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【NJRPG-2ND/プレイエイド】高度な武器とサイバネ

 一方、縁側と破壊されたショウジ戸を挟んだ賭博場内では、スーサイドとヘンチマンのカラテ応酬が続いていた。「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」ヘンチマンの右拳は今や赤々と熱を持っており、なぎ払う指はタタミや壁を溶かし、抉りながら、スーサイドを追い詰めてゆく。
ー【ニチョーム・ウォー……ビギニング】より

この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG2版」のルールセットに対応した、特殊な武器やサイバネのファインメイドデータを収録するものです。

これらは特別ゲームバランスを考慮して調整されてはおらず、幾つかのアイデアをデータの体裁に整えてみた程度の内容に留まっているため、実際にはプレイグループの参加者とよく相談してから運用するようにしてください。

また先述の理由により、収録データは予告なくNERF/BUFFされることがありますので予めご了承ください。

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1:追加のスキル

◉調達の極意

このニンジャは築き上げたコネクションや自身の交渉能力、あるいは名声によって、試作品を含む様々な最先端のガジェットを入手することができる。

前提:交渉スキルおよび知識スキルの合計所持数が3個以上、【名声】5以上

『交渉判定』および『調査判定』で使用できるダイスを常に+1する。またファンメイドプラグイン「高度な武器とサイバネ」に収録されている、すべてのアイテムやサイバネを購入・使用可能となる。

※このプラグインの特殊なアイテムをプレイヤーへ容易に取得させたくないと考えるなら、マスターはこのスキルを取得・使用条件として要求する。

◉弾薬製造知識

このニンジャはアジトに複合加工機などの職人道具を備えており、ごく少量であればDIYで特殊な弾薬を製造してしまうことができる。

前提:交渉スキルおよび知識スキルの合計所持数が2個以上、【ニューロン】7以上、【ワザマエ】6以上

余暇シーケンスにおいて、余暇スロット1を『弾薬製造』に割り当てることで、任意の『弾薬』を2個まで武器スロットに追加して構わない。ただし対象が『テック弾』の場合、この数量は1個となる。


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2:追加の近接武器

ハッキングダガー【万札:15】

電磁波によるハードウェアハッキング機能を兼ね備えたハイテックダガー。LAN端子ではなく、対象に直接突き立てて使用する。

種別と武器スロット占有数:小型近接テック武器、1スロット
所持ペナルティ:なし
装備時ペナルティ:側転難易度+1
ダメージや基本攻撃難易度:1ダメージ、NORMAL

装備時の獲得スタイル:
『●戦闘スタイル:ハードウェアハック』:イニシアチブ値が自分より低い敵1体だけを攻撃する場合のみ選択可能。【カラテ】/【ワザマエ】どちらで『攻撃判定』してもよい。どちらの場合も『サツバツ!』と『ナムアミダブツ!』は発生しないが、1発でも命中した場合、攻撃フェイズ終了時に瞬時の行動として対象へ『◉kill9』スキルを使用しても良い(スキルの所持は必要)。

『●戦闘スタイル:精密攻撃』:【ワザマエ】で『攻撃判定』。『サツバツ!』は【6,6,6】、『ナムアミダブツ!』は【6,6,6,6】となる。『痛打』無効。

充電式イアイドーブレード【万札:20】

短時間だけ電力を保持する特殊素材の刀身と、それを冷却し電力を充填する鞘で組み合わされた高度なテック武器。

種別とスロット占有数:標準近接テック武器、2スロット
所持ペナルティ:側転ダイス-1
装備時ペナルティ:側転難易度+1
ダメージや基本攻撃難易度:1ダメージ、NORMAL

装備時の獲得スタイル:
『●戦闘スタイル:電磁イアイド』:【カラテ】/【ワザマエ】どちらで『攻撃判定』してもよい。一時的に『電磁属性ダメージ2』と『装甲貫通1』を得る。連続攻撃上限2。

※この戦闘スタイルは1度使用すると、戦闘のアトモスフィアが上昇するまで使用不可となる。


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3:追加の射撃武器

スダチカワフ・カスタムショットガン 【万札:15】

基本的な性能は一般的なショットガンと大差ないが、スコープや予備弾薬などを取り付けるレールマウントが複数設けられており、汎用パーツによるカスタムが容易。

種別とスロット占有数:銃器、小銃、散弾、1スロット
 カスタム/弾薬スロット:2個まで
所持ペナルティ:なし
装備時ペナルティ:側転難易度+1
ダメージと攻撃難易度:2ダメージ、NORMAL、連射1

強制直結LANハープーン【万札:15】

回路内部に電磁パルスを発生させたり、ログイン情報やIP情報を抽出するウィルスを伴う、LAN制御のハープーンを射出する。

種別とスロット占有数:銃器、小銃、1スロット
所持ペナルティ:なし
装備時ペナルティ:側転難易度+1
ダメージと攻撃難易度:2ダメージ、NORMAL、連射1
 制限:連続使用不可
 無効:「ハッキングターゲット」でない敵には効果を発揮しない。

この武器を使った射撃によって対象が【体力】を1以上失った場合、対象は戦闘終了まで『ハッキング』系能力に対する回避難易度が+1される。このとき、使用者は対象へ即座に『◉kill9』スキルで攻撃しても良い(スキルの所持は必要)。

マルチグレネードランチャー【万札:20】

小型軽量の連装型グレネードランチャー。

種別とスロット占有数:銃器、小銃、ランチャー、1スロット
所持ペナルティ:なし
装備時ペナルティ:側転難易度+1

この銃器は、視線が通っているターゲット地点2箇所を含む2x2範囲に『火炎属性ダメージ1』を引き起こす。敵味方全員にダメージを与える。『射撃難易度:HARD』、『連射2』、『時間差可』。

アーク放電ライフル【万札:30】

アーク放電を生じさせ、高電流とプラズマ熱により対象を焼くテック銃器。

種別とスロット占有数:銃器、小銃、放電銃、2スロット
所持ペナルティ:側転ダイス-1
装備時ペナルティ:側転難易度+2
ダメージと攻撃難易度:1D3電磁属性ダメージ(回避:HARD)、HARD、連射2(固定)、マルチ可
制限:連続使用不可

装備時の獲得スタイル:
『●射撃スタイル:放電薙ぎ払い』:使用者に隣接する1マスと、そこに隣接する別の2マス(合計3マス)をターゲット地点として【ワザマエ】判定(難易度:HARD)で使用する。ターゲット地点すべてに1D3の電磁属性ダメージ(回避:HARD)を与える。

ソードオフ・ショットガンx2【万札:30】

銃身を切り落とした短銃身の中折式ショットガン。有効射程は短いが、散弾の拡散範囲が広く、近距離での制圧力に優れる。

種別とスロット占有数:銃器、小銃、散弾、1スロット+1スロット
所持ペナルティ:なし
装備時ペナルティ:側転難易度+1
ダメージと攻撃難易度:2ダメージ、HARD、連射2、マルチ可、時間差可
制限:連続使用不可
射程:2マス(=使用者を中心に5x5範囲内)

装備時の獲得スタイル:
『●射撃スタイル:密着射撃』:隣接する敵1体に対して射撃が可能となる。この射撃スタイルによる射撃はすべて『痛打+1』を得る。

『●射撃スタイル:ダブルトリガ』:一時的に『連射+1』、『射撃難易度+1』、『痛打+1』、『時間差不可』、『マルチ不可』を得る。使用後、2ターンの間この武器は使用不可となる。


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◇追加のカスタムパーツと弾薬

ドラゴンブレス弾【万札:1】

ナパームめいた高温燃焼剤と発火性の高い金属ペレットを放出する。

種別とスロット占有数:カスタム、弾薬、1スロット
 対象銃器:ショットガン

この弾薬を使用した射撃は、すべて『火炎属性ダメージ+1』を得る(連射上限3)。また『連射1』として射撃する場合、対象の隣接マスの全キャラに『火炎属性ダメージ1』を与える(回避:NORMAL)。

徹甲焼夷弾【万札:2】

装甲を貫通した後、超高熱に燃焼して内部被害を増加させる対装甲目標弾。

種別とスロット占有数:カスタム、弾薬、1スロット
 対象銃器:ライフル

この弾薬を使用した射撃は、すべて『装甲貫通1』を得る(連射上限3)。『ダメージ軽減1』を持つ対象に1発でも命中した場合、攻撃フェイズ終了時に軽減不可の『火炎属性ダメージ1』を与える(回避不可)。

サーモバリック爆薬【万札:3】

充填された燃料を気化させることで、大規模な爆発を引き起こす特殊爆薬。

種別とスロット占有数:弾薬(再チャージ)、1スロット
 対象銃器:ランチャー

「1発限り」の銃器を再使用できる。同時に、その射撃効果を次の通りに置き換える。

視線が通っているターゲット地点1箇所を中心に5×5マスを効果範囲とする。最外周の16マス内の対象には1ダメージを与える。中心点および隣接した8マス内の対象にはD3ダメージを与える。いずれも『回避難易度:NORMAL』。敵味方全員にダメージを与える。

ナパーム燃料【万札:3】

ナパームを混ぜた粘度の高い火炎放射器燃料が充填されている。

種別とスロット占有数:弾薬(再チャージ)、1スロット
 対象銃器:火炎放射器
所持ペナルティ:側転ダイス-1

「1発限り」の銃器を再使用できる。同時に、その射撃効果を次の通りに置き換える。

通常の射撃を行った後、中心点の真後ろのマスを新たな中心点として、自動的に『範囲攻撃(カトンLV1)』を発生させる。これは『時間差』である。

ディスク・スリケン【万札:3】

無数のカミソリ刃を備えたワイヤーアンカーを分離射出し、対象を絡め取って大地に固定するチャクラム状スリケン。

種別とスロット占有数:弾薬、1スロット
 対象銃器:スリケン
 無効:自身より大型のキャラはこの効果を無視する
 制限:連射上限3となる。痛打、サツバツ不可。

この弾薬を使用した射撃によって【体力】を1以上失った場合、ターゲットはこのフェイズ終了時に拘束者のいない「拘束状態」となる。脱出判定は【ワザマエ】による難易度:HARDで行う。

ターゲットは脱出判定に失敗するたび、回避不可の1ダメージを受ける。

※この弾薬は例外的に「武器スロット」をスリケンの『カスタム/弾薬スロット』としてみなす。

ホーミング弾【万札:5】

発砲後、自動で対象を追尾する画像識別誘導型のハイテック弾。

種別とスロット占有数:カスタム、弾薬、テック弾、1スロット
 対象銃器:拳銃、ライフル、ショットガン

この弾薬を使用した射撃は、すべて『ダメージ1』固定(『痛打』、『サツバツ!』不可)となる代わりに、『射撃難易度-1』と『回避難易度+1』を得る(連射上限3)。

※『テック弾』は『テック銃器』のみ使用可能。

エアバースト弾【万札:5】

発砲後、対象の頭上あるいは目前で炸裂するハイテックな空中炸裂弾。

種別とスロット占有数:カスタム、弾薬、テック弾、1スロット
 対象銃器:ライフル、ショットガン

この弾薬を使用した射撃は、『射撃難易度+1』となる代わりに、すべて『痛打+1d2』を得る(連射上限3)。

※『テック弾』は『テック銃器』のみ使用可能。

テックモジュール【万札:15】

種別とスロット占有数:カスタム、照準器、1スロット
 対象銃器:拳銃、ライフル、ショットガン、スナイパー

この銃器は『テック銃器』化する。また「弾薬」のみ装備可能な、追加の「カスタム/弾薬スロット」を1枠獲得する。

装備時の獲得スタイル:
『●射撃スタイル:論理トリガ』:集中状態かつ「▶︎生体LAN端子LV1」以上埋め込み時のみ使用可能。【ニューロン】で『射撃判定』。『マルチターゲット』『時間差』獲得。


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◇追加のグレネード

液体窒素グレネード【万札:3】

炸裂と同時に封入された液体窒素を散布して周囲を瞬間冷却する。封入量は限定的であり、装甲目標には効果を発揮しづらい。

種別とスロット占有数:グレネード(射撃、1行動)、1スロット
所持ペナルティ:側転ダイス-1
 無効:戦闘兵器はこの武器の効果を無視する

攻撃フェイズに使用する。このグレネードは、視線が通っているターゲット地点1箇所を中心に『爆発(コリ・ジツLV2)』を引き起こす。敵味方全員にダメージを与える。『射撃難易度:NORMAL』『連射1』。

粘着セムテックス【万札:5】

対象に吸着し、時間差で起爆する高性能プラスチックバクチク。

種別とスロット占有数:グレネード(射撃、1行動)、1スロット
ダメージと攻撃難易度:特殊、HARD、連射1

移動フェイズに使用する。視線が通っている対象地点1箇所に向けて射撃する(回避:NORMAL)。この攻撃が命中した対象は【ワザマエ】判定(難易度:HARD)を行う(回避不可の場合は自動失敗)。

続く攻撃フェイズの終了時、このグレネードは対象地点を中心に『装甲貫通1』を持つ『爆発(カトンLv1)』を引き起こす。上記【ワザマエ】判定に失敗していた場合、対象が中心点となり、対象はこの爆発を回避できない。


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4:追加のレリック

湾岸警備隊制式チェストリグ【万札:10】

胸部から腹部にかけて、ウェアやスーツの上から装着する頑丈な軍用弾帯。防御性能は皆無だが、定数外の予備弾薬を携行できる。

1つの武器スロットを消費するだけで、同名の特殊弾を2個まで所持できるようになる。
ただし「弾薬(再チャージ)」種別の弾薬は対象外。


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5:追加の拡張サイバネ

5-1:汎用サイバネ

▷▷▷ホーミングクナイ

推進装置付きの自動追尾型ホーミングクナイや、乱反射するスプリットレーザーなどを放出する。これらの軌道はUNIXによる演算とジツにより、ネンリキめいた力で精確に遠隔制御される。

・『電脳』部位以外に増設可能。使用には【ジツ】値が1以上必要。
・『スリケン』による射撃時、次の射撃スタイルが使用可能となる。

 『●射撃スタイル:ホーミングクナイ』:
  「即応ダイス」をコストとして2消費。戦闘兵器の場合、このコストは1となる。

  この射撃は1ダメージ固定(痛打、サツバツ、エンハンス不可)となるが、
  ダメージを与えたかどうかに関わらず、対象のマスを中心に爆発(カトンLv1)が発生する。
  これは本来の射撃ダメージの直後に『時間差』で発生する。

  対象が最初の射撃ダメージの回避に失敗していた場合、対象はこの爆発が回避不可となる。


5-2:頭部サイバネ

▷跳弾計算モジュール

銃弾の跳弾までを高度に予測計算する演算システムを増設する。

・『内蔵型』銃器による射撃時、次の射撃スタイルが使用可能になる。

 『●射撃スタイル:跳弾射撃』:
   この手番中、自分と同サイズの敵や障害物を無視して視線を通せるが、
   『射撃判定』の難易度が+1される。

 『●射撃スタイル:スキッピング・ショット』:
   自分よりイニシアチブの低い敵1体のみに射撃する場合のみ使用可能。通常の射撃判定を行う。
   攻撃フェイズ終了後、対象に『回避ダイスダメージ1』を与える。


5-3:胴体サイバネ

▷サイバネテイル

振り込めいて作動し身体制動を補助するサイバネ尻尾を増設する。

・『連続側転ダイス+2』。また、あらゆる『通常移動』時の移動可能マス数が+1される。

▷超軽量化ボディ

サイバネ胴体の一部を薄型の超軽量合金や強化カーボンに置換したり、不要な臓器を切除してボディの軽量化を図る。

・【体力】-2、【脚力】+1、『回避ダイス+2』

▷胸部内蔵型ショットガン

胴体部に散弾射出口を設け、近接戦闘の密着状態からアンブッシュめいた一撃を放つことを可能とする。

・『内蔵型』の『ショットガン』とみなされる。ただし射程は3マスとなる。

・戦闘中1回限り、繰り出す「カウンターカラテ」の種別を「銃器」による射撃とみなす代わりに、
 効果を2ダメージに置き換え、『回避難易度+1』を付与する。

▷重火器マウント

重火器を搭載する専用のマウントフレームや、連結用の稼働式アームを背中や腹部に増設する。

・『重火器』の占有スロット数を-2する(最低1)。

▷▷赤熱機関

胴体に炎熱を蓄える発熱機関を増設する。

・戦闘中1回限り、手番開始時に瞬時の行動として以下のいずれかの方法で使用可能:
  A:この手番の間、内蔵武器による『火炎属性ダメージ1』を『火炎属性ダメージ2』に強化する。
  B:隣接マスの全員に『火炎属性ダメージ1』を与える(『回避:HARD』)。

・『▷放熱モジュール』や『▷赤熱モジュール』を埋め込んでいる場合、その効果を強化する。
 ※詳細は各サイバネを参照する。

▷▷内蔵型マルチロックオンミサイル

複数のターゲットをロックオンし、自動追尾するマイクロミサイルダーツやホーミングクナイを大量射出して同時攻撃する。

・手番終了フェイズに、瞬時の射撃として使用可能。自動成功。シナリオ中1回限り。
・使用者を中心とする5x5の範囲内の敵全員に1ダメージを1回与える(『回避:NORMAL』)。

・使用者が『マルチターゲット』を所持している場合、上記は『時間差』の2回攻撃となる。

▷▷第三の腕

脇腹から副腕などを生やし、火器射撃能力を大幅に拡張する。

・『射撃判定ダイス+1』。
・『小銃』による射撃を行うとき、他の武器スロットに同じ銃火器を所持している場合、
 一時的に『連射+1』の効果を得る。これは『内蔵型』であっても構わない。

・『●射撃スタイル:トリガーハッピー』使用時、装備しているのが『拳銃』以外の場合、
 『射撃判定難易度+1』の効果を無視する。


5-4:脚部サイバネ

▷拡張関節

脚部サイバネに、延びる、関節が増えるなどの特殊変形機構を組み込む。

・【脚力】+1。『●戦闘スタイル:ランスキック』使用時、一時的に『近接攻撃リーチ+1』を得る。
・ランスキックの命中時、望むなら『弾き飛ばし』の移動距離を1マスとしても良い。
 このとき移動先に壁や他のキャラが存在するなら、代わりに『回避ダイスダメージ1』を与える。

▷マルチプルフレア放出装置

高温のフレアデコイを放出し、ホーミング誘導する投射物やテック銃器の照準補正システムを妨害する。

・シナリオ中1回限りの使用。複数埋め込み可能(使用回数のみが増え、効果は重複しない)。
・『テック銃器』、もしくは『マルチターゲット』を持つ『射撃』種別のジツに攻撃を受けたとき、
 その攻撃フェイズの間だけ『緊急回避ダイス+1』と『回避難易度-1』の効果を得る。

▷スパイクソール

足の裏から内蔵型スパイクが飛び出すようになる。壁面に垂直に立つなど、トリッキーな移動が可能になる。

・通常移動でも敵のいるマスを通過できるようになる。

▷姿勢制御用補助スラスター

各所に埋め込んだ小型推進装置により、細やかな姿勢制御を可能とする。

・通常移動でもナナメ移動が可能となる。
・複数埋め込み可能。

・2個以上埋め込んだ場合、『●移動スタイル:突撃移動』による『回避判定不能』効果を
 『回避難易度+1』に置き換える。

▷ホバーホイール/ミズグモ

特殊なフローティングモジュールにより、流砂や沼地などの悪路を平地同然に移動できるようになる。

・『移動困難な地形』による【脚力】および『連続側転難易度+』効果を無視する。

▷電磁スモーク発生装置

帯電した微粒子を放出し、周囲に電磁ショックを与える。

・シナリオ中1回限りの使用。
・手番終了フェイズに、瞬時の行動として使用可能。自動成功。
 隣接マスの全員に『電磁属性ダメージ1』を与える(『回避:NORMAL』)。 

▷強化フレーム

脚部サイバネを重装甲で覆ったり、強化合金のフレームで置換したりする。

・【脚力】-1、【体力】+1。
・『脚部破壊』(サツバツ出目5)を受けた場合、このニンジャはその効果すべてを
 『痛打+D3』に置き換えることを選択してもよい。シナリオ中1回限りの使用。

▷脚部自爆装置/ジセツ

損傷した脚部サイバネを切り離し、自爆させる緊急離脱装置。

・隣接する敵からの攻撃によって、自分が【脚力】ダメージを受けた瞬間に使用可能。
・隣接する敵の攻撃者1体に1D6ダメージを与え(『回避:UH』)、
 使用者はシナリオ終了時まで【脚力】2固定、『回避難易度+2』の効果を受ける。
・シナリオ中1回限り。

▷ガンソルレット

トーキックや膝蹴りをトリガーに、内蔵型銃器からマグナム弾や散弾、爆風などによるゼロ距離射撃を浴びせかける非道武器。

・戦闘中1回限り、繰り出す「カウンターカラテ」に『回避難易度+1』の効果を付与しても良い。

・『●戦闘スタイル:ランスキック』使用時、望むなら『弾き飛ばし』の代わりに
 対象へさらに1ダメージ(時間差可)を与える。これはランスキックとは別の攻撃とみなされる。

▷マッシブレッグ

軍用グレード、あるいは重機向けの強力な油圧モーターや油圧器を持つ、頑強なサイバネ下半身に置換する。

・あらゆる装備/防具による「側転ダイス-X」「脚力-X」を無視する。

▷身体固定用アンカーボルト

サイバネ脚からアンカーボルトを大地に打ち込み、身体軸を強固に固定することを可能とする。

・『小銃』以上の銃器で射撃するとき、『集中状態』による判定難易度軽減効果を-2まで強化する。

▷▷ニトロターボ機構

ニトロガスを充填したボンベを内蔵し、一時的に脚部サイバネのスラスターなどのパワーを爆発的に向上させる。

・シナリオ中1回限りの使用。
・移動フェイズ開始時に、瞬時の行動として使用可能。
 『通常移動』しかできなくなるが、移動可能マスは2倍となり、
 この手番の間『●轢殺攻撃2』、『連続攻撃+1』、『近接攻撃難易度+1』を得る。

▷▷マキビシ・スキャッター

脚部サイバネから密かに非人道兵器マキビシを散布し、強引なフーリンカザンを構築する。

・戦闘中1回限りの使用。
・手番開始時もしくは終了時に、瞬時の行動として使用可能。
 使用者を中心とした3x3マスを「移動困難な地形(マキビシ)」に置き換える。
 全ての敵は「連続側転」もしくは「飛行移動」中でない限り、
 このマスを通過するたびに『回避ダイスダメージ1』を受ける。

・「移動困難な地形(マキビシ)」は一度効果を発揮すると即座に消滅する。


5-5:腕部サイバネ

▷赤熱モジュール

サイバネ腕や内蔵武器を耐熱合金化し、超高熱を纏うことを可能とする。

・攻撃フェイズ開始時、瞬時の行動として『即応ダイス2』を消費して次の効果を得る。
 ・このフェイズの間、装備中の『素手』もしくは『内蔵武器』は特別なエンハンスによる
  『火炎属性ダメージ1』を得る。

・『▷▷赤熱機関』を埋め込んでいる場合、上記のコストは『即応ダイス1』となる。

▷放熱モジュール

内燃機関から燃料や発生熱を効率的に放出し攻撃する機構を組み込む。

・戦闘中1回限り、手番終了時に瞬時の行動として使用可能。
 隣接マスの全員に『火炎属性ダメージ1』を与える(『回避:NORMAL』)。

・『▷内蔵型火炎放射器』を持つ場合、これを『爆発(カトンLv1)』として発動しても良い。
・『▷▷赤熱機関』を埋め込んでいる場合、上記の効果を「手番中1回限り」に強化する。

▷オートリローダー

サイバネ腕に予備弾倉の格納スペースや自動装填機構を搭載する。

・シナリオ中1回限りの使用。
・所持している『弾薬』を1回だけ消費せず使用することができる。

▷▷パルス・ハンド

ハードウェアハッキングを可能とする、強力な電磁波発生機構をサイバネ腕の掌に内蔵する。

・『素手』装備時、次の戦闘スタイルが使用可能になる。

 ・『●戦闘スタイル:パルスハック』:
   ターゲット敵1体固定。この『近接攻撃』はダメージ1固定(電磁ダメージ1)で、
   『痛打』も『サツバツ!』も発生しない代わりに、1発でも命中した場合、
   攻撃フェイズ終了時に瞬時の行動として対象へ『ハッキング』種別のスキルを使用しても良い。

   ただしスキル発動難易度は【精神力】コストは+1される(0の場合1)。

▷▷▷内蔵型ツジギリブレード

両腕から左右に展開する鋭利なダブルブレードを内蔵する。

・『轢殺攻撃2』を得る。
・内蔵型の「カタナ二刀流」とみなす(「カタナ」としては使用できない)。


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