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餃子好きとしては無視できない。肉汁餃子のダンダダンが提供する「究極の餃子定食」

「気になっちゃいるけど、行くタイミングがなかった」

誰でもそんなお店が、ひとつやふたつはあるんじゃないでしょうか。

かくいうぼくにもありまして、そのうちのひとつがこちらの「肉汁餃子のダンダダン」

梅田の繁華街にある路地に、ででんとお店を構えていらっしゃいまして、よく通る道ですからずっと気になってはいたんですよ。

そのうち食べに行こうなんて考えていたら、すっかり月日が経過していました。

だいたい、そのまま行かなくなることが多いのですが、最近になって、あのフレンチの鳥羽周作シェフが監修したメニューが販売されたという情報を目にしたんです。

鳥羽シェフといえば、フライパンだけで簡単・おいしく作れるパスタとか

サムライマックを超絶美味しく食べる方法とか

とにかく「美味い」情報を、否「トバい」情報を発信していらっしゃるんですよ。

実際、めんつゆチーズパスタなんか超簡単なのに、悪魔的な美味さですからね。鳥羽シェフへの信頼はうなぎ登りになるわけじゃないですか。

で、そんな中での、ダンダダンの定食を監修したという情報。

これは、餃子好きかつ鳥羽シェフが発信するグルメ情報ウォッチャーとしては無視できないなということで、早速ダンダダンへ馳せ参じました。

店頭には、お目当ての「究極の餃子定食」の看板。

早速入店し、注文を済ませます。

メニュー表の裏側には、定食の食べ方に関する指南書が書かれていました。

まわりにお客さんが複数いらっしゃいましたが、ご飯のおかわりを所望する声があちこちから上がってきます。

事前の情報によると、ご飯も餃子に合う「白飯」にしているとのことでしたので、それに違わぬこの現場の状況。

これは期待に胸が高鳴るってなもんです。

ワクワクしながら待っているとスタッフさんが、「あと2分くらいで焼けますからね」と焼き上がりの時間を伝えにきてくれました。

やさしい。

そして、2分後。やってきました。

こちらが「究極の餃子定食」です。

見た目からして、ご飯の炊き具合も完璧。


餃子は見るからに食感はプリプリ、もちもち。

副菜には温泉卵、練りたらこ、ワンタンスープ、紫蘇風味の春雨サラダ。


このボリュームで1000円はお値打ちだなと思いながら、いただきます。


まずはスープから。

おおう、、、このスープ。
脇役と思って侮っちゃいけませんね。

これからのメイン料理を引き立てる役割を全うしながらも、おかずとしての存在感もしっかり放っています。

めちゃくちゃ美味しい。

んで、メインの餃子。

食感は予想通りにプリップリで、ジューシー。
噛めば肉汁が溢れて、飛び出ます。

「タレは不要」とのことでしたが、このままでめちゃくちゃご飯に合う。

うんめぇ、これ。

そして、白米も超好みの固さとモチモチ感。

あまりに米と合うので、気がつけば餃子1個半でご飯が半分なくなってしまいました。

ちなみに、酢醤油でも食べてみましたが、そのまま食べたが圧倒的に美味いです。

提示された「食べ方指南書」に偽りなし。

ここで、一旦箸休めにと、春雨サラダ。

・・・うまっ!

シソの風味がすごくいい。
これは、シソ好きなら絶対ハマるはず。
餃子を食べたあとの口の中をさっぱりさせる機能を果たしつつも、単体でもめちゃくちゃ美味い。

野球でいえば先発も抑えも両方できる投手って感じでしょうか。まるでルーキーの時の佐々岡真司です。(13勝11敗17セーブと、先発に抑えにフル回転)

もはや世界中の春雨サラダは、全てこれでいいなと思いました。

そして、心憎い存在が、この「練りたらこ」。

小さいながらも、定食において燦然と輝く「ご飯泥棒」で有名な存在なわけですが、こいつがまたご飯が胃の中に吸い込まれるスピードをより加速させるんですよ。

ご飯のおかわりに向けてすごいドライブがかかります。スタートアップ界隈の言葉でいうなら「たらこドリブン」でしょうか。

すべてのおかずがレベル高いうえに、バランスも最高。

そんで、残りのおかずである温泉卵は当然こうするじゃないですか。

そりゃ、おかわり必須になりますよねって話です。
これを見越しての、おかわり自由なんでしょう。

いや、まさに「究極」の名に偽りなしという定食でした。

美味かった〜。

「肉汁餃子のダンダダン 大阪梅田店」
大阪府大阪市北区角田町6−3 北大阪振興角田町ビル

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