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【NJRPG-2ND/プレイエイド】「生い立ちとマイナースキル」の読み替え(2)

「生まれは……キョート」スーサイドは呟いた。「棲家はシトカ」垂れた鎖を、腕の一振りで強く締め付ける。白く光る。「忘れた事はねえ。テメェがやった事はよ」彼は言った。「ヘイゼル。ヤン。忘れた事はねえよ」「何の事だったかな」シンウインターは不敵に返した。「到底思い出せんなあ」
ー【アルター・オブ・マッポーカリプス 】より

この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」におけるキャラクターの構成要素のひとつ「生い立ち」ルールについて、効果をそのままに名称や描写だけを変更して個性付けを行う、いわゆる「読み替え」のアイデアを提案するものです。

全てのマイナースキルの読み替えが収録されているわけではなく、また中にはやや強引な読み替えや特殊な立ち位置を求められる項目もあるため、実際にはプレイグループの参加者とよく相談してから運用するようにしてください。

これらは上手く使えば特定のプレイヤーキャラクターにフォーカスしたハンドアウトやシナリオフックとして活用することもできるでしょう。

なお本記事に収録されている内容は、下記のニンジャスレイヤーTRPG初版向けプラグインの内容を第2版ルールセット向けにコンバートし、幾つかの読み替えデータを追加した拡張版となります。


11『○ジンクス』の読み替え

『○株式トレーダー(ジンクス)』 :このキャラは何らかの株式を保有しており、持ち株のレート変動に一喜一憂してしまう。「ジンクス判定」を「株価変動判定」に読み替え、その任務におけるムードを決定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのようなジンクスから株式投資の判断に影響を受けているかを表す。

『○ダイス中毒(ジンクス)』:このキャラはギャンブル、あるいはダイスロールに執着しており、今日の運勢でさえもダイスを転がして決めずにはいられない。「ジンクス判定」をその通りプレイヤーキャラクターが行うダイスロールに読み替え、その任務におけるムードを決定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラが何の原因でダイスに判断を委ねることになったかというバックグラウンドを表す。

『○持病(ジンクス)』 :このキャラはニンジャの肉体でもどうにもならない重い病を抱えており、日によって大きく体調が変化してしまう。「ジンクス判定」を「体調判定」に読み替え、その任務におけるムードを決定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような事柄を解決手段や糧として病に向き合っているかを表す。

『○刺激欲求(ジンクス)』:このキャラは刺激やスリルを極端に追究しており、しばしばロシアンルーレットなど危険な運試しをする。「ジンクス判定」ではファイブ・フィンガー・フィレットやロシアンルーレットといった、自傷に繋がるような危険な行為を行っているものとして扱う。

 獲得する知識スキルは、このキャラが何に由来してそのような行為に及ぶことになったかというバックグラウンドを表す。

『○気分変調(ジンクス)』:このキャラは気分の浮き沈みが激しく、日常のちょっとした出来事によって、落ち込んだり元気になったりして、モチベーションに大きな影響を受ける。「ジンクス判定」ではこのきっかけとなる小さな出来事がどちらの感情に傾いたかを判定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラが主にどのような要素からこうした影響を受けやすいのかという傾向を表す。

『○虚空からの声(ジンクス)』:このキャラの頭の中には自分にしか聞こえない謎の声が時折響き渡り、その行動をコントロールしようとする。それが幻聴なのか、第二の人格なのか、あるいはコトダマ由来のものなのかは判然としない。「ジンクス判定」はこの声によって、良い結果がもたらされたかどうか、またその結果がもたらす精神的な影響を判定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラが謎の声をどのように解釈しようとしているのかを表す。

「コレ、コレですね、この黒い丸がいっぱい影みたいにこう、かかってますでしょ、ね」出っ歯のドクターは指示棒でレントゲン写真を指し示しながら甲高い声で説明する。「まあ、ここまで来ると、オタッシャ重点なんですねえ」ドクターは残念そうに溜息を吐いた。「ダメか」「そうなんですよ」


12『○レッサー・ソンケイ』の読み替え

『○期待の新人(レッサー・ソンケイ)』 :このキャラは組織への参入直後に何らかの仕事に携わり、キンボシを上げている。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような才覚を発揮してキンボシを上げたのかを表す。

『○全身イレズミ(レッサー・ソンケイ)』 :ヤクザ出身かどうかは不明だが、このキャラは凄まじい気迫を感じさせる見事なイレズミを全身に施している。

 獲得する知識スキルは、このキャラのイレズミが主にどのような方向性で有効に働くのかを表す。

『○豪胆(レッサー・ソンケイ)』:このキャラはソウカイヤにスカウトされる際など、土壇場で啖呵を切り、胆力と口先だけではない油断ならぬカラテを証明してみせた。

 獲得する知識スキルは、このキャラが土壇場でどのような口上を切る傾向にあるのかを表す。

『○統率者(レッサー・ソンケイ)』:このキャラはパンクスのリーダーなど、荒くれ者を率いる統率者として活動した経験を持っている。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのようなカリスマ性を持ってそれを成し遂げていたのかを表す。

『○八方美人(レッサー・ソンケイ)』:このキャラは誰とでも上手く人間関係を構築する立ち回りに長けており、そうした活動の結果として実力以上の評価を得るに至っている。

 全裸のオイラン二人が男の左右に膝をつき、どこか不安げな表情で、その全身をマッサージしていた。男の背中には炎を背負ったブッダエンジェルのタトゥーが施されており、汗に濡れて不吉に光っていた。彼はエルダーツチノコクランのグレーターヤクザ、アベルだ。素手でバイオスモトリを殺した事もある。


13『○凶悪指名手配犯』の読み替え

『○発狂ニンジャ(凶悪指名手配犯)』 :このキャラの常軌を逸した振る舞いは人々を怯えさせ、金品の強奪を容易にするが、良くも悪くも敵味方の注意を引いてしまう。組織はこのニンジャを監視下に置きながら、粛清する機会を伺っているかもしれない。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような方面に突き抜けて常軌を逸しているのか、あるいは適正を持つのかを表す。

『○ヌケニン(凶悪指名手配犯)』 :このキャラはかつてザイバツ・シャドーギルドやアマクダリ・セクトの一員であったが、重要情報を持ってソウカイヤなどにヌケニンしてきた。このニンジャに対する周囲からの疑いの目は晴れておらず、またザイバツの暗殺者に監視されているかもしれない。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような手法や経緯でヌケニンに成功したのかを表す。

『○冤罪体質(凶悪指名手配犯)』:このキャラは予期せぬカネが突然懐に入ったり、行動を誤解されたりと何かと冤罪を受けやすい。

 獲得する知識スキルは、このキャラが主にどのような手段で冤罪を切り抜けてきたのか、あるいはどのような冤罪に遭遇してきたのかを表す。

『○シックスゲイツ愛好者(凶悪指名手配犯)』:このキャラは特定のシックスゲイツのファンであり、献身的な働きに対する評価として小遣いを貰うなどしている。一方でつきまとい行為は鬱陶しく思われている。あらゆる点でインガオホーと言える。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特定のシックスゲイツにどのような手法を持って鬱陶しさに報われているかを表す。

『○殺人健康法(凶悪指名手配犯)』:このキャラは日々の健康を保つルーティンワークとして、無差別なツジギリ行為に及んでいる。最低限の良識はわきまえているものの、そのノー・フューチャーな振る舞いは誰しもに目をつけられている。

『○ニンジャ殺戮者の獲物(凶悪指名手配犯)』:このキャラは直近の任務で邪悪行為を働き万札を得たが、直後出現したニンジャスレイヤーによって爆発四散寸前まで追い込まれた。幸運にも逃亡に成功したが、彼はまだ獲物の追跡を継続している。


「うるさいぞチェインボルト=サン、ははは……」メンタリストは笑いながらチェインボルトの肩を叩き、「俺はオバケに襲われたが助かったのだ、ウフフ、めでたい」フラフラと出て行った。「……貴様!メンタリスト=サンに何をした!そして茶室……無礼!」ディプロマットへ駆け寄り、肩を掴む!


14『○信心深い』の読み替え

『○もみ消し屋(信心深い)』 :このキャラは悪行をもみ消す方法、もしくはそうしたコネに精通している。【万札】の消費による【DKK】減少処理を、己の悪行の隠蔽工作と読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような方向性で悪行のもみ消しを行っているかを表す。

『○責任転嫁(信心深い)』:このキャラは自らの失敗や悪行を他人に押し付ける狡猾な手段に長けている。【万札】の消費による【DKK】減少処理を、己の悪行や失敗のなすりつけやそれに伴う根回し工作と読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような弱みに付け込んで責任転嫁をしているのかを表す。

『○デジタルデーモン(信心深い)』:このキャラは電子的な痕跡を効率的に消すハッカー、あるいはソフトウェアを知っている。【万札】の消費による【DKK】減少処理を、カメラ映像やIRCログなどのデリート工作と読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラがペケロッパ・カルト等どのような組織やツールを介して痕跡削除を行っているかを表す。

『○ドラゴン・ドージョーの門徒(信心深い)』:このキャラはドラゴン・ドージョーのセンセイに師事している、あるいは協力者として関係性を構築している。【万札】の消費による【DKK】減少処理を、ザゼンによる内省と邪悪なニンジャソウルの抑制に読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラがザゼンを通じてどのようなゼン・アトモスフィアを学んでいるかを表す。

「タ……タルタロス=サン、申し訳ありません。またしても内なるニンジャソウルに屈し、罪を重ねました。……後ほど、自らに鞭打ちを課しますゆえ……」スタラグマイトがドゲザする。「リアルニンジャよ、お前の悪意ある問答が彼を苦しめ、無辜のモータルを殺さしめたぞ……」タルタロスが言う。


15『○ピンハネ』の読み替え

『○死体漁り(ピンハネ)』 :このキャラは死体から金目のものを見つけ出す才能に秀でている。報酬の増加効果を、そのシナリオ等で犠牲になったモータルなどの死体からガメつく金目のものを回収したものとして読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特にどのような品について鼻が利くのか、もしくは死体漁り行為に対するスタンスを表す。

『○臓器売買(ピンハネ)』 :このキャラはかつて、あるいは現在も違法な臓器売買に手を染めている。報酬の増加効果を、そのシナリオ等で犠牲になったモータルの臓器を横流しして稼いだものとして読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特にどのような流通ルートに対する知識を有しているかを表す。

『○株式配当(ピンハネ)』 :このキャラは堅実な株式運用を行っており、定期的に配当を受け取っている。報酬の増加効果を、時間経過による配当金の入金として読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特にどのような時事ネタを元に株式運用を行っているかを表す。

『○管轄区域(ピンハネ)』 :このキャラは小規模な店舗などの運営を許されており、定期的に組織へのアガリを除いた少しばかりの利益を得ている。報酬の増加効果を、時間経過による収益金の回収として読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのようなビズを任されているのかを表す。

『○強欲(ピンハネ)』:このキャラは極めて強欲であり、暴利ローンを組ませる、カニキャッチ漁船に乗せるなどありとあらゆる手段で犠牲者のカネをむしり取ろうとする。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような方面で他人を陥れる手法に長けているのかを表す。

『○表のシノギ(ピンハネ)』:このキャラはニンジャとしての稼業の他、バーを運営しているなど、モータルも対象としたシノギを持っている。

 獲得する知識スキルは、このキャラがシノギの中でどのような情報を耳にする機会が多いのかを表す。

『○拝金主義者(ピンハネ)』:このキャラは金銭的なメリットを第一に考える守銭奴であり、仲間の窮地に手を貸す場合でさえ、金銭の要求を忘れない。

金貸しの名はクルーエル。ニンジャである。道端ですれ違ったサラリマン役員に難癖をつけて監禁・殺害したうえ、悲しみにくれる家族に無理やり借金させ、更に搾り取った外道殺人鬼だ。ニンジャスレイヤーは哀れな家族の全借金を肩代わりし、債権者クルーエルを残虐な逆さ吊りで殺害。債権放棄させた。


16『○ブラインドタッチ』の読み替え

『○第六の指(ブラインドタッチ)』 :このキャラは先天的、あるいはサイバネ増設により1本だけ利き手の指が多い。マイナースキルの効果は、追加指によるタイピングのアドバンテージを表現しているものとする。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような背景から、あるいはこだわりから指増設に至ったのかを表す。

『○電子の協力者(ブラインドタッチ)』:このキャラはハッキング補助フロッピー、あるいは外部のハッカー協力者を有している。マイナースキルの効果は、『らくらくタイピング【キマリテ】』などの入力補助ソフト、協力者のレッサー・ハッカーや愛車であるインテリジェント・モーターサイクルAIのハッキング支援を表現しているものとする。ある意味でこのキャラはハッキングが不得意であるとも言える。

 獲得する知識スキルは、このキャラが上記のどのような手法から恩恵を得ているのかを表す。

『○慎重な情報源(ブラインドタッチ)』:このキャラはかつて、あるいは現在もちょっとした情報屋のビズを担っている。人より電子的な情報調査にも慣れているが、独特なセキュリティ意識から完全アナログ派を貫いている。マイナースキルの効果はこうしたバックグラウンドを表しているものとする。

『○ニンジャ記憶力(ブラインドタッチ)』:このキャラは何故かニンジャ記憶力をホームポジションの体感記憶に活用しており、単純に物理タイピングがハヤイ。

男は恐怖のあまり何も喋れないらしく、6本指のひとつで机の上を指さす。やはりこの男はハッカーだ。タイピング速度を増すため、危険なサイバネ手術を行って指を1本増やしているのだ。机の上にはレオパルドの期待通り、違法改造が施されたスゴイテック社製の最新型IRCトランスミッターがあった。


21『○錠前破り』の読み替え

『○鍵屋(錠前破り)』:このキャラはかつて金庫や錠前などを商いとして取り扱っていた。マイナースキルの効果は、鍵に関連した構造知識を表現しているものとする。

『○爆弾処理班(錠前破り)』:このキャラはかつて軍隊やNSPDで爆弾などの危険物処理を担当していた。マイナースキルの効果は、爆弾を含むトラップ類の解除知識や手先の器用さを表現しているものとする。

『○警備員(錠前破り)』:このキャラはかつて高級住宅街などで警備員の仕事に従事していた。マイナースキルの効果は、特殊な錠前やセキュリティシステムを運用してきた経験に基づく知識を表現しているものとする。

『○セキュリティマニア(錠前破り)』:このキャラは何らかの事情により様々なセキュリティを己のアジトや金庫に施すことに執心している。マイナースキルの効果は、その地道な嗜好がもたらす知識を表現しているものとする。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような立場で、あるいは事情によってセキュリティに執心するようになったのかを表す。

 時限装置から伸びるコードは、角を曲がった先の金属製シリンダー群に接続されていた。どう考えてもシリンダーの中は危険極まりないガス類!シンゴは素早く携帯IRC端末を操作、化学処理班の出動を要請した。「畜生!ニンジャどもは?」シンゴは壁に寄りかかり「お相撲」のネオン方角を見やった。


22『○言いくるめ』の読み替え

『○元オイラン(言いくるめ)』:このキャラはかつてマイコ・センターなどで働いていた。マイナースキルの効果は、生い立ちによって養われた口先や機嫌取りの上手さを表現しているものとする。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような手法で客を取っていたのかを表す。

『○内偵(言いくるめ)』:このキャラはニンジャ組織のスパイとしてソウカイヤなどに潜伏している。ソウカイヤの特定のニンジャが、その不審な動きに注意を向けている可能性もある。マイナースキルの効果は、内偵として派遣されるに当たっての口の堅さや誤魔化しの上手さを表現しているものとする。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような手段で身分を偽っているのかを表す。

『○脅迫(言いくるめ)』:このキャラは他人の弱みを見つけ出す才能に秀でており、時にそれを武器として脅迫を行う。マイナースキルの効果は、その才能に裏付けられた狡猾さを表現しているものとする。

『○虚言癖(言いくるめ)』:このキャラは虚言が多く、自身でも何が真実か見失いつつあるが、逆にその様子が真実味を深めている。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような話題ないし方向性の虚言が多いのかを表す。

『○退屈なジョーク(言いくるめ)』:このキャラはよく退屈なジョークを飛ばし、それをフックとして場のアトモスフィアを上手く変化させる手法に長けている。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような方向性にアトモスフィアを変化させるのを得意とするのかを表す。

『○思想犯(言いくるめ)』:このキャラはかつて特定思想の布教や過激派組織の台頭に関与した経験があり、特にアジテーションなどの活動に長けている。

「俺、生まれてこの方、親の顔知らなくてさァ、ずっと知らない男に殴られて育ってさァ、社会に復讐しようッて思ったのよ。それがこのチカラだよ。な?社会に反逆するチカラ」「……」ダークニンジャは無感情な目を向けた。デスドレインは首を傾げた。「あれ?全部嘘だってわかる?やっぱダメか!」


23『○実家のカネ』の読み替え

『○ラオモトのカネ(実家のカネ)』 :このキャラは直前の何らかの仕事を上手くやり遂げ、その褒美としてラオモトにカネを下賜されている。追加の【万札】は直前に与えられた即金として読み替える。

『○僅かな退職金(実家のカネ)』: このキャラはニンジャになる直前に、怪我や策略、利権問題を理由にカイシャを解雇されたが、その退職金は微々たるものだった。追加の【万札】は直前に与えられた退職金として読み替える。

『○トクガワ埋蔵金(実家のカネ)』:何の気なしに穴を掘ると、一枚のコーベインが出てきた!このキャラの生い立ちとは何の関係もないようだが、あるいはこのコーベインの発見を転機としてその人生が大きく動き始める……のかもしれない。

『○アクシス候補生(実家のカネ)』:このキャラはアマクダリ・セクトの有望なアクシス候補生として、様々な支援を受けている。追加の【万札】はスタートアップの支援金のようなものだ。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような任務を通じてこの地位を勝ち取ったのかを表す。

『○ザイバツ・アプレンティス(実家のカネ)』:このキャラはザイバツ・シャドーギルドのアプレンティスとして、様々なニンジャ優遇措置を受けている。追加の【万札】は組織の待遇を表現し、ボーナスが得られなくなったときは、何らかの失態を犯したのか、あるいは上位階に昇進したのかもしれない。

『○駆け出しフリーランス(実家のカネ)』:このキャラは何らかの事情により最近フリーランスとして活動を始めたが、コネクションや友人からその活動の支度金を援助してもらうことができた。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのようなコネクションから支援を得ているのかを表す。

『○暗黒マネー(実家のカネ)』:このキャラは何らかの事情により、闇カネモチなどからカネを前金で工面して貰っている。ただしその対価として暗殺などの使命を課されている可能性が高い。

「私は数年前までトーフ工場で働いていました。老朽化した設備のせいで、私はジェネレーター内に転落して生死の境を彷徨い、半身不随の重症を負ったのです。わずか数万円の退職金と見舞金を渡され、私は強制解雇させられました。私と同じような境遇の元トーフ労働者が、ほかに何千人もいると聞きます」


24『○電子戦争退役軍人』の読み替え

『○元企業アサシン(電子戦争退役軍人)』 :このキャラはかつて暗黒メガコーポの雇われヒットマンとして活動していた。

『○ミリタリーオタク(電子戦争退役軍人)』:このキャラは軍隊に憧れており、幾つかの違法な手段を用いて横流し品を手に入れている。それらを使いこなせているかどうかはまた別の話だ。

『○ピストルカラテ継承者(電子戦争退役軍人)』:このキャラは何者かに暗黒武道ピストルカラテの手ほどきを受けた経験があり、モータル時代からその戦闘スタイルに慣れ親しんでいる。

 獲得する知識スキルは、ピストルカラテの師のパーソナリティや出会いの理由を表す。

『○暴力業務請負人(電子戦争退役軍人)』:このキャラはアビシナ・アソシエイツ社などヤクザめいた暴力沙汰を業務とする暗黒コーポに勤めていたことがあり、銃器の扱いや暴力によるトラブルシューティングに精通している。

「イヨオーッ!」「イヨ!イヨオーッ!」敵が近づいてくるのを感じ取ったガンドーは素早く身を起こす!「イヤーッ!」気勢を上げ、異様な外見の49マグナム二丁を胸の前で交差するように構えてから、素早くカラテの姿勢を取る!ゴウランガ!これこそは、暗黒武道ピストルカラテの構え!


25『○ガンマニア』の読み替え

『○元銀行強盗(ガンマニア)』:このキャラはかつて銀行強盗団の一員であり、銃弾を的に当てるよりも、銃弾を沢山ばらまいて人々を脅かすことを得意としていた。

『○幸運のリボルバー(ガンマニア)』:このキャラは"沢山撃てば当たる"幸運のリボルバーを得物としている。あるいは常にこれを振りかざすことはないかもしれないが、いざというときはこの銃によるラッキーショットに縋ろうとするかもしれない。

『○ファニングショット(ガンマニア)』:このキャラは銀色のシングルアクション・リボルバーを得物に、高速のファニングショットに絶対の自信を持っている。

『○違法改造銃(ガンマニア)』:このキャラは違法改造によって連射速度をめちゃくちゃに引き上げたオートマチック銃を所有している。それは内部機構の改造かもしれないし、複数の銃を紐で束ねるという挑戦的な改造かもしれない。とにかく沢山撃てることが重要であったのだ。

「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM!!ホースバックはニンジャ反射神経と超人的な手首スナップの速度によって、マシンガンめいた速さでピストルの全弾を射出した!カラン、カランと薬莢が転がる。「……殺ったか?」


26『○下劣なパパラッチ』の読み替え

『○スナッフフィルムメイカー(下劣なパパラッチ)』:このキャラは残酷なシーンの映像を趣味、あるいは小金稼ぎで作成・販売している。ときにはその映像がラオモトを愉しませる娯楽映像となる場合もある。

『○スリ(下劣なパパラッチ)』:このキャラは手癖が悪く、戦闘中でさえも相手のサイフを狙っている。「撮影判定」を「スリ判定」と読み替え、入手できる【万札】はシナリオ中にスリ取ったサイフなどから手に入れたものとして扱う。

『○自撮りマニア(下劣なパパラッチ)』:このキャラは自撮りやSNSを趣味としており、戦闘中でさえもベストショットの瞬間を探している。「撮影判定」を「自撮り判定」と読み替え、入手できる【万札】はそれらのSNSポストから発生したインフルエンサー活動マージンなどとして扱う。

『○アマチュア映画監督(下劣なパパラッチ)』:このキャラは短編映画作品を趣味に、あるいは小金稼ぎで個人制作・販売をしている。大体の場合、それは悲惨なヒューマンドラマや血なまぐさいアクションシーンだらけであることは想像に難くない。

『○カラテ解析システム(下劣なパパラッチ)』:このキャラはサイバネアイやサイバーサングラスに敵のカラテ・ムーブメントを解析するシステムを導入している。「撮影判定」は戦闘中のカラテデータ解析と読み替える。

「映ってるかな? よし……」ニンジャはコンクリート壁に向かって歩き、全体の写り具合や光量を確認すると、IRC端末を壁にグッと押して貼り付けた。IRC端末の背面には、自撮り用の吸着ラバーが備わっているのだ。


31『○刀剣マニア』の読み替え

『○二刀流派(刀剣マニア)』 :このキャラはかつて二刀流のケンドージョーに通っていた。取得できるカタナはモータル時代からの愛刀や、出身ドージョーからの略奪品などとして読み替える。

『○切り裂き魔(刀剣マニア)』 :このキャラは刃物にこだわりがあり、常に磨かれたナイフなどを携行している。

『○受け継ぐ一振り(刀剣マニア)』:このキャラは師事していたイアイドーの師を亡くし、そのカタナを受け継いだ。取得できるカタナはモータル時代からの愛刀に加え、師のカタナを受け継いだなどとして読み替える。

『○古代ローマカラテ会員(刀剣マニア)』:このキャラはかつて古代ローマカラテ会に所属し、グラディウス二刀流のカリキュラムを受講している。取得できるカタナはシミターやグラディウスとして読み替える。

 数日後、アケガネ駅のホーム、耐重金属ジャケットのフードを目深に被った少女がいた。名をヤモト・コキ。彼女の腰に吊るされたカタナの鞘には(マッポーの世、武器を持った少女は稀ではあるが異常ではない)「ウバステ」と刻まれている。もとはシルバーカラスというニンジャの愛刀であった。


32『○ショドー十段』の読み替え

『○偽造家(ショドー十段)』 :このキャラは文書類を偽造する才能に長けている。「ショドー判定」は「文書偽造判定」と読み替え、もっともらしい証拠文書を捏造して評価を向上させられたかどうかを判定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特にどの分野の書類定形に精通しているのかを表す。

『○SNS好き(ショドー十段)』:このキャラはソウカイネットやSNSのヘビーユーザーであり、四六時中投稿を行っている。何気ないポストが評価に繋がることもあるが、炎上することもある。「ショドー判定」は「"良い"判定」と読み替え、活動ポストが評価を集めたのか炎上してしまったのかを判定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特にどの分野のネタに精通している、あるいは好んで利用しているのかを表す。

『○純朴(ショドー十段)』:このキャラはあまりにも素直な性格をしており、尋ねられたら何でも包み隠さず喋ってしまう。ときには余計なことも。「ショドー判定」は「失言判定」と読み替え、ポロッと零した情報が果たして重要な報告事項だったのか、隠蔽しようとしていたケジメ・インシデントだったのかを判定する。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特にどのようなシーンで失言しがちなのかを表す。

『○グラフィティ・アーティスト(ショドー十段)』:このキャラはグラフィティ・アートに取り組んでおり、任務中でも時折その場にグラフィティを残してゆくことがある。「ショドー判定」は「グラフィティ判定」と読み替え、現場に残したグラフィティが敵対者への警告など良い方向に働いたのかを判定する。

 誰がこの偽造を行ったのか……?ニンジャスレイヤーはバットを構え、サブスティテュートを見据えた。奴ではあるまい。ましてや、このフォートレスでもなかろう。この者らは戦士だ。偽造を行った本体を突き止めねばならぬ。だがそれは後だ。今はこの者らが仕組んだこのゲームに勝ち、生き残るべし!


33『○元ハッカーカルト』の読み替え

『○元無線操縦者(元ハッカーカルト)』 :このキャラはかつて軍隊やメガコーポでIRC機銃や兵器の遠隔操縦を行っていた。電子戦争に従事していた可能性もある。

『○レッサー・ハッカー(元ハッカーカルト)』 :このキャラはかつて、あるいは現在も趣味や生業として定期的にハッキングを行っている。

『○コトダマ中毒(元ハッカーカルト)』:このキャラはサイバースペースへのダイブに依存的であり、一日の大半を動かずに過ごしている。

『○戦闘機パイロット(元ハッカーカルト)』:このキャラはVTOL機など最新のテック戦闘機の操縦知識を有している。

 獲得する知識スキルは、このキャラがそれらの運用に際して特にどのような知識を強みとしているのかを表す。

「……と、このように、何らかの造反があったとしても、遠隔操作IRC解除キーによって命令の再設定、再遂行が可能というわけだ」ラオモト・カンは卓上の携帯型ボタン装置を出席者に示して見せた。たった今彼が押したウルシ塗りのボタン装置を。そして冷酷にスクリーンを見やり、「さあ、試験再開だ」


34『○スモトリ崩れ』の読み替え

『○チャンコマニア(スモトリ崩れ)』:このキャラはスモトリではないが、単なる食事の嗜好、あるいは頑強なる肉体を求めてチャンコ072を過剰摂取している。

『○先天性無痛症(スモトリ崩れ)』:このキャラは遺伝子異常により全身の温痛覚が鈍い、あるいは消失しており、合併症として関節異常などを抱えている。

『○肉体変質(スモトリ崩れ)』:このキャラはニンジャソウルの影響によってその身体が通常より頑丈に、しかしやや異質な姿へと変質してしまっている。これは例えば皮膚の変色や角の成長、動物めいた異形の脚などだ。

『○ボディーガード(スモトリ崩れ)』:このキャラは現在あるいは過去に、ボディーガードやバウンサーの職務に就いていた経験がある。

 最も上位らしき者は右腕を銀の炎に置き換えたニンジャである。「ドーモ。アガートラムです」そして仮面めいた奇怪なメンポをつけた者。「ヘラルドです」黒い長髪と赤い肌、ねじれた角の女。「ディアボリカです」虚ろな目のビッグニンジャ。「ネフィリムです」


35『○アンタイブディズム・ブラックメタリスト』の読み替え

『○デモンハンター(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』 :このキャラはデーモンが実在していると信じ込んでおり、時折一方的にデーモン認定した人を殺す。取得できるチェーンソーは、このキャラがデーモンに対して効果的だと考えている強力な武器として読み替える。

『○ジーザスファン(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』 :このキャラは娯楽映画『ジーザス』シリーズの熱狂的ファンであり、主人公の持ち物を模したバスタードソードを携行している。

『○殺人拳(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』:このキャラは脳の筋リミッターに問題を抱えており、時折ビッグカラテめいた怪力を発揮する。取得できるチェーンソーは、このキャラ自身の素手であるものとして読み替える。

『○堕落芸術家(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』:このキャラは作詞作曲や執筆など何らかの芸術活動を行っているが、ニンジャソウルの影響によって、殺人からしかインスピレーションを得られなくなってしまっている。

「俺の頭の中にミューズが降りてきた。彼女は暴虐的で血を求める。それと引き換えにイマジネーションをくれる」「ンアーッ……続けて……」「あるいは逆だったのかもしれない。彼女は俺のニューロンをファックして力を与えた代わりに、イマジネーションという奴を、根こそぎ食い荒らしちまった」 


36『○元イタマエ』の読み替え

『○行きつけのスシ屋(元イタマエ)』 :このキャラは行きつけのスシ屋の店主と仲がよく、時に便宜を図ってもらえる。マイナースキルによる効果は、店主のサービスやディスカウントなどに読み替える。

『○マグロトレーダー(元イタマエ)』 :このキャラは卸市場とのコネがある、あるいは旧世紀の冷凍マグロの位置情報を知っている、などの理由で格安でネタを仕入れることができる。マイナースキルによる効果は、自分でスシを握っている、ネタを安く卸してスシを安く買っている、などに読み替える。

『○舌馬鹿(元イタマエ)』:このキャラはケミカル食品の過剰摂取によって味覚的な問題を抱えており、安いスシでも十分に精神的な充足感を得られるようになった。マイナースキルによる効果は、単純に安い合成スシを購入し、プラシーボ効果(あるいは味覚的なマジック)によって「オーガニック・スシ」と同等の効果を得ているものとして読み替える。

『○バイオ食品審美眼(元イタマエ)』:このキャラはヨロシサンの食品部門職員とのコネを持つ、あるいは彼らが供給するバイオ食品を見分ける術を身に着けており、安価に効果的な品を購入することができる。

「マグロは粉末成形とオーガニック有ります」店主は言った。エーリアスは勢い込んだ。「オーガニックだ!二人前!ダイジョブ、任せとけ」「アイ、アイ、マグロ」宝石めいた赤いマグロ肉をまな板上に置くと、巨大な包丁で切り分けて行く。そして滑らかな手つきでスシを握った。


41『○オイランドロイド偏愛』の読み替え

『○レリック蒐集家(オイランドロイド偏愛)』 :このキャラは自ら旅に赴くなどして、古いアーティファクトの収集を行っている。入手できる初期装備は、自らが選定した収集品のひとつとして読み替える。

『○聖職者(オイランドロイド偏愛)』 :ブディスト、あるいはそれに類する信心深い人物であり、モージョーめいた品を持ち歩いている。入手できる初期装備は、十字架のネックレスなどとして読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラが他者の懺悔や相談を受けるなかで、最も耳に入れる頻度の高い話題を表す。

『○思い出の品(オイランドロイド偏愛)』:このキャラは別れた妻の指輪、潰れた銃弾など、なんらかの思い出に関わる記念品を持ち歩いている。あるいはそれは犠牲者の体の一部など、狂気的な品かもしれない。

『○オーダーメイド・サイバネ(オイランドロイド偏愛)』:このキャラは極めて限定的な箇所に、オーダーメイドのこだわりのサイバネパーツを埋め込んでいる。これは磨き上げられた人工宝石の装飾や、ジツとの親和性を高める超電導塗装などだ。

 獲得する知識スキルは、このキャラが何にこだわってこのサイバネパーツを調達するに至ったのかを表す。

『○コーディネーター(オイランドロイド偏愛)』:このキャラはファッション・ブランドに極めて強い興味関心がある、もしくはそうしたメーカーや販売店に勤務していた経験がある。入手できる初期装備は、特に気に入っているアクセサリーや服飾小物として読み替える。

 獲得する知識スキルは、このキャラが特にどの方向に情報のアンテナを張っているのかを表す。

「浄化……?」「そ……それより私のジュラルミン・ケースを見なかったか……」鉄格子に這い寄ったのは、奇妙なアンモナイト型のフルヘルム・メンポを被った男だった。顔はわからぬが、ひどく痛めつけられ、憔悴しているのは確かだ。「貴重なアンモライト化石が……助けておくれでないか」


42『○堕落マッポ』の読み替え

『○元ドラッグディーラー(堕落マッポ)』 :このキャラはかつて、あるいは現在も薬物の売買をシノギにしている。マイナースキルによる効果は、取り扱い商品のちょろまかしや、馴染みの売人からの廉価購入などに読み替える。

『○薬物中毒者(堕落マッポ)』:このキャラは深刻な薬物中毒者であり、複数の売人と繋がりがある。かつてはマッポとも度々問題を起こしていた。マイナースキルによる効果は、馴染みの売人からの廉価購入などに読み替える。

『○追放デッカー(堕落マッポ)』:このキャラはかつてNSPDに所属していたが、残虐性などを理由に居場所がなくなり辞任した。アマクダリ・セクトのカタフラクトのように、かつてのNSPD49課に所属していたデッカーという可能性もある。マイナースキルによる効果は、手口をよく知るNSPDの裏をかき易いなどとして理由付ける。

 モリタはワタナベをさえぎらず、ただ耳を傾けていた。「おれは家族を顧みなかった。刑事としてネオサイタマを守る、それがおれの義務と固く信じていた。ヤクザをカラテで殴るこの手から、知らないうちに、いろんなものがこぼれていった。いろんなものが」ワタナベは手のひらを見つめた。震えていた。


43『○キング・オブ・アーケード』の読み替え

『○狙撃手(キング・オブ・アーケード)』:このキャラはかつてNSPDや軍隊で狙撃手を務めていた。

『○早撃ち(キング・オブ・アーケード)』:このキャラは誰よりも早く銃やスリケンを引き抜き攻撃する、抜き撃ち技術を磨いている。

『○射撃インタハイ選手(キング・オブ・アーケード)』:このキャラはクレー射撃やヤブサメなどの射撃競技に慣れ親しんでおり、インタハイに出場したような経験もある。

 ガンドーの怒りを乗せた49口径弾が、顔面めがけ迫る!だがガンスリンガーは両腕を真っ直ぐ伸ばすと、手首を内側に向けて倒し、49口径弾を両横から押し潰すように自らの38口径弾を早撃ちした!スゴスギル!3種類の螺旋回転がぶつかり合い空中消滅!「ウォーヒヒィー!」涎を垂らすキヨシ!


44『○アーチ級ニンジャソウルの片鱗』の読み替え

『○リー先生の被検体(アーチ級ニンジャソウルの片鱗)』:このキャラはリー先生によって強大なニンジャソウルを移植されることで、ニンジャと化した。あるいはヨクバリ計画の被験体という可能性もある。

『○不完全なリアルニンジャ(アーチ級ニンジャソウルの片鱗)』:このキャラは現代に目覚めたリアルニンジャだが、なんらかの封印や心臓などの体部位の欠如によって著しく弱体化している。

『○ソウル狂振(アーチ級ニンジャソウルの片鱗)』:このキャラは正気を犠牲に、自我のない低級の憑依ソウルと狂気的対話を繰り返すことで、異常なまでの力を引き出している。

 獲得する知識スキルは、ソウルからもたらされた断片的な記憶や妄想によるビジョンなどを表す。

 不定形のソウルが燃える枝をセイジに伸ばす。セイジの身体に蔦めいて巻きつく。炎が脈打つ。「よこせ……」「そうだ。力をよこせ。俺はニンジャスレイヤーだ」「ヨコセ……」セイジの身体に炎が巻きつき、徐々に紅蓮の装束を形作る。それにつれて不定形のソウルがしぼんでゆく。セイジは笑った。


45『○サイバーゴス』の読み替え

『○元メガコーポ職員(サイバーゴス)』:このキャラは新型サイバネのテスター、あるいは職員としてオムラなどのメガコーポに務めていた。なるべく多くのサイバネを埋め込むことが望ましい。あるいは医療用サイバネに置き換えてしまっているとしても良いだろう。

『○キルナイン(サイバーゴス)』:このキャラはペケロッパ・カルトでキルナイン候補として改造手術を受けていたが、何らかの理由でそのプロジェクトは中断された。生体LANを筆頭に、なるべく多くのサイバネを埋め込むことが望ましい。

『○オムラ狂信者(サイバーゴス)』 :このキャラはモーター理念が全てを制すると考え、オムラ社の破壊的サイバネを好んで使用している。オムラ社の企業ニンジャとしても構わない。なるべく攻撃的なサイバネを埋め込むことが望ましい。

『○サイバネローン(サイバーゴス)』 :このキャラは誰かに騙されて望まないサイバネを埋め込まれ、その借金を背負ってしまった。なるべく多くのサイバネを適当に埋め込むことが望ましい。

『○重金属酸性雨アレルギー(サイバーゴス)』 :このキャラの肌は不幸にも重金属酸性雨に対する酷いアレルギー反応を示すため、ネオサイタマにおける日常生活にも苦労している。場合によっては、サイバネ施術などによってこのアレルギーを克服しようとしたこともあるが、いずれも上手く行かなかった。

 獲得する知識スキルは、このキャラがどのような方法でこの体質を改善しようと試みてきたのかを表す。

「アッ、スミマセン!」テマリは狼狽した! もしやここはヤクザと関わりの深い施設なのではあるまいか!?「あの、お金がちょっと足りなくてですね!」『……』「ちょっと装着感も、あんまり気に入らないので、元に戻してキャンセルってことで、お願いできませんか!? よろしくお願いします!!」『……』


46『○元湾岸警備隊』の読み替え

『○元兵器メーカー職員(元湾岸警備隊)』:このキャラはオクダスカヤ社など、銃器や兵器を製造・供給しているメーカーで働いていた経験がある。

 獲得する知識スキルは、主にどのような製品を扱っていたのか、または製品供給先に関する知見を表す。

『○海賊(元湾岸警備隊)』:このキャラはマグロ漁船を襲撃する無秩序な海賊として活動していた経験がある。場合によっては、現在でもそうしたコミュニティーと個人的なコネクションを持っている。


51『○元ヒキャク・パルクール』の読み替え

『○土地勘(元ヒキャク・パルクール)』:このキャラはネオサイタマのストリートで生まれ、育ったため、土地勘のみならず入り組んだ地形を移動する術に長けている。

『○元ランナー(元ヒキャク・パルクール)』:このキャラはかつてマラソンや暗黒障害物走などの競技選手だった。

『○元キックボクサー(元ヒキャク・パルクール)』:かつてキックボクシンやムエタイなど、足技を主体とする格闘技を学んでいた。取得できるスキルは、格闘技由来の健脚を表現しているものとして読み替える。

『○スピードマニアック(元ヒキャク・パルクール)』:このキャラはある種のスピード狂であり、自らの脚で走り回ることに執心している。

 ナムサン!強烈なハイキックを繰り出したのは、ケロリとして起き上がったリベットスーツ男であった。片脚を上げ、膝を曲げている。ムエタイの構えである。「激しい身の危険を感じた!正当防衛だぜ。なァ?そこの兄ちゃんよォ」タバタを見、「テメェ文句ねえよなぁ?正当防衛されたくねえよなあ?」


52『○危険生物ハンター』の読み替え

『○元廃棄処分部門(危険生物ハンター)』 :このキャラはバイオ生物の失敗作を殺害する、ヨロシサンの廃棄処理業務に従事していた。

『○元ケンドー機動隊(危険生物ハンター)』:このキャラはかつてNSPDでケンドー機動隊に所属していた。ニンジャもいわば危険生物のようなものである。

『○反ヨロシサン感情(危険生物ハンター)』:このキャラはヨロシサンと何らかの因縁を持つ、あるいは彼らが原因で不利益を被った経験があり、特に危険なバイオプロダクトを嫌悪している。

『○秘境探索家(危険生物ハンター)』:このキャラは未知の探求に余念がなく、危険な生物が蔓延るような荒野部や高山にも平然と探索に出かけてしまう。

『RYM:ハオカー。セクトではない。元ケンドー機動隊、ドロップアウト、多分、日が浅い』「……」スカラムーシュは目を細める。勝てる相手だ。十分やれる。『SCRMC:背後?クラン?ヤバイ事?』『RYM:現状、確認できず。でも関連事項』別のデータのダウンロードが始まった。


53『○キラーマシーン教育』読み替え

『○トラウマ(キラーマシーン教育)』:このキャラは過去の経験からニューロンに問題を抱えているが、それ故に冷静さを身に着け、精密動作が洗練された。

『○脳改造者(キラーマシーン教育)』:このキャラは脳内にマイクロUNIXを埋め込んでおり、狙撃など極めて精密な動作を行うことができる。

『○サイバネ事故(キラーマシーン教育)』:このキャラはサイバネ施術に失敗し、神経系に不可逆的な損傷を受けてしまった。動作の精密性は磨き上げられたが、そこにゼロコンマ秒のラグを感じている。

『○戦闘インプリント(キラーマシーン教育)』:このキャラは無自覚だが何らかの実験的洗脳の被験者であり、特定の状況下に陥ると、自身の意思に関わらず訓練された特殊部隊員のような戦闘スキルを発揮する。

カムロは弾き飛ばされ、先程殺害した家人にキスをした。「ハッキョーホー!」強化ケースに入ったホロオスモウ装置が転げ落ちて作動し、単調な電子音とともにトリクミ演算を始めた。不確かな恐怖感覚除去手術の後遺症により、彼はこのホロ映像を定期的に見なければ精神の安寧を得られないのだ。


54『○テッポダマ』読み替え

『○サンシタ(テッポダマ)』:このキャラはまごうことなきサンシタニンジャだ。少なくとも今のところは。

『○メキシコ人(テッポダマ)』:このキャラはメキシコから密入国してきた危険なバウンサーだ。場合によっては日本語を理解しない可能性もある。

『○ヤクザ処刑エージェント(テッポダマ)』:このキャラは逸脱したヤクザの処刑を専門としたエージェントとして活動していた、あるいは現在も活動している。

 獲得する知識スキルは、抹殺対象の行動パターンや思考に関する知見を表す。

『○直情型(テッポダマ)』:このキャラは極めてキレやすい短気な人物であり、瞬間的な爆発力から周囲にも危険視されている。

 ライオンの顔がプリントされたTシャツを着込み、威圧的に腕組みしたメキシコ系黒人ゴメスが、サイバー調サングラスをかけてクラブのトリイの前に立っていた。今夜は金曜だ。ユーレイ・ナイトに相応しい格好をしてこなかった愚かな客を追い返すのが、時給五百円でゴメスに与えられた仕事なのである。


55『○異端考古学者』読み替え

『○禁忌書庫司書(異端考古学者)』:このキャラは危険な文書を保管している陰鬱な図書館の司書を務めていた。

 獲得する知識スキルは、このキャラが触れたことのある図書館や書庫のニンジャ文書の傾向を表す。

『○リアルニンジャのしもべ(異端考古学者)』:このキャラは目覚めた強大なリアルニンジャの支配下にあり、現代社会の情報収集を命じられている。マイナースキルによる効果は、主により禁忌の知識を授けられている、主との遭遇時にひどくニューロンを損傷した、などと理由付ける。

『○サツバツな一撃(異端考古学者)』:このキャラはイクサにおいて致命的な一撃を受け、ニューロンを損傷したが、その痛みを克服し強靭な精神力を身に着けた。

 獲得する知識スキルは、ソーマト・リコールなどの瞬間に垣間見たニンジャソウルの記憶フィードバックや、何らかの錯覚による天啓を表す。

 シャン・ロア王がゲオフィルスの新たな人生を規定した。力は得たが、なにひとつ幸せは得ていない。人の幸せとはなんと儚いものだろう。今の彼は太古の闇の深さを背後に感じながら、なるべくそれを見ぬように努め、最後の正気を保ちながら、ただ不興をかわぬよう、そればかりを考えている。


56『○サイバネ賞金稼ぎ』の読み替え

『○サルベージャー(サイバネ賞金稼ぎ)』:このキャラはサイバネそのものではなく、脳内UNIXから情報を抽出し売り捌く手段、もしくはそうしたコネに精通している。

『○年収略奪(サイバネ賞金稼ぎ)』:このキャラは特殊な抽出ソフトを有しており、死にたての重サイバネ者の脳内UNIXからアクセスして年収入金口座をクラックすることができる。

『○修理屋(サイバネ賞金稼ぎ)』:このキャラはサイバネティクスなどの機械いじりが趣味であり、破壊されたサイバネからでも有用なテックをDIYすることができる。

『○メモリハンター(サイバネ賞金稼ぎ)』:このキャラは復讐やビズなど、何らかの事情により長い間重要な記憶データを追跡しており、重サイバネ者を始末すれば必ずその脳内UNIXデータを確認する。


61『○ローグハッカー』の読み替え

『○潜伏アナーキスト(ローグハッカー)』:このキャラは危険なアナーキズム思想や活動が原因で、特定のグループによって命を狙われており、地下道網などを転々として潜伏状態にある。

『○サーバー管理者(ローグハッカー)』:このキャラは趣味やシノギ、あるいは何らかのミッションによって、隠された旧世紀UNIXサーバーなどの保守・運用を行っている。

『○他人のキーボード(ローグハッカー)』:このキャラは他人が所有していた貴重なキーボードを奪い、トロフィーとして所有している。これが原因で元の持ち主に追われているかもしれないし、場合によってはハッカーへの恨みなどから似たような事件を次々と起こしているのかもしれない。


62『○エンジニア崩れ』の読み替え

『○爆弾魔(エンジニア崩れ)』:このキャラはかつてイッキ・ウチコワシなどの反体制派組織で、爆弾などの兵器製作を行っていた。当然ながら製作に詳しければ解体にも詳しく、バラしたパーツを流用する術にも長けている。

『○サイバネ工房(エンジニア崩れ)』:このキャラはアジトに簡易的なサイバネ修理用の設備を整えており、簡単なメンテナンスやカスタマイズならセルフで行ってしまう。

『○ダンジョン探窟家(エンジニア崩れ)』:このキャラは個人的なクエストとして、ツキジなどのダンジョンに潜り金目のテックを回収するような生活を行っていたことがある。

「ア、アナキスト……」チーフマッポは口をぱくぱくとさせ、浜に打ち上げられたマグロめいて言う。「特にそこのババアは爆発物のスペシャリストだ。イカかサイバー自転車に爆弾が仕掛けられているだろう。処理しとけ」女デッカーは老婆の袖の下に隠された秘密の起爆スイッチを確認し、唾を吐く。


63『○放火魔』の読み替え

『○消毒屋(放火魔)』:このキャラはかつてヨロシサンなどで危険ウィルス実験の被験者焼殺などを担当していた。

『○自然発火体質(放火魔)』:このキャラは何らかの理由で不意に全身から炎が吹き出す人体発火現象誘発体質になってしまった。フシギ!取得できる火炎放射器とそれによる攻撃は、自身の身体から噴き出す炎であるものとして読み替える。

『○掃除部隊(放火魔)』:このキャラはかつて暗黒メガコーポの私設部隊などに所属し、証拠品の抹消やターゲットの暗殺工作に関与していた。


64『○プロテインマニア』の読み替え

『○異常肥大筋肉(プロテインマニア)』:このキャラは先天的な筋肉肥大の病症を抱えている。マイナースキルの効果は、異常な筋肉成長による筋力増強と、その重量による精密動作の阻害を表現しているものとする。もしくはその特殊な体質にも関わらず、このキャラは筋力トレーニングに励みすぎているのである。

『○人造筋肉(プロテインマニア)』:このキャラは移植した医療用サイバネとの相性が悪く、筋力が増加した代わりに精密動作に問題を抱えている。あるいは女性が男性用の医療用サイバネを取り付けられてしまった、体格にそぐわない精強な医療用サイバネを(見栄を張って)希望してしまった、などとしても良いだろう。


65『○拷問好き』の読み替え

『○尋問官(拷問好き)』 :このキャラはかつてメガコーポや軍隊で尋問官を務めており、情報を聞き出す能力に長けている。取得できるスキルは、モータル時代からの嗜好、あるいはニンジャソウルがもたらす衝動によるものだと理由付ける。

『○法医学者(拷問好き)』:このキャラはかつてNSPDなどで死体検分を行っていた経験があり、人体構造に詳しいだけでなく、その解剖に手慣れている。現在あるいは過去のこの活動は、己に宿る邪悪なニンジャソウルの衝動を刺激してしまっている。

『○悪戯好き(拷問好き)』:このキャラは子供じみたイタズラを好む傾向にあるが、ニンジャソウルの衝動は時にそれを冗談では済まない事態に追いやることがある。

『○破滅型(拷問好き)』:このキャラは極めてネガティブな思考に支配されており、他者に対しても否定的な言動によってその精神を衰弱させる能力に長けている。この感情は邪悪なニンジャソウルの格好の餌である。

『○犯罪心理学者(拷問好き)』:このキャラは犯罪心理学を何らかの形で修めており、学問としてその行動パターンや思考方法について詳しい。


66『○生粋のソウカイヤクザ』の読み替え

『○鷲のニンジャ(生粋のソウカイヤクザ)』:このキャラの正体は〈鷲の一族〉に仕える鷲のニンジャの生き残りである。現在の立ち位置が何であれ、アマクダリ・セクトというシステムとその目的に対して真の忠誠を誓っている。取得するスキルは、『◉忠誠心:アマクダリ・セクト』に読み替える。

 獲得する知識スキルは、ネオサイタマにおける最大の障害であるソウカイヤに関する調査で得た知識を表す。


◆D184で決定する「生い立ち」ランダムチャート

この記事には合計で148種類の「生い立ち」の読み替えが収録されており、公式プラグインの「生い立ち」と合わせると合計で184種類になる。効果が重複する「生い立ち」の読み替えも存在するためその確率は均等ではないが、キャラクター作成時にWEBダイスなどでD184をロールして次のリストから「生い立ち」を決定することもできる。

1	『○ジンクス』
2	『○レッサー・ソンケイ』
3	『○凶悪指名手配犯』
4	『○信心深い』
5	『○ピンハネ』
6	『○ブラインドタッチ』
7	『○錠前破り』
8	『○言いくるめ』
9	『○実家のカネ』
10	『○電子戦争退役軍人』
11	『○ガンマニア』
12	『○下劣なパパラッチ』
13	『○刀剣マニア』
14	『○ショドー十段』
15	『○元ハッカーカルト』
16	『○スモトリ崩れ』
17	『○アンタイブディズム・ブラックメタリスト』
18	『○元イタマエ』
19	『○オイランドロイド偏愛』
20	『○堕落マッポ』
21	『○キング・オブ・アーケード』
22	『○未覚醒のアーチ級ニンジャソウル憑依者』
23	『○サイバーゴス』
24	『○元湾岸警備隊』
25	『○元ヒキャク・パルクール』
26	『○危険生物ハンター』
27	『○キラーマシーン教育』
28	『○テッポダマ』
29	『○異端考古学者』
30	『○サイバネ賞金稼ぎ』
31	『○ローグハッカー』
32	『○エンジニア崩れ』
33	『○放火魔』
34	『○プロテインマニア』
35	『○拷問好き』
36	『○生粋のソウカイヤクザ』
37	『○株式トレーダー(ジンクス)』
38	『○期待の新人(レッサー・ソンケイ)』
39	『○発狂ニンジャ(凶悪指名手配犯)』
40	『○もみ消し屋(信心深い)』
41	『○死体漁り(ピンハネ)』
42	『○ラオモトのカネ(実家のカネ)』
43	『○元企業アサシン(電子戦争退役軍人)』
44	『○元銀行強盗(ガンマニア)』
45	『○二刀流派(刀剣マニア)』
46	『○偽造家(ショドー十段)』
47	『○元無線操縦者(元ハッカーカルト)』
48	『○デモンハンター(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』
49	『○行きつけのスシ屋(元イタマエ)』
50	『○レリック蒐集家(オイランドロイド偏愛)』
51	『○元ドラッグディーラー(堕落マッポ)』
52	『○狙撃手(キング・オブ・アーケード)』
53	『○元メガコーポ職員(サイバーゴス)』
54	『○元廃棄処分部門(危険生物ハンター)』
55	『○サンシタ(テッポダマ)』
56	『○禁忌書庫司書(異端考古学者)』
57	『○切り裂き魔(刀剣マニア)』
58	『○尋問官(拷問好き)』
59	『○臓器売買(ピンハネ)』
60	『○消毒屋(放火魔)』
61	『○トラウマ(キラーマシーン教育)』
62	『○リー先生の被検体(未覚醒のアーチ級ニンジャソウル憑依者)』
63	『○聖職者(オイランドロイド偏愛)』
64	『○ダイス中毒(ジンクス)』
65	『○第六の指(ブラインドタッチ)』
66	『○鍵屋(錠前破り)』
67	『○元オイラン(言いくるめ)』
68	『○キルナイン(サイバーゴス)』
69	『○スナッフフィルムメイカー(下劣なパパラッチ)』
70	『○異常肥大筋肉(プロテインマニア)』
71	『○人造筋肉(プロテインマニア)』
72	『○レッサー・ハッカー(元ハッカーカルト)』
73	『○チャンコマニア(スモトリ崩れ)』
74	『○マグロトレーダー(元イタマエ)』
75	『○不完全なリアルニンジャ(未覚醒のアーチ級ニンジャソウル憑依者)』
76	『○オムラ狂信者(サイバーゴス)』
77	『○土地勘(元ヒキャク・パルクール)』
78	『○ヌケニン(凶悪指名手配犯)』
79	『○内偵(言いくるめ)』
80	『○メキシコ人(テッポダマ)』
81	『○リアルニンジャのしもべ(異端考古学者)』
82	『○サルベージャー(サイバネ賞金稼ぎ)』
83	『○シックスゲイツ愛好者(凶悪指名手配犯)』
84	『○スリ(下劣なパパラッチ)』
85	『○持病(ジンクス)』
86	『○自撮りマニア(下劣なパパラッチ)』
87	『○SNS好き(ショドー十段)』
88	『○脳改造者(キラーマシーン教育)』
89	『○元ランナー(元ヒキャク・パルクール)』
90	『○自然発火体質(放火魔)』
91	『○元キックボクサー(元ヒキャク・パルクール)』
92	『○サイバネローン(サイバーゴス)』
93	『○僅かな退職金(実家のカネ)』
94	『○脅迫(言いくるめ)』
95	『○ジーザスファン(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』
96	『○全身イレズミ(レッサー・ソンケイ)』
97	『○責任転嫁(信心深い)』
98	『○株式配当(ピンハネ)』
99	『○管轄区域(ピンハネ)』
100	『○薬物中毒者(堕落マッポ)』
101	『○受け継ぐ一振り(刀剣マニア)』
102	『○幸運のリボルバー(ガンマニア)』
103	『○ファニングショット(ガンマニア)』
104	『○冤罪体質(凶悪指名手配犯)』
105	『○刺激欲求(ジンクス)』
106	『○豪胆(レッサー・ソンケイ)』
107	『○デジタルデーモン(信心深い)』
108	『○強欲(ピンハネ)』
109	『○電子の協力者(ブラインドタッチ)』
110	『○爆弾処理班(錠前破り)』
111	『○虚言癖(言いくるめ)』
112	『○トクガワ埋蔵金(実家のカネ)』
113	『○ミリタリーオタク(電子戦争退役軍人)』
114	『○違法改造銃(ガンマニア)』
115	『○アマチュア映画監督(下劣なパパラッチ)』
116	『○古代ローマカラテ会員(刀剣マニア)』
117	『○純朴(ショドー十段)』
118	『○コトダマ中毒(元ハッカーカルト)』
119	『○先天性無痛症(スモトリ崩れ)』
120	『○殺人拳(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』
121	『○舌馬鹿(元イタマエ)』
122	『○思い出の品(オイランドロイド偏愛)』
123	『○追放デッカー(堕落マッポ)』
124	『○早撃ち(キング・オブ・アーケード)』
125	『○ソウル狂振(未覚醒のアーチ級ニンジャソウル憑依者)』
126	『○元ケンドー機動隊(危険生物ハンター)』
127	『○年収略奪(サイバネ賞金稼ぎ)』
128	『○爆弾魔(エンジニア崩れ)』
129	『○気分変調(ジンクス)』
130	『○統率者(レッサー・ソンケイ)』
131	『○ドラゴン・ドージョーの門徒(信心深い)』
132	『○表のシノギ(ピンハネ)』
133	『○慎重な情報源(ブラインドタッチ)』
134	『○ニンジャ記憶力(ブラインドタッチ)』
135	『○警備員(錠前破り)』
136	『○セキュリティマニア(錠前破り)』
137	『○退屈なジョーク(言いくるめ)』
138	『○アクシス候補生(実家のカネ)』
139	『○ザイバツ・アプレンティス(実家のカネ)』
140	『○駆け出しフリーランス(実家のカネ)』
141	『○暗黒マネー(実家のカネ)』
142	『○ピストルカラテ継承者(電子戦争退役軍人)』
143	『○グラフィティ・アーティスト(ショドー十段)』
144	『○戦闘機パイロット(元ハッカーカルト)』
145	『○肉体変質(スモトリ崩れ)』
146	『○バイオ食品審美眼(元イタマエ)』
147	『○オーダーメイド・サイバネ(オイランドロイド偏愛)』
148	『○射撃インタハイ選手(キング・オブ・アーケード)』
149	『○元兵器メーカー職員(元湾岸警備隊)』
150	『○反ヨロシサン感情(危険生物ハンター)』
151	『○サイバネ事故(キラーマシーン教育)』
152	『○ヤクザ処刑エージェント(テッポダマ)』
153	『○サツバツな一撃(異端考古学者)』
154	『○修理屋(サイバネ賞金稼ぎ)』
155	『○虚空からの声(ジンクス)』
156	『○八方美人(レッサー・ソンケイ)』
157	『○殺人健康法(凶悪指名手配犯)』
158	『○ニンジャ殺戮者の獲物(凶悪指名手配犯)』
159	『○拝金主義者(ピンハネ)』
160	『○ニンジャ記憶力(ブラインドタッチ)』
161	『○思想犯(言いくるめ)』
162	『○暴力業務請負人(電子戦争退役軍人)』
163	『○カラテ解析システム(下劣なパパラッチ)』
164	『○ボディーガード(スモトリ崩れ)』
165	『○堕落芸術家(アンタイブディズム・ブラックメタリスト)』
166	『○コーディネーター(オイランドロイド偏愛)』
167	『○重金属酸性雨アレルギー(サイバーゴス)』
168	『○海賊(元湾岸警備隊)』
169	『○スピードマニアック(元ヒキャク・パルクール)』
170	『○秘境探索家(危険生物ハンター)』
171	『○戦闘インプリント(キラーマシーン教育)』
172	『○直情型(テッポダマ)』
173	『○潜伏アナーキスト(ローグハッカー)』
174	『○掃除部隊(放火魔)』
175	『○法医学者(拷問好き)』
176	『○悪戯好き(拷問好き)』
177	『○破滅型(拷問好き)』
178	『○犯罪心理学者(拷問好き)』
179	『○サーバー管理者(ローグハッカー)』
180	『○他人のキーボード(ローグハッカー)』
181	『○サイバネ工房(エンジニア崩れ)』
182	『○ダンジョン探窟家(エンジニア崩れ)』
183	『○鷲のニンジャ(生粋のソウカイヤクザ)』
184	『○メモリハンター(サイバネ賞金稼ぎ)』



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