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すごいという言葉をもっと大切に。

さっさと休む。さっさと、というのが重要だ。
グダグダとせず、もったいないを辞め、さっさと、とっとと休むのがいい。

若いときは休むのが下手だった。周りに置いて行かれるような気持ち、というのは特に無かったが、まだできるんじゃないかというのを後回しにするのがなんだかもったいない気がして、無理やり起きて何かをしようとしていた。
していただけで実際はダラダラと動画を見たり音楽聞いたり酒を飲んだりと前に進まず時間を使い、眠くなってから眠っていた。

できるやつはできる。でもできないのが普通。

何かを成せない時、自分はダメなやつだなと思ってしまっていた。
だがいつからだろう、相手を「すごい」と思えるようになってから、出来ない自分を幾分か許せるようになった。

相手のことを褒めることが出来るだろうか。
相手を称賛することが出来るだろうか。
どんな些細なことでもいい、それを心掛けるだけで気持ちに余裕が生まれる。

たとえば「いいねを集める投稿が出来る人」はすごい。
でもそれは出来ないのが普通だ。誰にでも出来ることではない。
だからそこを僻んで、あんな投稿は気持ち悪いと腐す必要はどこにもない。

リフティングが3回出来るのもすごいし、遅刻せずに出社できる人もすごい。
世の中すごい人の集まりなのだ。
部屋をきれいに保てるのはすごいし、既読スルーしない人もすごい。
飲み会を楽しめる人もすごいし、寄り道せずに帰れる人もすごいのだ。

これらが出来ないのは普通なこと。
そう考えられるようになってから少し楽に生きられるようになった。
出来ない自分を責めるんじゃなく、出来る人をすごいと褒める。
語彙力なんていらない。
「すごい」
ただこれだけで十分。色んな言葉で表現出来たらそれだけですごいこと。
そしてなにより相手をすごいと思えることはすごいことなのである。

夜に反省なんてしなくていい。

反省もやめた。
一日の終わりに反省なんて絶対しない。
日記なんて続かないし、スケジュール帳も書けないし。
正直なところ、夜の反省なんてマイナスしかない。

そんなことをしている暇があったら寝た方がいい。
その時間分睡眠時間を長くした方が翌日のミスが減る。
睡眠時間が増えればその分成長も早くなるのだ。

反省を全くするなというわけではないし全くしないわけでも無い。
指摘されたり気づいた時に反省して次にどうしたらいいかを考える。
その場で消化してしまってあとは忘れる。
時が戻らない限り全く同じ状況に出会うことなんてありえないのだから。

その場で考える。気になったら昼を食いながら考える。
そこで解決しようがしまいが帰るまでには忘れる。
美味い飯を食って風呂に入って早めに寝る。
これだけでいいのだ、生きるというのは。

どうせなら気持ちよく生きる。

相手を「すごい」と思い、反省をやめて早く寝る。
これだけで生活が変わるので今少しでも悩んだり負い目があったり上手くいかないなと思っているならぜひ試してほしい。
少しだけだがきっと気持ちが楽になる。

ただ一つ、残念なことではあるが、
これを実践したからと言って生活は良い方向には向かわない。
幸せにはなれないし、鬱も治らないし、憂鬱な気持ちも消えない。
これが現実であり、このことに関しては私自身が証明している。

私は全くもって幸福ではなく、幸福感もなく、仕事も嫌々行っている。
これがどうすれば改善するかはわからないし、おそらく改善しないだろうと諦めている自分はいるが、それでも死なないうちは生きるしかないのだ。
どうせ生きるなら少しでも気持ちよく生きられるように。
そして同じ悩みを抱えている人が少しでも楽になるように。
そういう想いでここにこれを記す。

これを書き上げた自分はすごいと思うし、上手く書けていない部分があったとしても反省しないこととする。

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