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SoD, 第10章、ニーラと主人公の対話1、ポーションの効果、リンクの調節

<デッドマンズ・パスにて。ついにアドイを黙らせるポーションの材料をすべて揃えたニーラは、野営すると勇んでそれを調合にかかる>

ニーラ
「さあ、いつでもいいわ、もうこれを終わらせる準備はバンタンよ。おやすみなさい、<主人公>。こっちはしばらくかかるわ」
<休憩、8時間経過。次のヴォギルンのセリフはあとのグリントとの会話に続くので割愛>
<休憩後>
ニーラ
「さあ終わった。アハハハ!終わったわ!スゴいじゃないの、え?バッチリよ…何も聞こえて来ない…」
「よし、よし、よーし!静寂―祝福されし栄光の静寂!もういちど耳にできるなんて思わなかった。それとも、耳にできないなんて思わなかった、かな。だって、静寂は聞こえないもんね?」
「まだアドイはいる。いる気配がする。でも、これなら許容範囲。やろうと思えば…完全にできる。でも、そこまでする?」
主人公
「いったい何のことを言ってるのか私たちにも説明してくれる?そう、ちゃんとそこまでしてくれないと」
ニーラ
「やだわ、イキリ立たないで。まあ落ち着いて!」
「ポーションのおかげで集中が楽になったの。少なくとも、そういう効果があったみたい。とにかく、あたしたち二人のリンクを制御できるようになった。重要なのはそこよ」
「言ってみれば、あたし―彼の音量を上げたり下げたりできるようになったわけ。わかるかな」
「その気になれば、彼とのリンクを完全に切ることもできる、と思う。一方的に…プツンと。ただ、そこまですることはあるかなって」


*ポーションの材料が集まってから野営をすれば、ニーラは自動的にポーションを作るけど、主人公が例のフードの男の夢を見ると次のキャンプに持ち越されるもよう。

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