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SoD, 第8章, 主人公の夢#1、血の絆と復讐

<コーストウェイ・クロッシングにて。キャンプで休息した主人公は、先にバルダーズゲートで血戦の末に倒した半兄にして義父ゴライオンの殺害者であるサレヴォクを夢に見る>

サレヴォク
「私がほんとうに死んだとは思っていまいな、お前?」
「我らの間には絆がある。お前と私の間には。最も鋭い刃でも断てない結びつきが。血と、憎しみと、死でできた絆が」
「私はソードコーストの喉首を扼していた。ソードコーストは私の手の中でもがき、悲鳴をあげていた。そこに…お前だ」
「私はお前を殺しておくべきだった。他の大勢をそうしてきたように。だが、何かが私の手を押し止めた。それまで私が知らなかった弱さが」
「我らは同じものなのか、妹よ?殺戮の神から生まれ、ふたつの体に宿ったひとつの魂なのか?」
「我らふたりの仲は終わることはない。お前と私は。たとえ死によってでも」
主人公
「終わりはとっくに来て、去って行ったわ、兄さん。私はすでに復讐を遂げた」
フードの男
「本当に遂げたのかね?終局には、そなたにはただ復讐のみしか残るまいぞ」
「さあ、わかったかね?」

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