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なぜその映画に惹かれるのか?ゲット・アウトを観て。

おはようございます。自粛生活も何日目?コロナの影響なのか、環境の変化なのか とても落ち込んでいて、朝、なかなか起き上がれない。

さて、昨日は1時間半ほど散歩をして朝日を浴びてから、特大のサラダボールを食べた。そして、ふっと、ず~~と前から観たい、と思っていた「ゲット・アウト」(2017)を思い出して、google playで購入して(400円)観たよ。

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この映画は、公開時のYahooニュースを見た時からめちゃくちゃ気になっていて、公開から約3年経った今でもふと脳裏によぎるくらい、印象が強い。

観たい、観たい、観たい、観たい

と、2017年当時強く思ったが、はむすた(39)は実はホラー映画が見れない。貞子のことは女性としては尊敬しているが、あまりの怖さにリングを観ることはできない。

でも、観たい、観たい、観たい、観たい

その思いは再燃し、まじで何もすることがない4月最後の週末、ゲット・アウトを、ついに観た!(これがほんとの怖いものみたさ。)

ネタバレしま~す。

思ったよりぜんぜん怖くなかった、というよりホラーじゃないし。これはスリラーかサスペンス、サイコだと思う。

そして、内容、ど★ストライク(*^-^*)

あーーーーー面白かった!(^^)!

グロイシーンも2/3までぜんぜんなし。OKOK、はむすた(39)好みの映画!(^^)!

物語や雰囲気がじわじわと奇妙になっていく様・・・・。主人公がその奇妙さにだんだん気が付いていく様・・・。はむすた(39)は、そういうスリラーがなぜか生まれた時から、めちゃ!!!好き。

気が付いた時には時すでに遅し。サイコパスどもに囲まれていて、逃げられない!! そういうの、好きなんだよね~。

彼女のROSE(推定25)の演技も素晴らしかった。親友のロッド(推定27)の存在も、レトロで良かった。1990年代ってこういう映画あったよね?思い出せないけど・・・。

2017年現代でやるには少しだけ無理がある?だって、普通あの地下室に監視カメラ置くでしょ。だから、良いタイミングでTVが付くんじゃないの?あと、催眠術ってそんなにキレイに簡単にかかるものなの(笑)

しっかし、めちゃくちゃレトロなブラウン管だったな、あのTV(笑)

ここで、はむすた(39)なりの5つの見解と、最強ネタバレ。

①黒人の使用人ウォルター(推定43)が真夜中に爆走していたシーンは、おそらく、黒人のもてる肉体美とその強靭さを楽しんでいたのでは。昔の自分にはないその体力と、若返った楽しさ。どこまでも走れる快感を、真夜中に満喫していたのだ。

②黒人の使用人2、ジョージーナ(女性、推定40)が夜、窓に映った自分を鑑賞していた意味は・・・。やはり、若く美しい女性に生まれ変わった自分の容姿を確認し、そして楽しんでいたんだと、思う。もうよぼよぼのお祖母ちゃんじゃない・・・・。世界で最も強い?と言われているアフロアメリカンの美しい肉体にうっとりしている・・・・。

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③クリス(推定26)を追いかけて来たウォルター(推定43)は、カメラのフラッシュを浴びると、昔の我を思い出し、クリスじゃなくて、ROSE(推定25)を撃ち殺す。そしてその5秒後くらいに、我に返り、次に自分を撃ち殺す。で、どこかのレビューで、ここで「実の孫娘を打った罪悪感からか、自分を撃つ」と書いてあったが、はむすた(39)は違うと思う。ここで、どうしてウォルターは、ROSEの次に自分を撃ったのか?それは、もう昔の自分に戻れない、肉体は乗っ取られてしまった、と、元の人格であるブラックボーイがはっきりと自覚したからだと思う。そう、フラッシュを浴びて、泣き喚いたローガン(推定28)のように。

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④なぜ、ローガン(推定28)はフラッシュを浴びた時、泣き喚いて「get out get out(出ていけ!)」と叫んだのか?それは、元の人格であるブラックボーイ、その名をアンドレ・ヘイワ―ス(Andre Hayworth)が一瞬だけ顔を出し、「危険だから、出て行け!」と叫んだのではないか。それが、カラダを乗っ取られた彼に出来る精一杯の善処だったのだろう。

⑤なぜ、ジョージーナ(推定40)は、途中から泣きながらクリス(推定26)の話を聴くのか?それは、ROSEのお祖母ちゃんとして、「また仲間が増える・・・」という喜びなのか、それとも、その笑顔とは裏腹に、元のブラックガール人格がココロの底で、自分(当時推定38)と同じように犠牲になるクリス(推定26)を憐れんでいるからなのか・・・(でも声は出ない。前人格には、涙しか出せない) あなたはどちらだと思いますか?(ジョージーナがアイスティーをクリスのグラスに注ぐところも、一緒だね!)

そう、何を隠そう、このウォルター(推定43)とジョージーナ(推定40)は、ROSEの祖父と祖母に肉体を乗っ取られていたのだ、だから、この2人はROSEのおじいちゃんとおばあちゃんなのだ!

おじいちゃんが(確か)1936年のオリンピック予選?でアフロアメリカンに敗れている、という小話も伏線ですね。その時、敗れた(ROSEの)おじいちゃん(当時おそらく20)は、やっぱり黒人に悔しい思いとともに、憧れを抱くのでしょう。

最後に、一番最初に襲われて車に拉致される黒人は、暗くて顔がよく見えないのですが、おそらくローガン(推定28)でしょう。ROSEと付き合ってだまされて連れてこられるだけじゃなくて、こんな無理やりな拉致もしていたんですね。ROSEの兄(推定28)は。

映画自体は、感覚としては、エスター?!が近いかな。

なぜだろう?この「何かがおかしい」という日本語に、とてもぞくぞくするのだ。

その秘密があかされる瞬間、主人公がじわじわ真実に近づく過程、そして周りの人物たちがゆっくりと本性を出していく過程・・・。

そういうのが、好き! 黒人の男の子たちもめちゃハンサムでかっこよかった。

これは最高のエンターテインメント映画。トラウマにならないレベルでどきどきさせてくれる。こういうハラハラドキドキだけど、人生に影響は及ぼさない程度のグロいやつ、もっとPLEASE!



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