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8/25 airatticライブ

airatticというアイドルグループのライブに行ってきた。
無料ライブということで初心者もいるだろうとちょうどいいきっかけを得たぼくは、気になっていたアイドルのライブに行ってきた。

ライブは感動ものだった。
すごくキラキラしてて優しく語りかけてくれたみたいで、カッコイイ太陽みたいな初めての感覚に襲われた。なぜかわからないけど励まれてる感覚になった。(おそらく自分がうまく行かないことばかりで精神的につらいからだろうけど。)かっこいい曲にかっこいい衣装と歌。振り付けはたまにかわいいのが僕のairatticの好きなところだ。

airattic初心者で初めてでわからないことだらけで地下アイドルのノリ?ってやつを初めて体感した。最初はびっくりしてちょっと怖かったけどその一体感がいいのだと気づいた。

ライブのあとに写真会があって、ツーショットを撮って一分くらいお話ができる時間があった。ぼくの推しは神楽寧々ちゃん。tiptoeで活動していた頃からずっと画面上で応援していた。寧々ちゃんは一番人気だったので後ろの方に戸惑いながら並んだ。自分の番が近づくと寧々ちゃんが近くで見えて心臓の音が大きくなった。実は話したいことが一つだけあって、ぼくの本名が寧々ちゃんと同じ「寧」の字が使われてるってこと。これで勝手に運命を感じてたことだけは伝えたかった。

ぼくの番が来た。寧々ちゃんは小さくてイメージ通りのお人形さんみたいな整った顔をしていて、想像以上に表情豊かで可愛かった。ツーショットはポーズがわからなくて寧々ちゃんを強調しておいた。恥ずかしい。
撮り終わると話す時間だ。なんか言わなきゃ!と思って焦った僕は、名前のことを伝えるのを躊躇して
ずっと応援してました…。
はじめてきました…。
かっこよかったです…。

すっごくダサい感じになってしまった。

すると寧々ちゃんからお名前なんですか?って話を繋いでくれた。ここで千載一遇のチャンス!気持ち悪いこと伝えられる!と思って覚悟を決めた。しかしその瞬間、僕は運には恵まれてなかった。「お時間でーす」と係の人。僕は焦って名前だけ言ったから笑われてしまった…。恥ずかしがらずにはじめからちゃんと伝えられたらよかったのに…。

そもそもアイドルを応援するときに本名とは違う名前を用意する文化もそういえばそんなのがあったなぁ程度。名前の件を伝える覚悟とリサーチが不足していた。僕の恥ずかしい失敗ははじめから決まっていたのだ。 

たくさんの感動とほんのすこしの腰の痛さとまるで靴に石が入ってるような小さな引っかかりを持って帰りの電車に乗ったぼくは、ワンマンライブの告知があったことを思い出し、これに行こうと決意した。それと、名前の気持ち悪い件をちゃんと伝えたくなったからairatticの曲を聞きながら次のライブを探し始めた。

アイドルのライブを現地で見るのはこんなに良いものか。アイドルを応援するのはこんなに良いものか。と思った。この頃生きづらさを感じてつらいことが多くて嫌な考え事ばかりしていたが、そんなこと全部忘れられてたくさんの元気をもらった。どんどん気持ちが大きくなり、airatticをもっと応援したい!現地のライブに行きたい!アイドルをもっと応援したい!airatticが大好きだ!アイドルが大好きだ!アイドルというものはとても素晴らしい!アイドルありがとう!そんな事を考えていた。

家に帰ったぼくはiPadでシャニマスのインストールを始めていた。


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