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SoD, 第8章, タコスと主人公の対話、絶望に沈む宿屋の亭主

<コーストウェイ・クロッシングにて。主人公は火事で焼け落ちたらしい大きな建物の残骸と、そこで悲嘆に暮れるハーフリングの男性に出会う>

タコス
「貴様は何を考えとったんだ、タコスよ?やつらは7人もいたんだぞ。7人もだ。いったい何を考えとったんだ?」
「ああ、何の意味があった、え?何の意味が?」
「閉店中です」
主人公
「この建物、丸焼けじゃない。ここで何があったの?」
タコス
「ああ、行ってくだされ。わしには誰と話す気力もない。焼け跡の灰を喉に詰めて死んじまいたい」
主人公
「何があったのか私に話してみません?何かお手伝いできるかも」
タコス
「話さんと行ってもらえんなら、話しましょう。ご立派なる十字軍兵士の一団がうちで酔っ払って騒ぎ出しましてな。わしは奴らを叩き出した。したら奴らはうちの宿に火をつけた」
「わしは生命より大事な3つの家宝を火事でなくしちまった。家内はわしを捨てて行っちまった。子供を連れてバルダーズゲートへ」
主人公
「こんな苦しみを舐めることになってお気の毒です。宿屋やご家族のことは私にはどうしようもないけど、家宝のことならお手伝いできるかもしれません」
タコス
「わしは何もかもなくしちまいました。家族も、宿屋も、外套も、盾も、鏡も…家宝が戻れば、わしも生きる甲斐が見つけられるかもしれんです」


*タコスのために外套・盾・鏡の3つの家宝を探してあげるクエスト。注意すべきは、この家宝はみな一見ふつうのマジックアイテムで、説明にも特に家宝とか書いてないので、気づかず自分で装備してしまって「見つからんなー」と探し回る可能性があること(3つ揃ったらメッセージが出るからわかるけど)。なお、宿の名前はスターリング・シルヴァーというらしい。

***ちょっとネタばれ***

*盾以外は宿の焼け跡あたりで見つかる(ひとつは隠し宝箱だから注意、そばを通ると見つかる。ファインドトラップの能力がいるかも?)。盾はこのマップの隣、コーストウェイ・フォレストのイベントで手に入れられる。
*家宝は相当の逸品なのでネコババしたくなるかも…でも、返してあげるとBiter+2という無限ダーツがもらえる。酸ダメージ+1付きだから次のマップのトロルに使えるし、BG2にも持ち込めるぞ。

*ちなみに、家宝を全部揃えてタコスに返してあげると、彼は元気を取り戻して、バルダーズゲートまで奥さんを探しに出発する。主人公がバードだと、ハナムケに一曲奏して景気づけしてあげられるとか。

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