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妻を他人に抱かせたいという思いは最悪の形で実現した。
大好きな麻雀漫画があります
30年くらい前に近代麻雀で連載されていた
ほんまりう作 麻雀プロ物語B
同じ著者の名作である麻雀激闘録3/4のほうが
有名で知っている人が多いかもしれない。
このマンガの後半に出てくるラスボス
緒方敬プロが主人公に対して仕掛けてくる
奥義がこれまたすごかった。
→通称ささやき戦法である。
事前に主人公に対して
自分が囲っていた女を仕向けて
抱かせておいてから
最終決戦である対局中に
「〇〇の体はどうだった…?」
「あれはオレの女なんだぜ
お前もひどいことをしてくれる…」
こういった言葉を耳元で囁かれるたびに
脳裏に鮮明にそのときの映像が浮かび主人公は度々打牌ミスをしてしまう🥺
これをはじめて見たときのわたしの感想としては…
いったん人としてのモラルの話は置いておき。
究極の卓外戦術として
最強の威力を放ちながら
ある種、動物的な行動であり
妙にこれにはリアリティがあった。
動物の世界でも鳥類の一部やチンパンジーなどでも 外部からやってきたオスに対して
自身の伴侶のメスと交尾させ
その隙に攻撃を加えるといった行動をとる
ものが確認されているらしい。
キンキンに緊張した中の様々な感情が蠢くあの卓内でそんなことされたら…いくら純粋な村社鉄(この作品の主人公)じゃなくても動揺は必至だろう…🥺
あと、これまでの作中での対局でクライマックスに向けて深い読み合い、当時は斬新だった山読みによる熱い闘牌ドラマが繰り広げられてきて…
宿敵であるラスボスの必殺技がソレなのかよ…
と、思った次第ではあります。
"最強位戦, Bリーガー緒方敬プロ
なんとも味わい深い
麻雀漫画史に残る名キャラクターである。
最高位戦日本プロ麻雀協会 福田 聖
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