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SoD, 第9章、スキーとダンカンの対話、最も価値ある新兵

<ボアレスキール・ブリッジ、十字軍キャンプにて。十字軍を殲滅したあと、エンター大公の娘のフィスト・ゴールドバックラーことスキー・シルヴァーシールドが副隊長ベンス・ダンカンとともにやって来る>

スキー
「ねえ、ここって面白かった?キャンプじゃつまんなくて、つまんなくて、つまんなくて。ダンカン副隊長ったら、あたしをキャンプから出すのを断固拒否だったのよ」
主人公
「もちろん、あなたを守るためにね。私たちの誰もフレイミング・フィストの新兵最有望株を危険にさらしたくはないもの」
ベンス・ダンカン
「そう言ってくれてありがとう、<主人公>。これで少し肩の荷が下りました」
スキー
「失礼ですが、ダンカン副隊長。あなた、何かおっしゃって?」
ダンカン
「…いや。私は何も言っていない、新兵」
「我々はここではいい結果が出せました、<主人公>。ドラゴンスピア城に着くまでこの運が長続きすればいいのですが」
「橋をお渡りになってください。我々は後に続きます」


*スキーは大公の暗黙の了解のもと、身元を伏せてフレイミング・フィストに参加している。彼女の正体を知っているのは主人公やダンカンなどごく少数だが、ワガママなスキーは何かと主人公やダンカンを手こずらせている。

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