守護霊は三峯神社に向かうべし!と告げた。
ここのところ、全く理由もなしに神経が張り詰め、落ち込みも激しく、如何したものかと思案していたのですが
いよいよちょっとした希死念慮みたいなものも感じたため「これは…憑いたな」と思い、休日に少し神聖な場所にいき身を清めることにしました。
日帰りで行ける場所で、幾つかのお気に入りのパワースポットを候補にあげ、霊査したところ、守護霊からは圧倒的に「三峯に行くべし」とのメッセージ。
しかし、私といえば根がものぐさにできている上に、昨今の精神状態でありますから守護霊達からの霊的メッセージすら退き「三峯はちと遠いですねぇ…えっと…まぁ起きれたら、起きれたら…まぁ、はい」程度に答え(笑)寝過ごす気満々だったのですが、近頃全くなかったびっくりするくらい爽快な目覚めで…(笑)これは、やむなしと早々に支度をして出発をしました。
久方の朝の満員電車に揺られ池袋から、レッドアロー号にのり西武秩父駅へと向かいます。
いやはや、通勤ラッシュの渦中で旅先へと向かうこの心持ち、どう例えましょう。背徳感、優越感、その他諸々が折り混ざって、もはや私は不登校YouTuberになった気分です。はやぽん。
旅のお供に持参した折口信夫の古代研究を読んでいると「冬の枯死は全然違った世界に入るための準備期間」なる言葉があり、なんとなく自らのこの憂鬱な気分が冬の枯死と重なり、少し希望がみえてきます。
あっというまに西武秩父駅に着き、そこからは三峯神社行きのバスに乗り込みます。なんと、ここから1時間20分!ひたすら山道を登ります。
当たり前ですが、昔の人は車なぞなく、講中などもそうですが遠方からみんなでテクテク向かったわけですから、凄まじいものです。いわば、当時の人はそれだけするに値するご利益を知っていたのだともおもいますが。
わたくし自身は今回で三峯神社には四度目の訪れとなりますが、来るたびに、その神威!に圧倒されております。
わたしが霊的な知覚を自覚したのが2016年のことなのですが、実はそのちょっとまえ高校時代の友人と初めての三峯神社に参拝をしていたので、もはや私の霊的知覚は三峯神社の賜物、といっても過言ではないでしょう。
その時はばっちり心霊写真が取れてしまい、なんとそれはこの地で亡くなった私のご先祖であったなんてこともありましたが(笑)とかく訪れるたびに霊的発見のある最強パワースポットなのです。
さて、久しぶりの三峯神社への参道を歩きますと三つ鳥居を過ぎたあたりから神氣とも呼べるとても精妙なエネルギーが心身を癒してくれるのを感じます。
鳥居はここからが神域ですよ、というシンボルですが、三峯に限らず、実際しっかりとその辺りからエネルギーが変わったり、濃くなったりを感じれるのがちょー面白いです。昔の人もしっかりとその辺を感じとり、理解し、作ったのでしょう。
そしてこのえも言われぬ優しい神氣は、全身に鳥肌が生じ、涙が出そうになるほどです。
本当にただ、その場にいるだけでとかく気持ちがいいので、ゆっく〜り散策をしながら社に向かいます。
パワースポットでは、あれもこれもといろんなところに行きたくなるものですが、ベストな過ごし方はのんびーりすることなので草花や鳥の声、吹き抜ける風を全身で感じていきます。
さて、この三峯神社の御由緒、古代、ヤマトタケルノミコトから始まり、空海やら役小角やら歴代スーパーサイキックが訪れているという旨が書かれているのですが
ここで気になったのが、空海が十一面観音像を奉祀しているとことです。
十一面観音は菊理姫の本地であるので、三峯神社のご祭神はその奥の院に、記載はありませんが菊理姫系統の信仰もあったとも言えます。
三峯神社は江戸時代までは、天台宗本山派修験のお寺であり、明治に入って神仏分離令で三峯神社と称したようですが、それまで旧本堂にはその十一面観音が祀られていたようです。
いやはやこれまでは三峯といえば御眷属、犬神、大口真神様ばかりに気を取られていたため菊理信仰も見え隠れしていたとは新たな発見でした。
長くなってしまいましたので次回、続きます!
(この文量から私の憂鬱が三峯訪れただけで吹き飛んでいるのがわかると思います…笑)
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