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SoD, 第13章、フードの男と主人公の対話、スキー殺害の真犯人

<バルダーズゲート、フレイミング・フィスト本部にて。牢に投じられた主人公の前に、フードの男が姿を現す>

フードの男
「そなたには鎖がよく似合う、バールの子よ。そなたが救った人々はそなたの敵となり、そなたを生ける悪夢のように扱っている。この街のために尽くしたあとで、牢獄に入れられる気分はどうだね?」
主人公
「正直言って、いいものじゃないわね」
フードの男
「生は理由を述べることなく我らに不幸を押し付ける。私ほどそれをよく知る者はない」
「そなたには闇の血が流れていると私は警告した。神の血は軽々しく弄べるものではない。制御されなければ力も破滅のもとだ」
「しかし、そなたはここを切り抜けると私は確信している。偉大な運命がそなたを待っているのだ」
<主人公、眠りにつく。夢にスキーが殺される現場を見る>
「ほほう。そなたの心は以前よりも私に対して閉ざされている―私の意志を拒んでいる。そなたはさらに力を増した、バールの子よ」
「起きよ」
<主人公、眠りから覚める>
「教えたまえ。何を見たのだ?」
主人公
「スキー・シルヴァーシールドが死ぬところを。彼女を殺した者の顔を」
フードの男
「私が努力したにもかかわらず、そなたは思い出した。驚くべきだな」
主人公
「もっと驚かせるわ。自由になったら、私は必ず借りを返す」
フードの男
「そなたより強大な者らがかつて私に立ち向かった。それでもなお、私はここにこうしている」
「そなたはここから自由になるだろう。我らはいずれ再会する。その時を恐れよ、バールの子。我ら両者が向かう先は長い」
<フードの男、立ち去る>

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