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シン・草食系男子

巷に草食男子が増え始めたのは15年近く前の話だろうか??20年前だったろうか?

私はその理由について考える。
その少し前に”ヤマンバギャル”、いわゆるガングロなどが流行った時期がある。カースト上位のギャルは皆黒かった。
eggという雑誌と、ユーロビート、パラパラなど独特の若者文化があった。

そのカースト上位ギャルたちを落とそうと躍起になったのが、メンズエッグ系。彼女たちと同類の男たちだ。
次いで、ドレスアップ系の男性たち。ドレスアップするのは服ではなく車。車にウーファーを積み、ブラックライトで光りながら、ハイビスカスのレイをミラーに引っ掛け、ズンドコズンドコ走っていた。

 気が散りそうなハイビスカスのレイ。
コラムシフトのレバーはクリスタルが主流。

一方その裏で、息を潜めて生息していたのが電車男系だ。
キモオタと呼ばれる事もある彼らは、彼らの文化の中でアイドル系や委員長系、天然系の女の人を崇拝していた。

そんな時代に思春期を迎えた男子は選ぶことになる。
自分はギャル男になるのか、オタクになるのか。

ギャル男になれないと悟った男から諦めるも、オタクになるほど諦めきれず、そうして生まれたのが草食系男子だと思っている。彼らは彼らの生存戦略として新しい立ち位置を確立したのだ。


その後、草食系男子がのほほんと草食ってる間に、女性は更に進化した。
社会で生きる為に、強くなったのだ。
キモオタ達が愛していた女性達ですらどんどん強い一面を見せてくる。とても激しい女性たちの変化に、女性たち自身も驚いている部分はあると思う。


実は私は
男性が「こんな飯食えるか!」とちゃぶ台をひっくり返した時代から
女性が「こんな下手なセックスしてられっか!」と金玉蹴りあげる時代まで行ってしまうのでは無いだろうかと心配している

というのも、私を含め多くの女性が「今までのセックスは気持ちよくなかったぞ」と発信してしまっているからだ。
もちろん、いい事だし必要だと思う。
自分が気持ちよくなるために、自分の好きな事を知り、発信することはとても大事だと心の底から思っている。
一方、それを押し付けられる男性の気持ちに思いを馳せると変化が急激すぎるのではないだろうかとも思うのだ。

そして、その結果シン・草食系男子が生まれてしまう予感がしている。
心の底から「男も別にそこまで気持ちよくないし。」「恋とか性とかバカらしい」と発信し始めてしまうシン草食系は恐ろしい。


私は考えている。いかに男性に負担なく理解してもらうかを。

セラピスト希望の男性たちは基本的に素直だ。
彼らは、草食系男子の皮を被った肉食系男子だったり、スキルアップを目指す武闘家だったりする。
バックハグや心音の時間の必要性について、言葉を尽くせば理解してくれる。
『女性は快楽を求めてセックスする訳じゃない。安心したい満たされたいからする』と世間の女性の言葉を聞いてくれる。そして、その先の『安心と満たされた心がないと快楽が得られない』という事まで理解した上で、施術に向かうのだ。
仕事だから

だが、一般の、モテるけど面倒くさがりの男性はどうだろう??彼らにこれを説いたら逆効果だろうか……
うーん、悩ましい。

シン・草食系男子の次の世代はED系男子が現れてしまいそうだ。私はそれを防ぐべく、今日も頭を回転させている。


最後に

女性の気持ちいい場所が、男性くらい狭かったら、もっと簡単なんだろうと思う。
女性の気持ちいい感覚が、男性ほど刺激的なら、もっと簡単なんだろうと思う。

背中を攻めろ、耳をせめろ、うなじを、指を、etc
そんなワードが山ほどある時点で、単一な正解がないことに気付いて欲しい。
そうすれば、肘の内側だろうが、鎖骨だろうが、正解でありうる事だと気付くハズだ。

それが常識になれば、女性も金玉を蹴らずに済むし、怒る女性に辟易したシン・草食系男子の発生が収まるかもしれない。


最後の最後に

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