2019年開幕戦_190506_0007

中島卓也選手マニアック分析~3・4月編~

野球が大好きな #やきう女子 の集まる日本やきう女子機構(通称「NFB」)。
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野球というスポーツは、
目に見える数字=結果で個人評価されることが多いのかもしれない。

しかし、私たちはその過程や目に見えない数字にこそ面白さと努力が詰まっているのではないか?!と暇さえあれば分析に明け暮れているのである。

出来ることならば四六時中野球のことを考えていたいのだが、その為にはどんな生活リズムにすればいいのかと頭を抱えるくらいだ。

私たちは普段ごく普通の仕事をしている。それぞれ朝9時から17時までの仕事を終え、ナイターがある日にはドームに足を運びそれぞれの応援スタイルでリフレッシュしている。
外野席で中島選手のファウル数を数えながら2ストライク以降の粘りに祈りを込めるasamiと、内野席でスコアブックを片手に赤丸をつける喜びを感じながら熱い視線を送るemina。実は二人は一度も球場で会ったことが無いのだが、SNSを通じて『同じ視点で中島選手を応援している』ことにお互い惹かれ共同研究をしよう!と話が盛り上がったのだ。

これは、今までの人生の中で全くと言っていいほど野球とは無縁だった女子(asami)と小さなころから野球に触れあってきた女子(emina)があらゆる角度から中島卓也×野球を分析し考察した研究結果を不定期にお届けるする内容になっている。

あくまでも『中島卓也愛』の表現方法のひとつとして捉えてほしい。

3・4月の結果報告(2019.03.29~04.29)

まずはNPBでも発表されている数字がこちら↓


今までの中島といえば自慢の俊足で内野安打にする事が多かった印象だが、単打17本のうち内野安打は5本と半分以上が左に右にと広角に打ち分けている。

ひとつ驚いたことは、決して不調ではなかったものの開幕から5戦目の楽天戦で先発だった辛島対策としてスタメンから外れた事だ。
これは今年、大胆なシフトをしいたりショートスターター制度を導入したり様々なデータからチームが優勝への想いを重ねた結果だった事を信じている。

打順別でみる打率

3.4月は例年には珍しく8番でのスタメン機会も多かった。

4月に8番スタメンの試合は全試合で出塁という記録を残した。今季初の猛打賞を記録した4月20日(ロッテ戦)も8番だったのだ。
また、四球が少ないところをみても前に打つ意識が高まっている事がうかがえる。今年の中島は何か違うぞという意気込みすら感じる面白い結果となった。

ファウルからみる打撃の変化

中島といえば、数年前までは粘って粘って粘って四球で出塁をする頭の良い技でアピールすることで1軍スタメンの座を勝ち取ってきた。

もちろん、そこには本人の並々ならぬ努力が積み重ねられている訳だが
ずーっと同じことを続けていても周囲の環境が変わればスタメン落ちも考えられた。

その時、チームに必要な人材としてどう挑んでいくのか。

中島はずっとそれを考えているように思える。愛ゆえの偏った見方かもしれないが、少なくともその姿勢から学ぶことはたくさんあった。
私がファウルに興味を持ったのも12球団一のファウル数で話題になる選手の思考回路がとっても気になったからだ。

私自身、始めは総ファウル数を数えていたものの野球のルールを覚えていく中で『意味があるファウルとは?』という考えに変化していった。
今年はさらに2ストライクからのファウルがどのようにチームの力になったのか?ということにスポットをあててみたところ面白い事がわかってきた。

なんと6割以上もの確率で得点に繋がっていたのだ。

切り口をかえるだけで目に見えない数字もこんなにもチームの力になっていたのかと思うと、まだまだ面白い切り口は沢山ありそうだ。

見方をかえると良さがわかる

自分が今置かれている環境に嫌気がさしている人もいるだろう。

しかし、見方をかえると人や物事の良さがわかることがあるのでは?どんな環境でもみつかるのではないかと私は野球を好きになってから強く思っている。

今日も気分転換に分析しながら日常に置き換えて考えることはこの先も続きそうだ。

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