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#J1ドラフト2021 に参加したら思いの外ガチのチームを作ってしまった人

なんと #J1ドラフト2021 にお誘いいただき、参加させていただきました!

イベントスタートまで

今月頭ごろだったでしょうか。Jリーグファンにとっての一大イベント、J1ドラフト2021への招待状が届きました。
もちろんこのイベントの存在は知っています。しかしガッツリ追いかけたことはありません(スイマセン…)。なので最初にイメージしていたのは、例えば共通点がある3人を3セット作るいわば麻雀の「三暗刻」とか、同じ名前の2人を5セット揃えて七対子ならぬ五対子などを作ること。
なので「高木俊幸・加藤陸次樹・屋敷優成(大分トリニータ)」の3人で大洋ホエールズの「スーパーカートリオ(高木豊、加藤博一、屋鋪要)」で役が作れるなとか、そんなことばっかりを考えていました。

そんな中、何かの参考になればと昨年の参加者の方のまとめ記事を見せていただいたところ、自分が「ちょっとやりすぎていた」ことに気が付きます。皆さんもっとちゃんと選んでおられました。
そこで次に考えたのが「大阪府出身者」だけを集めたり、名前の文字制限。大阪府出身者をポジション別に並べたり、自分の名前が姓2文字、名1文字の3文字なので、3文字の選手だけをリストアップしたりしてしました。

しかし、当日スタート時間が近づくにつれて、最初からネタで行くのは「逃げ」ではないかという思いが湧いてきます。そしてTwitterでの自分のキャラクターから考えると、自分のことを「ちゃんとしている人」と誤解してくれている可能性もあります。誤解してもらっているならありがたい話しです。
それならとりあえずはちゃんとしよう。ネタに走るのはあくまでプランが崩れた時にしよう。そう心に決めてスタートしました。

監督:ミゲル・アンヘル・ロティーナ


参加者の皆さんの名前をみると自分に期待されているのはここだろうなと。あえてのレヴィー・クルピや小林伸二の方が選手は選びやすかったりしますが、自分はちゃんとしている人なので監督はロティーナ。もちろんコーチはイバンで、フィジカルコーチはトニさん、通訳兼分析担当コーチは小寺さんです。(選んだのは監督だけ)
そしてガチの目標は優勝できるチームを作ること。ロティーナの帰国後のインタビューで、セレッソのことを「セビージャやバレンシアの様なチーム」と表現していましたが「上手いこと言うな」と思っていました。上位に行ける可能性はあってワンチャン無いことも無い。ただ、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードの様な常に優勝を争うというところまで達しているクラブではないということです。
そしてできれば(レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードの様な)優勝争いをするクラブで監督をしたい。それなら作ってやろうじゃないかというところです。

1巡目 旗手 怜央(川崎F)


今季のJリーグを考えると一番欲しいのはレアンドロ・ダミアン(川崎F) でしたが、流石にMVP・得点王には人気集中することが予想されます。なのでそこは外して旗手をチョイス。実力はもちろん申し分なし。さらにFWから左SBまでできるのでこのあと何かあった時にもいろいろ対応できる。
しかも、大﨑玲央(神戸)、安永玲央(横浜FC)と揃えば「レオ」で暗刻も作れます。
どう考えても最強です。
なんと重複なく、無抽選での獲得に成功しました!

2巡目 ジェジエウ(川崎F)


ロティーナのチームを考えるとゴール前で跳ね返すことができるCBは必須です。清水でもいの一番に鈴木義宜を獲得しています。そう考えるとJリーグ最強はジェジエウでしょう。
ビルドアップには少し不安もありますが、ヨニッチがあれだけ上手くなったことを考えると全然問題ありません。
ただし、ジェジエウも人気銘柄だろうなと思ってました。もしここで獲得に失敗していればネタに走るかどうかを悩んでいたでしょう。
しかしここでもなんと無抽選での獲得に成功。ここで川崎枠(1チームから2人まで)を使い切ることになりましたが、この2人を取れたので一気にガチ路線です。
ロティーナを胴上げすることが目標になりました。

3巡目 清武 弘嗣(C大阪)


当初、清武をここで選ぶつもりはありませんでした。というか、大枠には入っていましたが、ポジション別に考えた時の最優先選手でもありませんでした。
しかしロティーナのチームで優勝を狙うとなった時に、清武弘嗣にはそこにいてほしい。
今年キャプテンとして1年間苦しんでいたところを見続けていただけに、そういう思いが止まりません。気がついた時にはすでに「3巡目、清武弘嗣、セレッソ大阪、MF」と送っていました。
清武も無抽選で獲得です。

4巡目 ジョルディ・クルークス(福岡)


ここからはウェーバー・逆ウェーバー順指名。4巡目はかしまわりさんから3番目、5巡目は96さんから9番目となります。
清武の獲得に成功したことで気をよくした自分は、やっぱり左利きの右SHが欲しくなります。
ただし坂元達裕をここで獲ってしまうとセレッソ枠も使い果たすことになる。
なのでここは涙を飲んで坂元には我慢してもらうことに。
アウェイで決められたゴールは絶対に止められないシュートでした。

しかしここで事件が起こります。
なんと4巡目にヒグチコータさんが田中聡(湘南)を選択します。
ロティーナのチームにとってはCBだけでなく、CHも重要。優勝を狙うには、つなげて、ボールを奪えて、スペースを埋めることができるCHが必須です。
そこで目をつけていたのが田中聡。彼はすごいです。まだ19歳ですが2種登録だった昨年は左IHで、今年の第6節は3バックの左で、クルピ最後の試合ではアンカーで、どのポジションでも素晴らしいプレーを見せていました。
本来であれば3巡目で選んでおきたかった選手です。
清武とクルークスで舞い上がっている場合ではありませんでした。

5巡目 田中 駿汰(札幌)


田中聡ショックが抜けきらない状態でCHをどうするかばかりを考えていましたが、まずは田中駿汰を選択。松田陸にしなかったのは先程の坂元と同じ理由です。セレッソの選手はよく知っているの1枠は残しておきたい。
そしてポジションは右SBですが、クルークスを右のワイドにはらせるので3バックの右でプレーできる選手が欲しかったからです。
ここでCHを選ばなかったのは、5巡目が逆ウエーバーだったのでまたすぐに6巡目が来るから。
とはいえ同じ田中姓の選手を選んでいることからもわかるように、頭の中はCHでいっぱいです。

6巡目 柴戸 海(浦和)


つなげて、ボールを奪えて、スペースを埋めることができるCHとして選んだのは柴戸海。
もちろん96さんのことも考えましたが、優勝するには背に腹は変えられません。6巡目の時点でまだ空いてましたしね(笑)。
ロティーナが今季清水で苦しんだ理由の1つがCHであることは間違いありません。実際チームが始動するとCHがヤバいってなって、昨季までセレッソにいたデサバトの獲得を画策し本人のOKは出たものの家族の来日ビザが出なかったことで話が流れたということがあったとかなかったとか。知らんけど。
もしデサバトが清水に来ていればきっと柴戸じゃなくデサバトを選んでいた可能性が高いので、もし恨むなら僕ではなく清水か日本政府にしてください。

7巡目 明本 孝浩(浦和)


左SBに明本を選んだのですが、正直ここで左SBを選ぶつもりはありませんでした。
旗手の左SBも考えられるので、それよりまだ埋まっていないポジションの方が優先順位は高かったのですが、ここは完全にノリです。
とはいえ旗手と明本(+清武)がレーンを入れ替えながらプレーできるのは夢があります。

8巡目 山下 敬大(鳥栖)


FWはこの時点で皆さん選んでおられたし、枠の問題もあって当初リストアップしていたメンバーのほとんどが既に選べない状態になっていたのですが、明本と旗手を揃えたことで前線は既にある程度計算できる。そしてクルークスもいるのでクロスは入ってくるので山下敬大を選択。

9巡目 山口 蛍(神戸)


残っていたのはCH、左CB、GK。
そして自分が8巡目を選んだあとにちくわさんが8巡目に前 寛之(福岡)、9巡目に瀬古 歩夢(C大阪)を選出。
この2人はリストアップしていた選手だったのですが、ちくわさんが前を選ぶ際に山口蛍の名前が上がっていたので、単純にそれを拝借しました。(ちくわさんは既に神戸の選手を2人、大迫勇也とフェルマーレンを選んでいたので枠がなかった)
山口蛍と柴戸海のCHは強烈です。

10巡目 キム・ジンヒョン(C大阪)


瀬古がいなくなったのでGKにセレッソ枠を使うことにしました。ミドルレンジのパスは鬼です。
GKは他にも上福元 直人(徳島)、権田 修一(清水)とロティーナ経験者がいたので後回しにしていました。権田もシーズン中盤以降はキックがかなり上手くなったと思います。

11巡目 福岡 将太(徳島)


最後に残った左CB。ロティーナのチームは守備も特徴的ですが、それもこれもボールを運べるからこそ。そして左足を使えるCBが欲しかったからです。
もちろん第一希望は左利きのCBでしたがかなり人気が集まると聞いていましたので。

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布陣はこちら。
4-4-2のイメージが強いかもしれませんが、ロティーナ監督のガチチームだと非保持でも5レーンに選手を配置したいので最初から中盤は5枚で考えていました。もちろん清武が前に出て4-4-2にも可能です。
ボール保持では左の片上げ、もしくはCHが落ちて、旗手が内側、清武が右ズレするイメージです。旗手と明本はレーンを変えてもいいです。
最初に上手く行ったことと思わぬ展開で、最初に想定していた以上に堅いガチチームになりましたが、このチームだと保持も非保持も秩序を保てて、優勝を狙えるチームになったのではないでしょうか。

今回はお誘いいただきありがとうございました。楽しかったです!


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