見出し画像

SoD, 第9章、ドルンと主人公の対話、使命に失敗したドルン

<ボアレスキール・ブリッジ、十字軍キャンプにて。主人公らの入っていた牢の前には、見覚えのある人物が入っていた(奥の牢にはトロルも)>

ドルン*
「トロルどもに構うな。やつらはお前を肉としか思ってない。俺は、しかし、もっといいものをやれる―俺をここから出してくれるなら」
主人公
「ドルン・イル−カーンじゃないの。檻の中のあなたを見るとは思わなかった。何があったの?」
ドルン
「<主人公>か。こんな所で何をやってる―?いや、どうでもいい。扉を開けてくれ。出してくれ」
トロル
「オレたちも!オレたちも出して!」
ドルン
「黙れ、化け物。口がきけるケダモノが喋りやがる。何をぐずぐずしてる、<主人公>?さっさと出せ!」
主人公
「出してあげてもいいけど―まず、どうして檻に入ることになったのか教えて」
ドルン
「俺はケイラーを信仰する僧侶のホルモルン尊師を暗殺しようとしてるところを捕えられた。あのバーゲストと呼ばれてるやつが俺を邪魔だてするとは予想外だった*」
主人公
「ケイラーは神じゃない。彼女を信仰する僧侶なんていないでしょ。どうしてこのホルモルンを殺そうとしたの?」
ドルン
「俺の仕えているウル−ゴソズ*の命令だ。ホルモルンの死を求めたのは彼だ。俺は彼の命をしくじってしまった」
主人公
「何のために?」
ドルン
「俺の主人は自分の考えを話すつもりはなかったし、俺も聞こうとするほどの愚か者ではない」
主人公
「ここから南東のところにフレイミング・フィストのキャンプがある。私があなたを寄越したと言って。私が戻るまで、彼らがあなたの面倒をみてくれるわ」
<ドルンを牢から出してやる>
ドルン
「俺を自由にしたのは小さからぬ手柄だ。お前の尊大さは大目に見てやろう―今回は。お前の言ったキャンプとやらで次に俺と会う時は、俺に向かって命令するような小癪な真似はもうしようと思わんことだな」
<立ち去る>


*BG1でのコンパニオンNPC。ハーフオークのイービルの男性で、クラスはブラックガード。BG1で仲間にしてたりロマンス相手だったりしてたら、たぶんセリフが変わると思う。冷酷殺伐なハーフオークだけど、なかなか知性的。
*バーゲストも同じハーフオークと言われているから、同族のよしみで見逃してくれると思ってたのだろう。
*ドルンが仕えている悪の存在。デーモンとも言われデヴィルとも言われハッキリしないもよう。ドルンは彼に従うことで、ブラックガード(暗黒騎士)のパワーを得ている。

*この近くの箱にドルンの装備品一式(専用剣とか)が入っています。

*SoDにはハーフオークのキャラがわりと出て来るから、彼がPTにいると面白い会話が聞けるのかも?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?