【NJRPG/シナリオ】ザ・マン・フー・ノウ・トゥー・マッチ
大人になって恋に落ちた時、恋人に尋ねたことがある。この先に何があるのかと。2人の前にはいつだって虹が架かっているだろうかと。
ーQue sera, sera.
これは「ニンジャスレイヤーTRPG」のシステムに対応した、2~4人のプレイヤー向けのショットガンシナリオ(ショートシナリオ)記事です。
「成長の壁(1)」を突破直前~直後程度のステータスを有しており、また武器やサイバネなどそれなりに装備が充実した、プラグイン環境のキャラクターでプレイされることを想定しています。
なお1発あたりの平均ダメージが1(回避難易度:NORMAL)と想定すると、1ターンの攻撃手数は合計で4〜5回程度のチームが適正レベル帯のシナリオ構成です。
◇想定時間配分(オンラインセッション)
導入~調査パート:1.5時間
ガサ入れパート:1時間
真相究明~ボス戦パート:1.5時間
◇本文中に登場する略称
NM:ニンジャマスター → ゲームの進行役。描写などを行う。
PL:プレイヤー → ゲームの参加者。PCを操作する。
PC:プレイヤーキャラクター → ゲーム内の主人公。メインキャラ。
◆マップデータ
マップデータはGoogle スプレッドシートで作成されています。下記からローカルにダウンロードするか、ご自身のアカウントにコピーを作成してGoogle スプレッドシート上で使用してください。
なお秘匿されたエリアも同じシートに表示されている状態のため、情報が開示されるまでは下側のマップは消しておくなど必要に応じて事前準備を行ってください。
◆ダンゴウ
この日、PCは上役であるソニックブームよりIRC連絡を受け、とある建物にガサ入れをしてこいという端的な命令をくだされる。彼は「詳しくは<導入役のニンジャ>の野郎から聞け」と言ってそれ以上の情報はもたらさず、一方的に連絡を切る。
<導入役のニンジャ>はNMがプレイグループで操作しているPCなどとし、同じアジトを拠点としている他のPCと面識がある状態からスタートするのが良いだろう。<導入役のニンジャ>は次の情報を明かす。
◉あるソウカイニンジャ(あるいはPCたち)が"背伸び"をしたハッカー・バロンのアジトを襲撃した際に回収したデータ類から、『アマクダリ・セクト』なる組織の名前が浮上した。
◉回収されたIRC交渉ログから推察するに、『アマクダリ・セクト』は『サーカディアン・スリー』なるニンジャ集団からハッカー・バロンに警備ニンジャを派遣していたようだ。
◉さらにこのハッカー・バロンは、警備ニンジャとは別経路で指示を受けてハッキング活動を行っていた可能性が高い。その記録は念入りに削除されているものの、断片的なログからは『天下』すなわち『アマクダリ』を想起させるキーワードがサルベージされた。
◉これらから導き出される構図として、『サーカディアン・スリー』はあくまでも警備として派遣されており、『アマクダリ・セクト』はまた別の指揮系統を介してハッカー・バロンをコントロールしていたと考えられる。
◉今回の任務は上記の情報からダイダロスが暴き出した『指揮系統』のIPアドレスから送信元を襲撃し、『アマクダリ』に関するデータを回収することだ。ハッカー・バロンへの指示の送信元は、小さな事務所が併設された古い倉庫設備である。
ここで言う『アマクダリ・セクト』は『ザイバツ・シャドーギルド』など、PCたちの所属組織が敵対する相手に読み替えても構わない。
◆調査
<導入役のニンジャ>はカチコミに際して、まずは周囲や襲撃先について調査を行うことを提案する。PCは望むなら襲撃前に、次のような判定によって情報収集を行うことができる。
◇建物内部の偵察
判定(HARD):【ワザマエ】判定、「☆ステルス・ジツ」や「☆アカシ・ジツ」の発動判定によって代替判定が可能。難易度は据え置き。
判明情報:1/3が事務所、残りが倉庫になっていることが分かる。一方で、外観の大きさに対してやや内部が狭く感じる。壁が厚いのか?事務所にはUNIXが置かれており、翁のオメーンを被った数名のヤクザがいる。
◇周辺調査・聞き込み(インタビュー)
判定(HARD):【カラテ】判定、「☆ヘンゲヨーカイ・ジツ」など外観を変えるジツや「☆カトン・ジツ」など攻撃的なジツの発動判定によって代替判定が可能。難易度は据え置き。
判明情報:コナキ・ヤクザクランという小規模クランが倉庫を根城にしていることが分かる。彼らのシノギは不明だが、定期的にトラックが倉庫を出入りしている。
◇監視カメラのハック
判定(U-HARD):ハッキング判定。
判明情報:直近で倉庫に出入りするトラックの姿が映っている。音声を解析すると、トラックが倉庫内に消えている間、かすかに子供の声や『センセイ、ドーゾ』というヤクザの声が聞こえる。
◆ガサ入れ
この建物には大きく分けて2つの入口があり、侵入する方法や場所によってシナリオの展開や難易度に影響を及ぼす。
◇正面口
事務所に繋がっている。中には4~5体のコナキ・ヤクザが待ち構えており、即座に戦闘に発展する。
戦闘に手こずった場合、あるいは『戦略視界リンク』を使用したうえで特にマークされないコナキ・ヤクザがいる場合は地下に無音のアラートが送信される可能性がある。
◇車両搬入口
倉庫に繋がっている。中には4~5体のクローンヤクザが待ち構えている。侵入するには中から電動シャッターを動かすか、【ワザマエ】判定(U-HARD)で忍び込み解錠する、あるいはハッキング判定(HARD)で外から解錠する必要がある。
戦闘に発展した場合、事務所のコナキ・ヤクザは地下に無音のアラートを発報する。突然電動シャッターが動き出した場合、クローンヤクザはそれを調べにやってくるため、音もなく暗殺することができるかもしれない。
◆クローンヤクザY-12型(種別:モータル/バイオ生物/ヤクザ)
カラテ 2 体力 1
ニューロン 2 精神力 2
ワザマエ 3 脚力 2
ジツ ー 万札 0
近接D:2、射撃D:3、回避D:ー
◇装備やスキル
武器 :『ノーカスタム・チャカ・ガン(1ダメージ)』
コナキ・ヤクザ
コナキ・ヤクザは翁のオメーンを被った奇妙なヤクザである。彼らはそれなりの戦闘訓練を積んでおり、また戦闘用のデジタルドラッグを使って己を鼓舞する。
この戦闘において、全てのコナキ・ヤクザは『◉ニューロンブースト』によりイニシアチブを8まで引き上げてから行動し、最も離れた位置にいる1体が毎ターン順番に『◉戦術視界リンク』で味方にバフを掛ける、というロジックで行動する。
◆コナキ・ヤクザ(種別:モータル/ヤクザ)
カラテ 2 体力 2
ニューロン 2 精神力 2
ワザマエ 3 脚力 2
ジツ ー 万札 1
近接D:2、射撃D:3、回避D:ー
◇装備やスキル
スキル :『◉ニューロンブースト』、『◉戦略視界リンク』、『◉ウィークポイント射撃』
装備 :『オキナ・オメーン』
武器 :『ソウドオフ・ショットガン(2ダメージ、隣接射撃可能)』
センセイ、ドーゾ(難易度オプション)
コナキ・ヤクザにアラートの発報を許した場合、突然PCと同じ部屋に「アサシンケイブ」のブンシンがPOPしアンブッシュを仕掛けてくる(能力の詳細は後述)。
実力者であるアサシンケイブを爆発四散させ、事務所のUNIXからデータを回収したPCたちは任務を達成したと思い込むだろう。しかしこれは狡猾な罠だ。
◆アサシンケイブ(種別:ニンジャ)
カラテ 6 体力 7
ニューロン 5 精神力 6
ワザマエ 8 脚力 5
ジツ 4 万札 ー
近接D:9、射撃D:8、回避D:9
◇装備やスキル
消耗品 :『家族の写真』、『オーガニック・スシ』
スキル :『連射2』、『タツジン:スリケン』、『射撃スタイル:縫い止め』
『タツジン:アサシネイト・ドー』、『シノビ・バックスタブ』
サイバネ:『▶クロームハート』
武器 :『アサシンダガー二刀流:ワザマエ&急所狙い』
◆ボスエリアへの道
これまでに調査を行って情報収集に成功していた場合、まだこの事務所に解明されていない不審点が残されていることに気がつくだろう。NMはPCがそのことに違和感を覚えたと伝え、さらに真相に迫ることができるかどうか『察知判定』を行わせる。
この判定のダイスは次の条件に従って算出する。
◇察知判定(代表者1名)
難易度:HARD
基本ダイス:素の(【ニューロン】+【ワザマエ】)/2と同じ数
情報収集判定に成功していた場合:+成功した判定の数
コナキ・ヤクザを尋問した場合:+1
判定に成功した場合、倉庫と事務所の間に中空が存在しており、そこにアクセスするためのドンデンガエシが倉庫側の壁に存在することが判明する。
その空間には、さらに地下に繋がる階段にアクセスすることができる。
判定に失敗したら?
『察知判定』に失敗すると、このシナリオはその時点で終了となる。PCたちは事務所のUNIXからトラックの往来スケジュールを手に入れ証拠として持ち帰るが、それは単体では特に当たり障りのない情報であり、事務所の秘密が暴かれることはない。
PCは単に速やかな任務遂行に、最低限の報酬を得る。
◆事務所の地下
地下には扉のついた小部屋が並べられたコの字の通路が伸びている。それぞれの小部屋には何らかのシリアルが刻まれたプレートが掛けられ、中では壁から伸びるLANケーブルが繋がったサイバーサングラスを着用するモータルの子どもたちがベッドに横になっている。
NMはこのマップの壁が【体力】5を持つと伝え、いざとなれば破壊してUNIX部屋にショートカットできるものとしても構わない。
アサシンケイブ
「「これが某のフーリン・カザンよ」」
いずれかの部屋を調べたタイミングで、アサシンケイブがPOPする。既に地上で戦闘していた場合もステータスは全回復している。
アサシンケイブはバイロケート・ジツで常にブンシンしながらPCに挟撃を仕掛ける。いざとなるとダイ・カワリで即死を免れたり、自らブンシンを消したりして、バイロケート・ジツによる擬似的な瞬間移動でUNIX部屋に向かってデータを削除しようとする。
◆アサシンケイブ(種別:ニンジャ)
カラテ 6 体力 7
ニューロン 5 精神力 6
ワザマエ 8 脚力 5
ジツ 4 万札 25
近接D:9、射撃D:8、回避D:9
◇装備やスキル
消耗品 :『家族の写真』、『オーガニック・スシ』
スキル :『連射2』、『タツジン:スリケン』、『射撃スタイル:縫い止め』
『タツジン:アサシネイト・ドー』、『シノビ・バックスタブ』
サイバネ:『▶クロームハート』
武器 :『アサシンダガー二刀流:ワザマエ&急所狙い』
『☆バイロケート・ジツ』:
手番開始時に【精神力】を2消費して難易度:HARDで発動。発動に成功した場合、
自身と全く同じ能力値のブンシンをマップ上の任意の場所に1体POPさせる。
ブンシンは本体とは別のキャラとして行動するが、厳密に区別はされず
【体力】、【精神力】および「回避ダイス」は常に共通となる。
※2体以上のブンシンをマップに存在させることはできないが、
手番開始時にブンシンもしくは本体を除外してから改めてジツを発動することはできる。
『☆ダイ・カワリ』:
『バイロケート・ジツ』の効果中に1体が爆発四散した場合、【精神力】を1消費することで
爆発四散しなかった側の「アサシンケイブ」は【体力】が1の状態で踏みとどまる。
◇難易度オプション:難易度を増加させる場合、『◉時間差』を付与したり、『▶テッコ』などのサイバネを増設して回避ダイスを増やす。あるいはPCが十分に強力なら「ブンシンと本体が回避ダイスを共有しない」としても良いだろう。
およそPCの攻撃1回に対して回避ダイスを1〜2個割り振れる程度の数が目安であり、さらに手強くするならば攻撃1回に対してダメージ期待値分の回避ダイスを割り振れるように調整しよう。
◇アサシンケイブのキャラクター設計:このボスは3x3の範囲にブンシンと本体が集まることで『シノビ・バックスタブ』が発動し危険度が跳ね上がる一方で、『回転斬撃』や『マインドブラスト・ジツ』などの範囲攻撃に弱くなる(=ブンシンと本体それぞれが範囲攻撃に巻き込まれるため、実質受けるダメージが倍加する)という変わった特徴を持つ。
対単体が苦手な範囲系のPCが多い場合、積極的にシノビ・バックスタブを狙らって行動させることで、彼らに活躍のチャンスを与えることができる。
UNIX部屋とトクシマ
「アイ、センセイ」
この部屋にはグレーターヤクザのトクシマが控えており、状況に応じてUNIXからデータの削除を行う。
UNIXは隣接してハッキング判定(難易度:HARD)に成功することでデータの吸い出しを行えるが、戦闘中の場合はこの難易度がさらに+1されてしまう。今回の任務の目的はこのデータであり、ヤクザやニンジャの殺害は必須でないことはPLに改めて伝えるべきだろう。
◆グレーターヤクザのトクシマ(種別:モータル/ヤクザ/ボス級の敵)
カラテ 3 体力 4
ニューロン 2 精神力 3
ワザマエ 3 脚力 3
ジツ ー 万札 10
近接D:4、射撃D:3、回避D:4H
◇装備やスキル
スキル :『◉ニューロンブースト』、『◉ウィークポイント射撃』、『◉タクティカル移動射撃』
装備 :『オキナ・オメーン』
サイバネ:『▶ヒキャク』、『▶クロームハート』、『▷ブースター・カラテ・ユニット』
武器 :『カタナ』、『ノーカスタム・チャカ・ガン』
『ダイ・ケンドー』:
このキャラは「移動」→「射撃」→「移動」→「近接攻撃」と行動することができる。
◇難易度オプション:難易度を増加させたい場合、トクシマの武器をショットガンやヒートカタナに変更する。ただし『ダイ・ケンドー』では必ず銃火器と近接武器を組み合わせて使い、強力な武器を持っていても連射や連続攻撃のスキルは使用しない(必ず1回ずつしか攻撃しない)。
◇設置されたトレジャーのランダム表
出目1−2:【万札:5】 出目3−4:【万札:10】 出目5−6:下表
1:サイバネアイ
2:ウイルス入りフロッピー
3:ZBRアドレナリン注射器
4:*キーボード・オブ・ゴールデン・エイジ*
5:*マキモノ・オブ・シークレット・ニンジャアーツ*
6:**ボンサイ・オブ・ダークネス**
襲いくるアサシン(難易度オプション)
さらに難易度を増加させたい場合、どこかのタイミングでトクシマのIRC操作を演出トリガーとして、マップ上のMを動かして『アサシン』として戦闘に参加させる。
これは小部屋に居た子どもたちであり、対アサシンケイブの障害物やギミックオブジェクトとして機能するように配置を行う。
◆アサシン・チャイルド(種別:モータル)
カラテ 1 体力 1
ニューロン 1 精神力 0
ワザマエ 1 脚力 1
ジツ ー 万札 0
近接D:3、射撃D:3、回避D:ー
◇装備やスキル
装備 :『サイバーサングラス(ワザマエ判定D+2)』
武器 :『ダガーナイフ(カタナ)』
『条件反射プログラム』:
このキャラは能動的に行動せず、隣接マスで移動を終了した敵に対して
自動的に近接攻撃(精密攻撃)を繰り出す。
◇DKKの獲得あるいは善性?への報酬
NMはこれらアサシンの殺害(範囲攻撃やカウンターカラテを含む)に対してDKKを与えても良い。戦闘領域を限定するのであれば倒した数と同じだけの値を、あるいは移動しながらの戦闘となる(=巻き込まざるを得ない状況)ならば固定で5点を付与する。
これらの半強制的なDKKの付与を快く思わないのであれば、アサシンからの回避難易度を+1する代わりに「カウンターカラテ」が発生しないものとして構わない。そして<導入役のニンジャ>などが"人材"を求めている、などと理由を用意しておき、生き残ったアサシンの人数/2(端数切り上げ)だけの【万札】をボーナスとして与えるのが良いだろう。これはカルマ傾向が異なるPCが、それぞれ異なる利益のために同じ方向を向いて協力できるようにするための措置である。
もっとも"人材"として回収されていったアサシンたちがどうなるかはPCたちの関知するところではない。
◆報酬
余暇4日、一人あたり【万札】20、名声+1
※地下に辿り着けなかった場合、上記をそれぞれ半減する。名声は+0。
◆結局なにが行われていたのか
この場所は「攻撃性セミオーガニックメガデモ」の調合施設であった。「セミオーガニック」は直結型ほどトリップはできないが、それ故に警戒度も低く、対象に摂取させるハードルも低い。アマクダリはここで視覚から摂取する電脳ウィルスを精製し、ハッカー・バロンなどを介してターゲットに送信。その精神に異常を生じさせる、あるいは破壊する、電子光を用いた暗殺を画策していたのだ。
アサシンケイブはこのメガデモ調合施設を任され、手ずから戦闘教育を施した子飼いのヤクザアサシン・グループ、コナキ・ヤクザクランと共にプロジェクトの管理を行っていた。問題は、感受性の高いモータルの子供を被験体に調合・実験を行うこのプロジェクトの特性に彼が目をつけ、仕組みを理解したうえで、己の暗殺技術のミーミー継承に利用し始めたことだ。
アマクダリは彼のある種の逸脱行為に気がついており、ハッカー・バロンからの情報漏洩及びソウカイヤの調査の手が伸びていることも彼に知らせることはなかった。裏を返せば、そのお陰でPCたちがこの場所を摘発することができたとも言える。
シナリオフック
このシナリオには今後のキャンペイグンのネタとして使えるような、物語中に明言されなかった謎やシナリオフックが幾つか仕込まれている。
コナキ・ヤクザクラン:アサシンケイブが引き連れていたヤクザアサシン・グループ。劇中では観測できる範囲で『小規模』と称されていたが、彼らがどこからやって来たのかは不明瞭なままだ。もしかすると他にも構成員が存在しており、暗殺技術を継承しながら規模を拡大しているかもしれない。
アサシンケイブの「家族の写真」:彼の所持アイテム「家族の写真」は恐らくは子供たちに囲まれる彼を写したものだ。例えばそれは随分と昔に教育を施した優秀なアプレンティスとの写真であり、ニンジャあるいはモータルの暗殺者として成長したその人物が、師を殺した犯人を追っていつかPCたちの前に現れるかもしれない。
メガデモの行き先:この場所で調合されていたメガデモは、間違いなく冒頭で述べられたハッカー・バロン以外の手駒にも拡散されている。事務所から回収したデータを追い、将来的にはこのメガデモを武器として振るうアマクダリ・セクトの手先のアジト襲撃を命じられることがあるかもしれない。しかしそうした場合、ソウカイヤの動きを察知したアマクダリはPCを狙って罠を張るだろう。
トラック:往来するトラックが一体どこからやって来ていたのかは不明のままだ。これはアサシンケイブによって教育された子供たちを送り返す用途にも使われていたと推測され、そうした子供たちがその先で何らかの事件を起こす可能性もある。
◆忍◆ ニンジャRPG名鑑#XXX 【トクシマ】 ◆殺◆
コナキ・ヤクザクランのグレーターヤクザ。ピストルカラテの断片と暗殺術から編み出されたダイ・ケンドーの使い手。電子的に強化されたニューロン反応速度は実際驚異的。
◆忍◆ ニンジャRPG名鑑#XXX 【アサシンケイブ】 ◆殺◆
アマクダリ・セクトの暗殺ニンジャ。バイロケート・ジツは独立した自我を有するもうひとりの自分を生み出すが、心身に受けた傷は互いに伝搬してしまう。
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