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SoD, 第9章、ラサードと主人公の対話、ロマンス#2

***自力でロマンスを楽しみたい!という人はネタばれ注意!***





#1の続き。#1でラサードは戦闘中に主人公を見つめていたことをうっかり口にしてしまい、大いに焦っていた>

ラサード
「失礼ですが、<主人公>、少々お話できますか?手短に済ませますので」
主人公
「どうしたの、ラサード?」
ラサード
「この前のやりとりのことがずっと気になっていて。あなたを本当に不快にさせたのでないことを祈ります」
主人公
「あなたが戦闘中に私を見てたって不快なんかじゃないわ。むしろ、ちょっぴり嬉しいくらい」
ラサード
「それを聞いてほっとしました。これで楽な気持ちで任務に戻れます」
主人公
「急ぐことないでしょ?たしかに時間は大切だけど、だからといってお互いお喋りくらいしていいはずよ」
ラサード
「私にここにいてほしいのですか?」
主人公
「あなたがそばにいる感じが好きなの。あなただって私の目にたびたび止まってるわ」
ラサード
「私は身体能力をベストに保つことにつねに努力しています。あなたに鍛錬を認めていただけて嬉しいです」
主人公
「ほんと。あなたのひたむきさには、私、心を…えと、誰でも、みんな、心を動かされるわ。あなたはとても啓発的な人よ」
ラサード
「ありがとう。それでは、私はちょっと集中しなければならないことがあるので。また後でお話ししましょう、きっと」


*ロマンス#に続く。
*ラサードはとても謹直な性格なので、腹芸は通じないし、空気も読めない…



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