高速で接種が進むイスラエル(ダニエル&アンバー・ピアスより報告)

(ダニエル&アンバー・ピアス「Israel Update」より)私はイスラエルを心から愛しています。イスラエルには神の特別な計画があると信じています。でも、だからといって国の政府が贖われているわけではありません。その国を愛するからといって、その国の政策すべてに同意するわけではありません。神は自由意志を尊重する方です。神は私たちに強要しません。

これから分かち合う報告を聞いて、ワクチンを既に受けたからといって責められないでください。ワクチンを受けることをお勧めしないと私たちは言っていません。私たちが申し上げたいのは、接種するかしないかに対する選択権が与えられるべきであり、人間として自分の体に何を注射するのか自由意志が保証されるべきであるという事です。

ではみなさんに祈っていただくためにもイスラエルで何が起きているかを分かち合いたいと思います。

現在、イスラエルでは住民に積極的にワクチンを奨励していて、摂取率は世界一です。この国は、もう一度開かれつつあると報道されていますが、それはワクチン接種した人々に対してだけです。

例えば、ワクチン接種を証明する「グリーン・パスポート」を見せれば、コンサート会場に入ったり、スポーツジムに通ったり、店内で食べることができます。一方、グリーン・パスポートを持たない人が(違反なのですが)食料品店で買い物する事を拒否されたなどの報告もよせられています。

「グリーン・パスポート」は追跡アプリと連動しています。コロナ陽性者と接触があると、その人は自動的に2週間隔離されます。私の友人はジョギングしていた男性と少し会話を交わしたのですが、後になってその人が陽性とわかり、友人は2週間隔離されてしまいました。

また、国外からイスラエルに戻ってくる人は、くるぶしに「モニター」を着けなければなりません。それは刑務所から出所した経過観察中の人の行動範囲を監視するためにくるぶしにつける機器と同種のものです。今はイスラエル国家が代わって運営しているホテルで2週間過ごすか、そのモニターをつけて隔離期間を過ごす事になっています。

ニュースからいくつかシェア
1)1/10/2021 (チャンネル7より)

・イスラエルは「巨大な実験場」として自己志願し、一刻も早くワクチン必要量を確保しようとした。ネタニヤフ首相はWHOとファイザー社と契約を交わし、摂取した自国民のデータを提供する事で、イスラエルは膨大な量のワクチンを確保できることになった。

・ワクチン接種は強制ではないが、非常に多くのプレッシャーがあり、ワクチンを接種しなければ実質生活できないぐらいになっている。

2)1/11/2021(チャンネル7より)
・最初の接種から3週間以内で人口の20%カバーという超高速で接種が進んだ(現在は60%)。現在1000万人のワクチンが確保され、40万から70万人分のワクチンを毎週受け取っている。
・イスラエル政府はWHOとファイザー社に、接種した人の年齢や性別、医療記録、副作用や有効性を提供する(IDは明かさない)。
・イスラエルは社会民主主義の皆健康保険プログラムで、政府は国民が生まれた瞬間から全ての身体情報を一元化して電子データで把握している。

グローリー・オブ・ザイオン・イスラエルのリーダー、ダニエルとアンバーは集会をずっと開くことが出来ないでいます。現在は20人以下の集会か、ワクチンを受けた人たちなら集会を開いてもいいという許可が出ています。彼らはまだ再開しない事に決め、物事がシフトしていくのを祈りつつ待つ事にしています。

新しい動き:国内の弁護団が国際刑事裁判所にイスラエル政府を提訴

イスラエルの弁護士団が「ファイザーを通して国民に実験を施すのはニュルンベルグ綱領に違反している」とし、国際刑事裁判所(ICC)に提訴し、受理されました。(訳注:使用許可が下りているワクチンも、緊急使用が認められた段階で「実験ワクチン」の域を超えてはいない。)

ニュルンベルグ綱領とは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツ医師が強制収容所に収容されている捕虜たちに人体実験をしたことを受け、その悲劇が繰り返されないようにとニュルンベルグ裁判の一環として行われた医師裁判の結果として生まれた倫理綱領です。その実験は超高度実験、低体温実験、マラリア実験、断種(不妊)実験、毒ガス実験、骨移植実験、肝炎実験、毒物実験など様々な人体実験が行われ、「いずれ始末する人間を有効活用する」というものでした。

今回のイスラエルのケースとデータ分析によって、またこのICCの判決によって、今後ワクチンを世界にどのように普及させていくのか、道筋が作られる事になるでしょう。ダニエル書に「悪魔が来て時と法則を変えようとした」とあります。それが起きないように祈りましょう。

祈りましょう
主よ、物事がターンしますように。ICCの判断の上にあなたの介入があり、正義がなされますように。あなたは植え、引き抜かれる方です。あなたの御手は確かに存在しますから感謝します。あなたには介入する力がありますから感謝します。

最後に、私の感想:

世界人類を救済するために自ら志願してショーケースとなり、先駆けとなる。確かにイスラエルは政治的、技術的、人口規模など、様々な条件が揃っていました。それによって製薬会社もWHOも分析できる大量のデータを入手できて、イスラエルもまた国としてより多くの面で再開できるようになる。確かに聞こえはとても良いと思います。

ただ、このワクチンが安全ならば。

今ICCで提訴されていますが、今回のケースは、果たしてナチスによってユダヤ人に行われたあの無残な仕打ちと同等のものと考えられるのでしょうか?

ニュルンベルグ・コードにはこうあります(強調筆者)。

健康な被験者に実験する場合は、被験者の、完全に情報を与えられた、自由な同意を得なければならない。患者に実験する場合は、患者あるいは最近親者の同意を得なければならない。実験者は被験者ないし後見人に実験の内容とそれを行う理由と危険性を伝えなければならない

国民はこの条件を満たすだけの情報を本当に得ていると言えるでしょうか?

あとひとつ懸念すべきは、接種後の副作用反応がほとん出ていないそうです。前回私が見たときは副作用率は0.25%だとか。「なんと素晴らしい!!安全そうだね、大丈夫そうだね、じゃあ世界中で接種しても良さそうだね」という結論になりませんか?

ところが、これだけでは後発するかもしれない副作用の反応に関してはまだ全然わからないのです。

ICCがどんな判決を下すのか。人間的に考えれば、あのアメリカ大統領の選挙結果ぐらい、この流れを押し返すのが難しいケースかもしれないと思います。しかし、敗訴すれば前例ができて、国としてここまで強く「お願い」する事が肯定される雰囲気が加速されるのではと懸念しています。

祈ろう。

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