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SoD, 第10章、新兵クロヴィスタと主人公とグリントの対話、急所を狙おう

<合同キャンプにて。主人公は軍曹に任された新兵のひとりに訓練をつける>

クロヴィスタ
「始めましょう!いつでもどうぞ、教官どの!」
主人公
「その意気よ、新兵さん。あちらの新兵を相手にあなたの腕を見せてちょうだい」
クロヴィスタ
「畏まりました!ダガーフォードにかけて!」
「太腿に二突き、みぞおちに一突き、そしたら相手は地面にバッタリ!どうでした、教官どの?」
主人公
「グリント、何か意見があるみたいね」
グリント*(主人公PTのクレリック/シーフのノーム)
「君は敵の体幹を狙って突こうとしてるらしいね。それは自然だし、僕にもわかるけど―でも、思うほど効き目はないんだよ。腕にも負担が大きいんじゃないかな、どう?」
クロヴィスタ
「たしかに、練習を始めるとあっという間に疲れてしまいます。もっと筋力をつけなければと思っていました」
グリント
「いいや、頭を使って戦えばいいのさ、筋力ばかりつけなくても。僕としては、膝を狙うのを勧めるね」
クロヴィスタ
「なるほど、おっしゃるとおりです。今すぐ練習を始めます!」


*新兵は6名いるが、PTに特定のメンバーがいると、こんなふうにそれぞれの兵の特徴に応じてアドヴァイス役を買って出る。

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