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【Find Teams!第1回 ICT×教育 Teamsの可能性を探る】〜体験参加レポート〜

こんにちは。Next Education for Suita運営の瀬戸口です。
8/22 13時~15時に開催された、NES主催のTeams体験イベントのことを
参加者目線でレポートします。
 裏側のレポート(運営目線)はコチラ
 アーカイブ(Youtube)
おそらく、この参加体験レポートが、一番イベントの様子を臨場感満載にお届けできるのではないかと思っております!とても長くなりましたので、ぼちぼちとお読みいただければ幸いです。

緊張感ただようイベント開始前

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12時55分。体験参加者が続々と集まり、会議室内はこれから始まるイベントの期待感と裏方のざわざわとした雰囲気に包まれていました。Live配信の直前打ち合わせが行われた後、司会のNESの小松さんが電話での接続サポートでその場を離れて。
12時58分にもなると、司会なしでの待機もどうかな、と、その場の雰囲気で、体験イベントに初めて参加される方に手を挙げていただいたりして、雑談をして時を過ごしていました。

日本マイクロソフト宮崎さんの思い

13時を少し過ぎて、司会の小松さんが戻り、いよいよLive配信がスタート。すると、ほとんどの方がカメラオフのミュート設定になりました。それもそのはずです。参加者の7割が公立校の先生方!そしてお子さんと画面をのぞき込んでいる保護者の方も多かったのですから。
小松さんが挨拶をし、まず今回多大なサポートをしてくださった日本マイクロソフト株式会社 政策渉外・法務本部 地方創成担当部長 宮崎翔太さんにご挨拶をいただきました。

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宮崎さんは、千葉県流山市で直前までバーチャル修学旅行のイベントの会場におられ、そのイベントのお話をしてくださいました。こちらも保護者による企画。コロナの影響で修学旅行に行けなくなった小学6年生が、タイに行くバーチャル修学旅行に参加するというもの。その企画のあたたかさに、思わず目が潤みました。子ども達の一生の思い出づくりのために大人達が本気になって設定した、究極のごっこ遊びですよね!本当に最高です!!
そして、宮崎さんは、このコロナの影響で、新たな動きが始まっている。これまでこのようなイベント(保護者達中心となり先生と保護者が共に参加するイベント)を企画するという話は聞いたことがなく、それだけに、吹田市だけでなく、全国の他の地域にも広がる可能性があるのでは、という話をしてくださいました。
MicrosoftはTeamsを改良し続けており、ぜひ要望をフィードバックしてもらいたい、皆さまの声を通して改良していきたいと思っているとの、うれしいお話をいただきました。

Next Education for Suitaが企画するワケ

そして、小松さんから、NESがなぜこのようなことをしたのかという話がありました。「自由に活動ができる保護者だからこそ、保護者、先生、行政という立場を超えて、互いの得意を活かしあう場をつくりたい、そしてそのノウハウは他地域にも提供していきたい」という話。保護者はこうあるべきというイメージを取り払って、一市民としてよりよい形を考えていきたい、そう思いながら聞いていました。
イベントの目的は、「Teamsをさわって楽しんでみることで、その可能性を感じてみること」
先生も親も、失敗しても大丈夫。たくさん試してみましょう!

待ちに待った小池先生の登場

そして、いよいよ千葉大学教育学部附属小学校 小池翔太先生にバトンタッチされました。

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画面に子ども達の顔が見えると、小池先生が笑顔で優しい声になるのが印象的でした。千葉大付属小の事例紹介を丁寧に盛りだくさんでお話ししてくださいました!アーカイブで何度も聞き直したい内容です。参加者からは、この資料いただけませんか?などチャットが飛んできていました。

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オンライン学習で出来ることマッピング

下の画像は、小池先生から示された、オンライン学習でできることマップ。
縦軸に学習と生活、横軸に同期と非同期があります。

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実は、このマップは今回のイベントの打ち合わせを小池先生とマイクロソフト社、関係者とNESメンバーがTeamsで行っている中で、NESの小松さんが作ったマップをもとに、小池先生が色々な学習内容を入れてくださったものです。
小池先生は、そのNESのメンバーとのやり取りのことを打ち合わせ当時Facebookで、「保護者の方とのクリティカルな打ち合わせがあり、とても刺激を受けている」と表現されていたのですが、それを見たNESメンバーは、「クリティカルってどういうこと??私達、先生いじめてないよね???」みたいな反応になっていました。クリティカルヒット…痛恨の一撃を、先生が受けたと表現されたのでは、とあわあわしていたのはここだけの話です。

やってみたチャネルやってみた!

Teams体験の1つ目は、「やってみたチャネル」休校期間中に実際に千葉大付属小で実践されたこの活動は、現在デジタル日記として続いているそうです。小池先生がチーム内に新しく「やってみたチャネル」という箱を作るデモンストレーションをされた後、参加者は一斉に書き込み!40数人が話題を立ち上げて、コメント入れたりいいねを押したり、自身も何を投稿してみようかと考えたり、展開が早すぎて目が回りそう!それもまた初めての経験。楽しい!

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オンライン朝の会を体験!

参加者の生まれ月で春夏秋冬の4グループに分かれ、小池先生がその場で作ってくださったそれぞれのチャネルに移動して、朝の会をしました。グループによっては、魅力あふれるおもしろ先生方が楽しい朝の会を再現してくださったり、顔がうまく表示されず音声も使えなくて、チャットで参加する人がいたり、最初はとまどいもあったと思うのですが、そのグループの状況に応じて、対応していく様子があったようです。私は秋グループだったのですが、すっかり朝の会で何をするのか忘れていたため、先生に日直さんをお願いしたにも関わらず、子どもが参加してきて「まず健康観察してください」など、仕切り始めていました。はまっていることを紹介し合って少し打ち解けたところで終了!画面越しでの初対面の人とのやり取りは、リアルより緊張感が少ないように感じました。
戻ってきたら、他のグループの人がそろうまでは雑談などしながらしておりました。

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小池先生は、参加の先生方に向けて、オンラインでのクラス運営の工夫や、子ども達への対応など、様々なエピソードを交え、時には実演をされながら、たくさんのエールを送ってくださいました。

質問タイム

時間がおしてしまっての質問タイム。チャットでもたくさんの質問が投稿され、それに小池先生が次々に答えてくれました。答えきれなかったものは、後ほど必ず回答しますとお約束してくださいました。

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トゥギャザーモードなども適宜挟んで表示があったり、長時間のLiveでの講演でも参加者を飽きさせない工夫を盛り込む小池先生。小池先生のスキルと経験は本当に貴重ですし、何よりも先生の志が素晴らしいと思います。

NESの次のイベント紹介2つ

NESでは、下記イベントを予定しております。どうぞご参加ください!
(1)オンライン座談会(先生限定)8/29 13時~
・今回の体験参加者、Live観覧者に向けた先生限定イベント
・Teamsの体験や学びを深めたい
・話をしたい、感想をシェアしたい(カメラオフでの参加OK)

(2)Find Teams第2回 Teams Q&A bot作りライタソン 9/12 14時30分~16時30分 
・LINE を使って、質問を入れると自動で返ってくるbotというものを作る
・Teamsを使うときの質問と回答を作っていくワークショップ
・定員25名 於  山田駅そばのゆいぴあにてリアルで実施
・詳しい人も詳しくない人も、Teamsを使うにあたり、子ども達のために、保護者のために、先生の負担軽減のために何かしたいなと思う人は、誰でもOK!

アーカイブには、小池先生の講演が含まれています。思いとノウハウがいっぱい詰まっていますので、ぜひ繰り返しご覧ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 (瀬戸口)

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