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化学物質香料が苦手な理由

春日和ですね。色とりどりに花が咲き始めました。道を歩くと、花たちがキラキラしているのが目に留まりますね。植物たちから、善きエネルギーと癒しを頂ける毎日です。今日は私の体験を少しお話させてください。

お客様から、顔の保水に使用している他社化粧品についてご相談がありました。NFP+スキンケア化粧品との相性がどうかというもの。※
某大手メーカー製品の化粧水は、お値段もそれなりの製品が多いのですが、肌の弱い私には、肌への刺激や反応が起こるため使用できないことが殆どです。しかしご相談いただいた製品は温泉水を化粧水としていたので、敏感肌の私が手に試して問題なかったので、実験使用中でした。化粧品を使用するとNGなものがほとんどですが、オーガニック○○など他社のものも勉強のために、実際に自分の肌で試しています。やはり、自分の肌で感じ、学ぶことで経験値が増えますら、よりいい製品レベルへの感度もあがっていくんです。振り返ればこの数十年、常に何かしら化粧品やシャンプーなど、肌に使用するものを毎日実験をしている生活です。  ※NFP+スキンケア化粧品、化学合成物質を一切含まないため、化学物質を含む素材を使用すると、肌の乾燥がより多く出てしまう

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某大手メーカーの化粧水を購入した際、試供品のクリームがついていました。化粧品を購入すると、試供品がついてくるスタイルが一般的に多いですね。化粧品成分を見て判断する限り、試供品には手を付けられないのですが、この数週間はハンドクリームの実験中だった私は、手に塗り試してみよう思い手に取りました。ここからが・・・・実体験した後の症状の話になります。

試供品のクリームは、顔に塗る製品ですが、手に塗りました。まず、ぬるぬるした感触。久しぶりのぬるぬるに、少しうろたえてしまいました。毎日使用しているNFP+スキンケア化粧品は、化学合成品を含みませんので、クリームの滑りがありません。ぬるぬるが久しぶりなのは、乳化剤を使用しないで作ったクリームを使用しているためです。合成油膜は一切含まない、珍しい製品、クリームですがとても肌の状態が整います。

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次に起こったのは、急激に鼻への刺激です。強い香りが届きました。香料です。大きな香りといったらいいのでしょうか。鼻の中全体から、脳内へ猛スピードで届くくらいの香りの強さです。香りは好みがあるものですから、香りの強弱について説明し難いのですが、好き嫌いの分類でお話ししているのではありません。
天然のハーブの香りに包まれて、毎日生活している私には、化学物質の香料と、自然の香料(精油)の違いは一目瞭然。わかりやすくお伝えするなら、残る香りと、飛んで消える香りの違いです。いつまでも残る香りは化学物質の香料です。やわらかくて、よく香りを嗅がないと判別しにくい微量の香りは、天然の香料です。これはハーブエキスや精油など、植物から純粋に抽出した天然香料のことです。お花の香りを嗅いだことがあると思いますが、植物から抽出した香りは、そのくらい小さな香りなんです。
合成香料について、わかりやすい例は、洗剤や消臭剤です。「においが消える」という表現で販売されている、洗濯洗剤、消臭剤などは、化学香料を加えていることをご存知でしょうか?裏面の成分表記に天然香料と書いてあっても、その香料は微量です。化学薬品を混ぜ合わせて作る香料も含まれていることは、余り知られていません。

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次に起こった症状は、目のチカチカです。急激に香りが鼻に届いたときに、揮発性のある化学物質は目にも届きます。目が沁みて、その刺激がチカチカする反応が起こります。鼻から入る化学物質の刺激と、目に届いた揮発性の刺激の結果は、身体がとても辛い状態になりました・・・。症状はふらつき、めまい、です。目への刺激がひどく反応が起きると、フラフラするものですね。私は以前から、香料を含む化学薬品の刺激で、目がくらくらすることがありますが、今回は久しぶりにひどい症状が起きました。洗濯洗剤の香料を嗅いだ時に、瞬時に起こる症状と同じです。過敏な方はご経験があると思いますが、実際にこの刺激で体調不良になっている人たちがいることを知りました。同じ経験が記事にありましたので、どうぞお読み下さい。https://note.com/happy_drecot77/n/n0437cd811375

肌の刺激も勿論ですが、合成香料から離れないと、症状は治まりません。めまい、ふらつきは、鼻から入る化学物質の香料で起こっているからです。急いで手を洗い、浄水で洗い流しました。しかし、香料は落ちません。ハーブソープを使って、私の手を何度も洗いましたが、合成香料の香りは消えません。何度も洗いますが、香料は残るんです。消えるまで時間がかかるのが、化学物質の香料です。例えば、洗濯洗剤ですと、衣服についた合成香料の香りがなくなるまで、最低3回の洗い直しが必要です。既に私は実験しているのでわかります。

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手洗いをした肌の、パリッと乾いた皮膚の感触も、しばらくぶりの体感でした。化学合成物質を一切使用しないハンドケアを毎日しているため、特にツッパリとカサカサを感じます。化学薬品特有の油膜が、肌にコーティングされてしまうから、肌が乾燥した感触になるんです。ハンドケアについてはキャリア32年の私です。おかげで皮膚の表面の微差にも感覚が得られるようになりました。

この肌にコーティングされてしまう化学薬品特有の油膜は、好ましくありません。肌に油膜がコーティングされてしまうので、水分は角質層に入らず、水分保持ができなくなる状態は、皮膚を硬くして弾力を失います。また、汗をかいても、油膜コーティングされてしまっているため、角質層と油膜の間に汗がたまり、その発散ができないため、痒みが起こります。汗と汚れが角質層の表面に付着した状態が続くことも想像できます。肌トラブル、痒み、湿疹が起こることが想像できますでしょうか?

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私の手の皮膚は、即効の対処法にて安定しました。その対処法は、実験中のシャンプー剤を手に塗り、放置させたこと。そのシャンプーは、ラベンダー水とティートリー水を大量に使用しています。

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ちょっと驚かれるかもしれませんね。シャンプー剤を手に塗ったまま放置?です。実は、犬向けスキンケア製品の発売準備をしているところなんです。NFP+スキンケア化粧品を発売して2年になりますが、肌にトラブルを起こさず安全であることが実体験でわかりました。一つのトラブルも起きていない事、肌トラブルのあるケースは改善しているのです。皮膚がうすく、皮膚の汗腺が人間の1/5しかない犬は、被毛で覆われていて、敏感な肌をしているんです。愛犬家でもある私は、安全性が確認できる犬向けの製品を求めていました。舐めても安心、経皮吸収も考慮したシャンプー剤を手に入れたかったのが、犬向けスキンケア製品の発売を決めたきっかけです。

その実験中の犬のシャンプーも月末に製造かた出来上がってきます。シャンプーは、ラベンダー水とティートリー水のベースにして作ったシャンプーなので、手に塗り、洗い流さず放置してみました。これも実験です。30分以上でしょうか、手に塗ったままですが、痒みも何も起こりません。シャンプーを塗った手は、驚くほど鎮静されていきました。

30分後に、やさしく洗い流したところ、化学香料も驚くくらい消えていました。これについては、驚きの結果でしたので、今後じっくり分析してみたいと思います。信じられないかもしれませんが、本当の話です。私の手は鎮静され、香料もほとんど消えましたので、ご安心下さい。めまい、ふらつきも香料が消えれば治まります。

化学物質の影響で、体調を悪くされている方がいると思うと、何ともいえない気持ちになります。私自身も経験しているので辛さがよくわかります。特に子供たちへの影響が懸念されます。少しでも情報拡散していただき、化学香料の軽減につながればと切に願います。

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