」は実現できません。

書籍『農業の常識を超越する「Metagri」~DAOが持続可能な農業のカギ~』では「持続可能な農業」の実現に向けて「MetagriDAO」構想を紹介。

ブロックチェーン技術の活用により、農家とサポーターが相互に支援する仕組みの実現をゴールとしているということです。


DAOを活用することによる農業への影響

「DAO」とは「Decentralized Autonomous Organization」の略語。
日本語では「自律分散型組織」と訳されています。

従来の会社のようなタテ型の組織とは違い、代表者のいない平等なヨコ型組織と
して、日々の意思決定をプログラムにまかせて運営する点を特徴として本書では
述べています。

DAOのメンバー一人一人が自発的にプロジェクト活性のための活動をしていく、
ということが求められますが、その仕組みを作るには「報酬の設計」が重要と
なります。

例えば、「トークン」と呼ばれるコミュニティ内で使用できる通貨を発行し、メンバーの貢献度を評価した上で付与することが可能。

元々、発行されたトークンそのものには価値はないのですが、DAO内で利用価値をつけることができるのです。

一般的な例としては、投票権の役割を持ちDAO内ので意思決定の際に発揮できる「ガバナンストークン」という使い方が有名ですね。

「MetagriDAO」でもトークン発行を構想。価値づけはまだ検討中とのことです。

また、ごく稀に出来上がる面白い形の農産物をNFTとして発行。
「レアな農作物のNFT」を、トークンと交換する仕組みを構想しているということです。

>>本書を読んでみる


農業とブロックチェーンをつなげ新たな切り口へ

株式会社農情人では過去にもクラウドファンディング実施や電子書籍を出版し、
農業の常識を覆すプロジェクトを立ち上げてきました。

インターネット技術を活用することで、農家の周りだけじゃなく日本全国に情報を
届けられるようになりました。

また、今回ブロックチェーン技術に挑戦することで日本全国から海外へリーチを
かけることも可能に。

「持続的な農業」の実現を目指すべく、新しい技術をどんどん取り入れ発信して
いく本プロジェクトの今後に注目です。


まとめ

今回のニュースをまとめると下記の通り。

・世界初の農業DAOプロジェクトを発表 電子書籍を用いて賛同者を募る
・レア農作物NFTを発行し、コミュニティ内トークンで取引する仕組みを構想
・農業DAOにより農家とサポーターをつなげるように

構想段階からこのように表に出していく「プロセス・エコノミー」の手法が
うまく取り入れられた一例です。

「持続可能な農業」の実現を目指して、今後どのように農業とブロックチェーン技術をつなげていくのか、そこから見える課題は何なのか、今後も動向が気になることろですね。

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新たな事業の切り口が見えてくるかもしれません。

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【記事執筆】
kon(こん)

Twitter:https://twitter.com/kon39000
Blog:https://mama-nft.com/

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