SoD, 第10章、ニーラとコーウィンの会話、素敵なチーム

＜アンダーグラウンド・リヴァー、地上にて。ニーラはお喋りで剽軽なワイルドメイジの女の子、コーウィンはフレイミング・フィストの威厳ある女性隊長＞

ニーラ
「ヘイ、コーウィン。コーールルゥウィン。コーリィ。コーリィって呼んでいい？」
コーウィン
「だめ。何かしら、ニーラ？」
ニーラ
「別に大したことじゃないけど。ただ、あたしたちの具合いをあなたがどう見てるかなって思って。チームとしてってことよ。ひとつのグループとして、一緒に行動してるあたしたち。うん。すごくうまくやってんじゃない、ね？」
コーウィン
「あなたはいい仕事をしてるわ。あなたのスキルは計り知れないほど価値がある」
ニーラ
「ほんと？本気でそう思ってる？それって…あたし…あたしね、自分のことは別に心配してなかったの。チームとして心配だったの、ね」
コーウィン
「このチームはいいチームよ、ニーラ。あなたがチームの一員で私たちはよかったわ」

＊ニーラは素っ頓狂なようでも内々は自分のワイルドマジック（不安定な魔法力。強力な武器にもなるが暴発して人を動物にしたりする時も）が他人に迷惑をかけるのを気にしているので、チームワークを尋ねたわけ。