イデオロギーの粛清が始まっている(Ideological purge is happening)

「Wokeness」とは何だろうか?ハリウッドスターやNFLプレイヤーなどがこぞって、「反人種差別主義者」になることの高潔さや、LGBTQや多様性を祝うことの素晴らしさ、環境問題に目を向ける重要性などを主張して、誇らしげに声を張り上げている。

「Wokeness」について、私の大好きなCandice Owenが彼女のショー(Daily Wire)でこう説明していた。「Wokenessとは考え方に対するラディカルなアプローチです。その理想はあまりに素晴らしく崇高で正義なので、憲法さえも無意味にしてしまいます。

するとどうなるだろうか。

「これが正義だ!!」とされた事に関して、異議を唱えにくい風潮ができる。異議を唱えたり疑問を呈すると、悪者として吊し上げられ、レッテルを貼られてしまうようになる。

この一見麗しく見える「Wokeness」は非常に危険な道に繋がっていることがわかるだろう。

確かに「イデオロギーの粛清」が始まっている。

イデオロギーの粛清は、言葉の定義を巧みにすり替えることで正当されていく。マスクに疑問を呈したり、ワクチン接種を受けないと「陰謀論者」「周りのことを省みない勝手な人たち」とレッテルを貼られる。アメリカだったらトランプ支持者は「危険人物」扱いされる。LGBTQの事でもwoke側の世界観に同意しなければ「差別主義者」と呼ばれ、CRT(クリティカル・レース・セオリー)に反対すれば「人種差別者」だと言われる。今「白人至上主義者」なんて言葉が流行っている事自体、問題がすり替えられ、レッテルを貼ることで粛清が起きているしるしに他ならない。

次に何が起こるか?レッテルを貼られた人々が「二級市民」になって行くのだ。そうすると彼らが不当な扱いを受けても「彼らが悪いから仕方ない」となる。これは日本で大戦中に戦争に異議を唱えた人もそうだし(「非国民」)、ユダヤ人もそうやって非人間扱いされた。

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いろんな事がクレイジーすぎて、呆れて笑い飛ばしたくなるけど。。

笑ってる場合じゃないぞ。第一この↑漫画に近いことがヨーロッパではすでに起きてるし。

この流れを止めるのはそれぞれが声をあげると決めるしかない。まだ時間があるうちに。


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