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MTG|現代グリクシスシャドウ解説?【モダン】

※この記事はちょっと内容が古くなっているので、基本的なプレイング以外は参考にならない場合があります。ご容赦ください。

グリクシスシャドウとは

強み

死の影を中心とした構築で、思考囲いを躊躇いなく使えるため相手の動きを把握しながら戦える、ハンデスのできるクロックパーミッションと言ったところ。
ハンデスとカウンターをしつつライフを自分から削る都合、コンボに対してめっぽう強く、他のデッキに対してもまんべんなく戦えます。
また、ライフを気にしない欲張りマナベースが可能なため、3色でも余裕でデッキを回せます。
また、デッキ全体が軽いので動くターンと動かないターンの調整がしやすく、テンポを稼ぎやすいのも特徴です。

弱み

まんべんなく戦えると言うことは、噛み合いや相手の上ブレ次第で突破しやすいということでもあり、如何に序盤に相手に動かさせないかが鍵とも言えます。
また、このデッキはフィニッシャーが完成するまでが遅く、しっかり相手のデッキを理解して対処しないとこちらのフィニッシャー候補が除去られてしまい、相手のフィニッシャー1体が止められずジワジワ負けていくことになります。

構築

前に現代グリシャの雑感について書いてますんでざっと目を通したい人はこちらをどうぞ。↓

デッキの中身は知ってるって人は読み飛ばして良いよ。

クリーチャー 計17枚

敏捷なこそ泥、ラガバン 4枚
言わずとしれた最強の猿。
が、こいつの強さは書いてあるテキストではなく、テキストが書いてあること。
1~2パン入れて相手にこのカードが如何に強いかを見せつけ、不釣り合いなトレードを仕掛けるのが一番強い。
ラガバンを相討ちしてくる0マナや1マナ生物がいるハンマーやヨーグモスには減らしたり抜いたりする。

ドラゴンの怒りの媒介者 4枚
このデッキのフィニッシャー1号。
ノンクリスペルで諜報できるのがクロパと相性がいい。
地上しか居ない相手には毎ターン稲妻と同義。
表現の反復と合わせると最大4枚から選べる。
URラガバンみたいな濁浪の執政とかのデカブツ飛行を立ててくるタイプのデッキ相手は減らした方がいいです。

死の影 3枚
このデッキのフィニッシャー代表。
最早サブプランに成り下がったデッキの顔。
顔面削り性能の高いデッキが多く、死の影のためにライフ削ってると死にます。
序盤腐りやすいがゲームが長引けば長引くほど脅威となるというのもあり、枚数を減らしてもなおフィニッシャー性能が高いです。

帳簿裂き 4枚
このデッキのフィニッシャー2号。
ラガバンに除去切らせてからが本番。
こいつ+なんか(2マナor3マナ)でもう謀議できる。
なんだかんだ手札整えながら濁浪すら止められるサイズになるため、とりあえずで置いておくだけでも強力。
赤いデッキ相手には謀議で土地でないカードから捨てておくと稲妻ケアできるのでオススメ。
ダブったラガバンでも捨てましょう。

死の飢えのタイタン、クロクサ 2枚
このデッキのフィニッシャー3号。
そのまま使うと相手が要らないカードを捨てるだけなのでアド損。
あなたがDAIGOならこれで捨てさせたカードから手札を読もう。
除去を積む白いデッキが減ったことから虹色の終焉が撃たれ辛くなっているのも追い風。

インスタント 計12枚

邪悪な熱気 4枚
最強の1マナ除去。
ほぼ単体で完結しており、デッキ回してるだけで昂揚も達成しやすいことからサイドでもほぼ抜けることはない。

稲妻 1枚
あんまり多くてもダメ。
意外と1枚という枚数が味がする。
急いで顔を詰めるデッキでもないため2枚目の採用はしないでも良いと思います。

致命的なひと押し 1枚
これも味枠。
枚数が多いと濁浪の執政などのデカブツに当たらず苦しい思いをすることになるので、2枚目積むとしてもメインサイドで散らすのが良いと思います。

終止 2枚
そうだ、邪悪な熱気でもプッシュでも取れないなら確定破壊すればいいんだ!
このデッキの2マナアクションは余り強くないので、デカブツを引き出してから使おう!
後述しますが、除去はすぐに切るよりクリーチャーでクリーチャーを止める意識をした方が良いです。

湖での水難 4枚
4枚入れてるけど強いときと弱い時のムラが激しいから減らしたいカード。
でも強いときにいっぱい引きたいからいっぱい欲しい。
墓地無くても続唱サイに対して対抗呪文or終止できるので最高。
最近はリビングエンドの方が多いが、墓地が溜まりやすく、やはり対抗呪文or終止できるので続唱相手はやはり最強。

ソーサリー 計9枚

表現の反復 4枚
パイオニア禁止のパワカ代表。
レガシーでもこれを撃った回数が勝敗を分けるとまで言われる。
モダンでは意志の力が無いため即死級のコンボデッキが多くおり、撃つだけ得ということもないが、序盤(土地安定)中盤(手札補充)終盤(解答探し)隙がないと思うよ。

思考囲い 4枚
ではコンボデッキ相手に何をするか?
コンボすらさせなければいいんですね。
ライフ減るのも死の影というカードのお陰でそこまでの損失では無いです。
言うてガリガリライフ削ってくる相手には普通に欠損こくので、「如何にも構えてるな」ってタイミングを見計らって使いましょう。

コジレックの審問 1枚
色々あって減らされたカード。
後半引いても弱かったりするが環境的には強いので面影だけ残ってる。
増やしたさあるけど他に抜けるカードも無いため1枚で我慢。

アーティファクト 4枚

ミシュラのガラクタ 4枚
言うことなしって感じ。
媒介者や帳簿裂きと合わせると宇宙な上、反復で引いてきても手札に変換できる。
フェッチランドと合わせて疑似占術しても良い。

土地 計18枚

山 各1枚

死の影がサブプランになった!!
かわりに
基本土地を入れる枚数が増えた。

血の墓所 各2枚
蒸気孔
湿った墓

蒸気孔を1枚にして他を3枚にしたりしたい病に陥る事もあるでしょうが、結構諜報や謀議で捨てちゃって欲しい時に無い事が多く、2枚ずつが板です。

血染めのぬかるみ 4枚
沸騰する礁湖   3枚
汚染された三角州 3枚

入れている基本土地が山沼なので血染めのぬかるみの枚数を気持ち多めに入れています。
島成分は青系ショックランド4枚で事足りるので気にしなくて大丈夫です。
青い呪文を連打するのはサイド後なので、サイド後の土地の置き方に気をつけてください。


ゲームプラン

目的

序盤の目的はボードマウントを取ることです。
ラガバンや媒介者、帳簿裂きと言った、+αで爆発するようなカード達を相手に押し付け、除去を全部切らせます。
最終的に重いカードしか切れなくなったところに反復を絡めて手数で押したり、何も持ってない所にクロクサによるアド差の拡大など、常にマウントを取ることが重要です。
終盤に向かうに連れ、ボードマウントを取ったまま手札の質を高めて勝負します。

最強の囮

ラガバンや媒介者は除去を切られても、稲妻なら後半顔面に打たれるリスクが減り、プッシュやエンディング切ってくれるなら後半に帳簿裂きやクロクサを簡単に除去られ辛くなったりなど、1:1交換を押し付けられるため展開し得です。
一応、相手が白いコントロールってわかってるならラガバンは疾駆で唱えた方が良いです。(エンディング躱しながら孤独を切らせられるため)

当然相手が序盤詰まってくれればアド差をつけながら1tラガバン→3マナと動いたり、1tラガバン→反復+αという動きも可能です。

また、1t媒介者から2t帳簿裂き+ガラクタで謀議+諜報を発動できるため、手札の動きに余裕があるなら早々にガラクタは切らない事をおすすめします。

帳簿裂きとダブルアクション

帳簿裂きくんは将来的に単体で濁浪の執政や、衝撃の足音のサイトークンを止められるリーサルウェポンになり得るのでダブルアクションを大切にしましょう。
ダブルアクションの重要性についてはこちらを。↓

結構前に観て感銘を受けてたんですが、最近身内のLINEでパウパーの神がシェアってたので更にシェアります。
ダブルアクションを更に強くする帳簿裂きの有用性たるや分かって戴けるかと思います。

ちなみに、媒介者と帳簿裂きがいる場合、
 今欲しいカードが特に無い→謀議してから諜報
 今欲しいカードがある→諜報してから謀議
ってするといいです。
なんか字が似てて読みにくいですが、単純に手札を最大2枚強くしたいか、2枚から1枚引いて今回答を探したいかってだけです。
まあ、わからなかったらとりあえず『謀議→諜報』でいいです。

前方確認ヨシッ

ハンデスのタイミングについて、相手がコンボやコントロールの場合、相手のゲームプランを把握するために1tハンデスから入る事も多いです。
それほどハンデスを構える事は無く、相手の手札が透けている場合は謀議や諜報の為に温存したりもします。

3マナラインに上がるのは割と早いけど、偶に2マナで止まることもあります。
止まってるときにクロクサは結構ダブつくけど、何もしないよりは投げた方が良いので積極的に投げましょう。
クロクサの処理で一番強いのは帳簿裂きで捨てるか媒介者で落とす時ですが、土地3点でのリーサルやカウンターの陽動になり得るので後半引いたときに盤面有利なら中盤以降の温存も視野です。
舐めてポイポイカード使った相手をわからせていけ!

落としたいカードがあるなら積極的にハンデスは使った方が良いです。
構えるようなコントロール系のデッキや、こちらのタップアウトを待っているデッキにはハンデス+カウンターでしっかり潰しましょう。

中盤以降(4~5マナくらいから)

このあたりから、反復や帳簿裂き+αの動きができるようになり、動きに幅が出ます。
このあたりから1マナカードの使用に慎重になります。
それら1マナカードと関わりの深い、ゲームの中核となる表現の反復と帳簿裂きについて解説したいと思います。

序盤の反復

4マナ貯まるのが見える(盤面土地+手札土地=4枚)までは、

追放
※今使うカードを追放する。
※生物はいっぱい盤面にあっても弱いので、盤面での1:1交換が停滞していると思ったら、囲いや邪熱でジャイアントキリングを狙うのが良い。
高:土地、ガラクタ
 :囲い、邪熱(それぞれ当て先がある場合)
 :媒介者
低:その他

といった感じで追放し、

手札
※将来的に使うカードを手札に加える。
※対面によるが除去は優先度高め。濁浪ワンパンできる終止はUR相手ならマスト。
※構える事が強いカードを加えるため、生物は優先度が低い。
高:邪熱、帳簿裂き、終止、水難
 :囲い、重い除去、ガラクタ
 :土地、シャドウ、媒介者
低:その他

といった感じで手札に加えます。
 ・追放→このターンの事を考える。
 ・手札→将来性を考える。
この2つを考えるだけです。
「なんやねん、当たり前やんけ」って人も多いと思いますが、両方ともこのターンの使用を考えて加える人割と多いです。
次のターンの事を考えないからこのターンに効きそうな2枚をピックし、次のターンには必要なくなっていく事も多く、1マナ生物抱えすぎてサイズで勝てなくなって除去が足りないなんて事も多いです。
次のターンの事を考えるなら、
 ・相手の除去の枚数(除去を連打した後は切れてる場合が多い)
 ・相手のデッキが次のターンに何をしたさそうか(続唱なら3マナから続唱投げたいなど)
ぐらいは考えた方が良いです。
僕は考えるの面倒なのでフィーリングで拾ってます。
他にも、相手のマナの支払い方から手札を予測したり、土地の置き方から手札の色配分を予想したりなどもありますが、そういうのは結構ムズいので割愛。
フィーリングだよフィーリング!
言うて結局はクロパなんで相手のカードに有利な1:1交換できそうな息切れさせられるカードをピックするのが板です。

後半の反復

4~5マナ貯まり始めたら、

追放
※脅威になるカードを追放して使用していく。
※軽くて強い生物(シャドウとか帳簿)は優先。
※すぐ使いやすい邪熱などは追放して使うか手札。
高:シャドウ、帳簿裂き、媒介者、囲い、邪熱、ガラクタ、土地
低:その他

といった感じで追放し、

手札
※構えておきたいカードを加える。
※対面によるが除去は優先度高め。濁浪ワンパンできる終止はUR相手ならマスト。
※構える事が強いカードを加えるため、フィニッシャーになりづらい生物は優先度が低い。
高:邪熱、終止、水難
 :囲い、重い除去、ガラクタ、帳簿裂き、シャドウ
 :土地、媒介者
低:その他

といった感じで加えます。

3マナ辺りに比べて4~5マナ溜まったら重いカードを追放しやすいので、後半の反復の方がバリューが出ます。
つまり、反復は無理して序盤に使うよりも、余裕があるなら3~4マナ溜まった辺りで使う方が捲ったカードの質を下げずに使えるので強いということです。
パワカでパワカ引くのが板。

帳簿裂き

1マナのカードの使用に慎重になるのは、何も全除去で有利交換されたり、アド差で手札が弱くなってくのを防ぐだけではありません。
今や5000円近くなってしまったこのカード、ただ突っ立ってるだけで強いです。
もはや除去気にするよりも出して+ガラクタとかで謀議しに行った方が強い。
そこで後半2枚目に唱える枠として、手札に溜まった1マナ枠の出番です。
媒介者とかは手札に来たら出しとく事が多いですが、ラガバンとか除去は腐る事もままあります。
帳簿裂きを誘発させたり、謀議の餌にしてサイズを上げたりなど、1マナ枠を雑に使うより手札に貯めといた方がお得な事もあります。(1マナカードでも使った方が強いなら使った方がいい)
このカードは選択肢を生んでくれる最強のカードなので、出せるだけ出しましょう。
相手の火力除去にスタックで打消しを使い、相手がそれを打ち消して来たなら謀議で躱せる事もあります。
カニスターのモダンチャレンジ優勝の動画なんて育ち過ぎて濁浪を止めてました。
昂揚や脱出で何かと墓地を肥やす必要がありますがこのカードが勝手に墓地を貯めてくれます。
このカードの利点は語れば語るほど5000円の価値を提供してくれますね。
パワカが板。


マリガン基準

この話を後回しにしたのは上で書いたプランを基に考えてほしいからです。

土地枚数

2~3枚ならキープ、4枚以上と0枚はほぼマリガンです。
1枚の時は、
 ・媒介者+ガラクタ
 ・ラガバン+ガラクタ+フェッチランド
 ・フェッチランド+ガラクタ×2以上
の時にキープします。
土地2枚以上はマストで、2枚目を狙える手札ならキープしてもいいかなって感じです。
フェッチ+ガラクタで擬似オプトが板。

土地以外

基本的に土地が2~3あれば他は何でもキープしますが、
 ・クロクサが2枚あり、他が重い
 ・相手のデッキがクリーチャーデッキなのに手札がクリーチャーに偏りすぎている(このデッキのクリーチャーは殴り合いに弱いため)
 ・ラガバンが3~4枚
とかはマリガンです。
クロクサは1枚程度なら帳簿裂きで捨てるルートがあるので耐えます。
2枚はちょっとキツい。
手札にクリーチャーが固まるのもデカブツにチャンプしなきゃいけない状況は先細りしてクソなのであんまりやりたくないです。
ラガバンはいっぱいあってもいらんので、2枚でも他が弱そうならフリーマリガンと思ったほうが良いです。

相棒が指定できるという都合、最悪除去ハンドでも戦えますが、逆にクリーチャーしか居ないハンドは本当にサイズ負けしまくって弱いので、このデッキがクロパということを思い出しましょう。


対面毎の考え方

正直そんな語れるレベルじゃ無いと思うんですが、足がかり程度に考えていただければと思います。
以下気が向いたらどんどん書き足していく予定です。
※2022年8月2日時点の環境を踏まえての語りです。

対アグロ(バーン、ハンマータイム等)

メインプラン

ライフを大切に。
バーンなら3点火力が飛んで来るので、3×相手の手札枚数+1点を目安にライフ管理をしてください。
ハンマー対面はシャドウ運用を捨てて、除去とハンデスを大事にし、ライフは10点より多く保ちましょう。(ハンマーで一回しばかれる想定)
ちなみにハンマーの絆魂付与は盤面さえ勝てばあとは削るだけなので気にしなくて大丈夫です。(カニスターはヘリオッドカンパニーを400点削ってた)

サイドプラン

対バーン
 IN:ピアス2、狼狽1
 OUT:終止2、囲い1
 相手が土地を絞っている関係上、ピアスが刺さりやすいです。
 また、ライフを自分から削るカードは後半腐るので少し減らします。
 土地をあまりショックインしたくないので2マナかつ用途が限られている終止を抜きたいです。

対ハンマー
 IN→コラコマ2、爆薬1、高月1
 OUT→ラガバン4
 メムナイトで止まるためラガバンは抜きます。
 取れるカードも弱いので。
 入れるのは除去と妨害。高月の指定はウルザの物語か、場合によっては墨蛾です。

対クロパ(URマークタイド、ミラー)

メインプラン

除去の切り方が本当に大事になる対面です。
極力、相手のラガバンはクリーチャーで受けましょう。(しげき神の「ラガバンにはラガバンをぶつけよ」の教えより)
理由は他に除去を切りたいクリーチャーが多いから。
逆に相手には1マナ生物に除去を切らせましょう。
後半に出てくる帳簿裂きやクロクサに除去切れなくなったら勝ちまであと少しです。

サイドプラン

対URマークタイド
 IN→論争1、霊柩車2、コラコマ1
 OUT→媒介者2、水難2
 媒介者はマークタイドや帳簿裂きに突っ込むの弱すぎて減らしてます。
 また、水難も霊柩車で墓地追放する都合や、マークタイド避けられないなど弱点も多くあるため、抜くまでは行かずとも減らしてます。
 入れる論争はマークタイドや反復に当てる用です。
 

対コンボ

考え中



サイドボード後の墓地対策について

最新の墓地対策から見る考え方

未認可霊柩車
大祖始の遺産
忍耐

この3つが最近の定番です。
グリクシスシャドウに対しても確実に入ってくるであろうこのカード、対処方法はプレイを変える他ありません。
コラガンの命令でファクトなら破壊するプランもありますが、この噛み合いのためだけにコラガンの命令撃てるかは運になるのでサブプラン程度に考えた方がいいです。
ラガバン同士で睨みあってるところに霊柩車とラガバンターゲットで撃つコラガンの命令が一番気持ちいい。

具体的なゲームプラン

プラン自体は元のプランの延長です。
1マナ生物に除去を切らせてフィニッシャーを走らせます。
このデッキのフィニッシャーは、
 墓地に頼る:媒介者、クロクサ
 墓地に頼らない:死の影、帳簿裂き
となっており、墓地対策をされた場合にどちらを優先して除去の的として差し出すかは一目瞭然ですね。
クロクサは対策されると着地できないので手札を捨てさせる運用の方が主になります。
多分、『墓地対策されて勝てない』という人は、墓地に頼らないフィニッシャーに除去を切られてます。
相手の除去の当て先はこちらが決めましょう。

墓地対策されたときのサイドボードガイド

湖での水難
湖での水難は墓地に頼り過ぎなため、2枚残して抜けます。
全部抜いてしまうとカウンターできなくなり、プレイの幅がなくなってしまうので気持ち減らす程度が良いです。

ドラゴンの怒りの媒介者
特に減らさなくていいです。
寧ろ墓地対策引けてない時にブンブンしていけるので特に気にすることはありません。
なんならこのカードの役割はドローの質を上げる事の方が恩恵が大きいので墓地対策されるから抜くということは無いです。

死の餓えのタイタン、クロクサ
絶対に減らさないです。
相手はこれが見えたら絶対に墓地対策しなければならず、例えばクロクサを2マナで使った場合、ハンデス+墓地対策でクロクサ1枚に2枚分要求できます。
こちらからしたら態々墓地対策を置いてくれる分テンポ損させられるのでありがたいですね。


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