気候変動により永久凍土が溶けて8種類の致死的で危険な「古代ゾンビ・ウイルス」が外気へ。米国では真菌「カンジダ・アウリス」猛威!
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気候変動によって永久凍土が溶け出し、8つの古代「ゾンビウイルス」が現代社会に蔓延し始めていると、世界トップクラスの科学者たちが警告を発しています。
世界で起きている気候変動により、通年より早い台風の到来や、ハリケーンなどの自然災害が各地で巻き起こっているのを実感している方も多いと思いますが、
今回は、こうした気候変動の影響で、致命的な“古代ゾンビウイルス“が、私たちの知らないところで、既に外気に触れて蔓延しつつあることが明らかとなり、数カ国の科学者たちが警鐘を鳴らしているというニュースです。
イギリスのデイリースターによりますと、既に発生した危険な古代ゾンビウイルスは8種類。
ロシアやドイツ、フランスの科学者たちが、「永久凍土」が融ける際に、何が起きるかについての新しい研究を行った結果、有史以前から凍土の中に閉じ込めら
られていた、いくつかの致命的なウイルスが、外気に放出されていることが判明したと結論づけました。
フランスのマルセイユ大学の計算生物学者であるクラベリー博士は、次のように述べています。
アメーバー固有の、ウイルス以外のウイルスが、これほど長く生存できるという正式な証明はありませんが、すべてのウイルスは基本的に「宿主細胞」の外にいる間は不活性な粒の子であるという同じ性質を持っています
しかし、永久凍土の融解が加速し続け、北極に住む人が増えるという、地球温暖化(実はポールシフト)の影響下では、そのリスクは高まるに違いありません。
専門家が、現在世界に脅威を与えていると考えている8つのウイルスは、次の通りです。
①ピトウィルス・シベリカム ②モリウィルス・シベリカム ③ピトウィルス・マンモス
④パンドラウィルス・マンモス⑤パンドラウィルス・イードマ ⑥メガウィルス・マンモス⑦パックマンウィルス・ループス
⑧セドラウィルス・レナです。
その中でも「ピトウィルス・シベリカム」は、長さ1.5マイクロメートルと、これまで発見された中で、最も大きなウィルスだそうです。
①のピトウイルス・シベリカムは、2014年時に発見され、約3万年前のウイルスとと考えられています。
クラベリ博士は「これほど長い時間を経ても、感染力のあるウイルスを見たのは初めてです」と語っています。
「これらの新しいウイルスが、簡単に分離できたことは、他の多くの未検査の真核生物宿主(人間や動物を含む)に、特異的なウイルスの感染性粒子が、おそら
くまだ、古代の永久凍土に豊富に残っていることを意味します。
現在のところ、これらのウイルスは人間には無害と考えられていますが、野生動物への影響は危険である可能性があります。
②のモリウイルス・シベリカムは、古代シベリアに住んでいた人類に、大きな脅威を与えたと考えられているため、今後、人類にとって大きなリスクとなること
でしょう。
クラベリ博士は次のようにも語っています
「古代シベリアの人類(または動物)集団の遠いウイルスが、北極の永久凍土層の融解および産業活動によって、再び地上に姿を現す可能性を、我々は排除することはできません。
④のパンドラウィルス・イードマと、⑥のメガウイルス・マンモスは、アメーバ細胞を殺すことが確認されており、約4万8500年前のものと考えられています。
これらの危険な古代ゾンビウイルスが、人間へ感染したという事例はまだ見つかっていませんが、専門家は「永久凍土」が解ければ解けるほど、人類への脅威が高くなるとの危機感を持っているということです。
以上がイギリスのデイリースターが報じた内容ですが、ここでも地球温暖化が原因だと書いています。しかし、実際は、ポールシフトが影響していると私は考えています。
永久凍土のあるシベリア一帯が、温帯へとシフトすれば、当然気候が暖かくなり、凍っていた土が溶け出して、これまで凍土の中に封じ込められていた古代の
ゾンビウイルスが一気に放出されていくのも時間の問題かもしれません。
一方、現在アメリカでは、気候変動の直接的な影響かどうかは不明ですが、
薬剤耐性を持つ“致命的なカビ(真菌)“「カンジダ・アウリス」が、静かに、
そして着実に蔓延しています。
カンジダ・アウリス(Candida auris)は、2009年に、日本から報告された新しい真菌のことで、70歳代の女性の耳だれから見つかったため、ラテン語で耳を意味するaurisと名付けらました。
発見当初は、高齢者で外耳道炎を起こす程度で、病原性は高くないと思われていましたが、今やこの真菌が、世界各国の病院や、高齢者施設で、死亡例を含む
「集団感染」を引き起こし、世界的に流行しています。
この真菌の発見者である、帝京大学大学院医真菌学教授の槇村医師によると、
カンジダ・アウリスは、カンジダ属の代表であり、通常のカンジダ症の最大の原因となる“カンジダ・アルビカンス“は丸くて大きいが、日本で見つかった、カンジダ・アウリスは小さくて形はいびつだな特徴を持っているそうです。
カンジダ、アウリスが、重篤な全身感染症の原因となることを、初めて報告したのは韓国で、2011年にカンジダ・アウリスが、血液を介して全身に広がる「敗血症」の原因となった3つの症例が報告されました。
その後、世界中から報告が相次ぎ、インドやパキスタン、南アフリカ、ベネズエラ、英国、米国、クウェート、イスラエル、コロンビア、中国などから続々と感染例が報告されるようになったということです。
カンジダ・アウリスには、非常に厄介な問題点がいくつか指摘されています。
① まず、免疫機能が低下した患者に、重症の全身性感染症を引き起こす点。
その場合の死亡率は30〜40%と推定されており、その最大の理由は、抗真菌薬の効かない菌が多いことです。
カンジダ・アウリスの9割は最もよく使われる抗真菌薬のフルコナゾールに耐性を示し、5割は複数の抗真菌薬が効かない多剤耐性、4%はどの薬も効かないといわれています。
② 菌種の特定が困難な点。
このカビは新種であるため、従来の検査法では見つけることができません。カンジダ・アウリスではないかと、診察した医師が、意識して疑わないと検出されにくいのです。
発見の遅れは、治療の遅れにつながり、拡散防止の遅れに直結します。
槇村医師は、大学に“カンジダ・アウリス・レファレンスセンター“を立ち上げ、怪しい真菌を送ってもらえれば、同定や分析を引き受けているということです。
③ 環境に定着しやすく消毒が非常に困難な点。
2019年4月、ニューヨーク・タイムズに掲載された記事によると、ブルックリンのマウント・サイナイ病院で、カンジダ・アウリスに感染した高齢の男性が亡くなった後も、病室の至るところにこの菌が残っており、病院は根絶のため、男性が入院していた病室の床や壁、机や手すり、天井のタイルまで剥がして、漂白剤やUVライトを使用して、完全に除去するのに大変苦労したと描写されています。
日本では、さほど強い病原性を示さなかったカンジダ・アウリスが、海外では多くの死者を出しているのはなぜでしょう。
米疾病対策センター(CDC)がゲノム・シークエンスという方法で詳細に遺伝子型を分析したところ、カンジダ・アウリスには4つのタイプがあることが判明しました。
①東アジア株、②インド株、③南アフリカ株、④南米株だそうです。
その違いは大きく、病原性や薬剤耐性にも影響を与えているそうです。
日本や韓国の東アジア株は、病原性は低く、抗真菌薬が比較的効果を発揮しますが、これに対してインド株は、致命率も耐性率も高いそうです。
また、英国でも米国でも、多くの高齢者施設で、カンジダ・アウリスの院内感染が発生し問題となっていますが、「南アフリカ株」が主体の英国では、今のところ死者は出ていません。
しかし、米国では、州によって異なるものの、「インド株」が多いとされ、死亡例も多く発生しています。
米国での感染例に関しては、最近、インドや南アフリカ共和国、ベネズエラなどの医療機関に滞在した人が関与しているとの報告もあります。
気になるのが中国です。中国では数年前に、致死率の高い「インド株」による
アウトブレイクが既に起きていました。
中国人観光客の増加(インバウンド)や、医療ツーリズムの流行を考えると、
日本において。カンジダ・アウリス「インド型」の“アウトブレイク“は、すぐ
そこまで迫っているかもしれません。
アメリカ国内では、致死性の高い「インド株」のカンジダ・アウリスが。確実に蔓延していることは事実です。しかし、大半の情報が、私たちの元には降りてきていません。限定的な情報しか開示されていないのでしょうか。
時々、報道などで、カビが繁殖する夏のシーズンに、髪の毛を洗ったまま、ドライヤーで乾かさず濡れたまま寝ないように!とか、寝汗をかきやすい人は、
頻繁に、枕カバーやシーツを取り替えて、良く洗濯するように。また、
バスルームの換気扇を常に回して、なるべく乾燥させるようにアドバイスをされることがあります。
こうしたアドバイスが時々あるのは、おそらくカンジダ・アウリスが、すでに私たちの家庭の近くにまで侵食し始めていることへの警鐘なのかもしれません。
ことへの警鐘なのかもしれません。
日本では台風が去って、ガーシー氏が帰国するなど、騒がしい月曜日でしょうが、
これから梅雨の季節、梅雨というより「雨季」と呼んだ方がいいのかもしれません、いづれいせよ、ご家庭内での「カビの蔓延」には、ぜひともお気をつけ
いただければと思います。
カビ防止のカビキラー以外にも、こんな対策を知っている、といった情報がある方は、ぜひコメント欄でシェアしてください。
今日もここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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