映画『恋する惑星』感想“私にとっての青い春”
私がこれまでの人生で(約20年しか生きていない赤ちゃんだが)これ以上夢中になった映画はないだろうというくらい好きなのが、
香港ノワールの巨匠ウォン・カーウァイの『恋する惑星』である。
今は無き素敵な映画館で唯一映画について爆語りできる大好きな友人と観に行ったのが最初。そのあとひとりでもう一回行った。そしてまたその友人ともう一回行った。中毒である。魅力を語ればキリがないのだが、とにかく全てが良い。キャスティング、色彩、音楽、インテリア、表情、詩的なセリフ、、、。これを雰囲気