「手に職をつければ安泰」ってホント?


"手に職をつける"と聞いて、
最もイメージしやすいものは資格取得です。

現在、国家資格の難易度ランキングを見た時に
上位に来るものは弁護士、公認会計士、司法書士など
士業にあたる職業の資格です。

しかし、今年の2月にこのようなニュースがありました。

この記事で利用されている厚労省のデータによると

ここ10年間の年収の減少率が最も大きい3つの職業は士業である。
弁護士に関しては、年収が600万円ほど減少している。

とされています。

資格試験の中でも極めて難しい資格を取れたとしても
年収を見たときに10年前ほど魅力的な仕事と言えない状況です。
また、この背景には弁護士や会計士が増えたのと同時に
資格を持つ人が都市部に集中しすぎている問題があり、
資格を取っても都市部では就職先が見つかりにくい状況となっています。

要するに、
従来型の職業選択が通用するとは限らなくなっています。

やりたい仕事を止めるつもりはありません。
ですが、これから伸びる見込みがある市場
需要に供給が追いついていない分野などで経験を積んだ方が
将来的にも応用しやすく、
需要のあるスキルを身につけられるかも知れませんね!

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