土から絵の具を作りました『陶芸土遊び』~地域交流~
memorytree保育園では、地域の伝統文化やそれぞれの地域の特色を生かした活動を日々の保育に取り入れています。
memorytree瀬戸保育園では、保護者様行事として取り入れました。
なぜこの活動を選んだのか?
今回の活動は昨年度から準備を始めていました。
「焼き物のまち瀬戸市」に因んだ行事を検討しており、地域の方から情報収集を行った結果、陶磁美術館へ出向きお話を進める中で『陶芸用の土粘土ができるまでの工程を経験することはどうか』と陶磁美術館の職員さんからご提案がありました。
粘土遊びやペイント遊びに慣れている子どもたちなので、楽しく取り組めるだろうと見込み『陶芸土遊び』が実現しました。
活動当日の様子”はじめに”
瀬戸市にある愛知県陶磁美術館の方々にお越しいただき、
土を使い絵の具を作る方法を教わりました。
活動当日の様子”絵の具作りスタート!”
❶最初にめん棒を使って土のかたまりを潰します。
土は硬く力が必要です。めん棒を使うことに慣れていない子どもたちでしたが、保護者様や美術館の方と力を合わせて潰すことに成功!
❷ふるいを使って砂をさらさらにします。
ふるった砂が舞うので、低い位置で慎重にふりふり。
❸水とボンドを入れて混ぜます。
砂から絵の具へ変わっていくことが不思議な子どもたち。
完成まであと少し!
❺絵の具が完成したあとは、厚紙にお絵描き。
筆や手を使い、自由にお絵描きを楽しんでいました。
出来上がったお絵描き用紙は、保護者様へプレゼントしました。
感想・最後に
いつもの保育園の活動とは違う環境に、始めは緊張した面持ちの子、保護者様と一緒に過ごすことが嬉しくてハイテンションの子など、それぞれ異なる様子でしたが充実した時間を過ごしていただけましたら幸いです。
ご協力いただいた愛知県陶磁美術館の皆様、保護者様、
ありがとうございました。
”日本の伝統文化を知り体験する”を大切に考え、地域の伝統文化に親しむ機会をこれからも設けていきたいと思います。