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韓国1919年独立の根拠が崩壊した【2019年特選記事】

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黒井:取り上げようと思いながらなかなか着手できなかったキーワードが1つある。中央日報のコラムで出てきた"カイロ宣言"のことだ。韓国はこの宣言を通じて1919年の独立を世界に公表したと中央日報のコラムニストが主張している。ところがこの宣言、正式な宣言ではなかった可能性が高いことが判明してしまったのだ。日時や参加した首脳の署名などが記された公文書が存在しないからだ。

【コラム】日本よりも良い国を作っていきます=韓国
2019年01月12日08時47分

 「菊と刀」は日本の二重性を象徴している。片方の手には菊を、もう片方の手には刀を隠している。菊は平和を、刀は戦争を表す。片方では平和を語りながら、もう片方では戦争をあおっているということだ。このような日本文化論が登場したのは太平洋戦争が終結に向かっていた44年ごろ、米国国務省でだ。一種の戦争報告書として作成され、後で同じ題名の本として出版されてステディーセラーになった。戦争は勝利を目標とする。戦争中の敵に対する分析はただ1回やると言ってそのまま終わりはしない。
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 誤った歴史教育を正すのは過去100年間ですでにやっておくべきことだったのに、まともにできなかったことは残念なことだ。それでもわれわれ民族がただ座視しているばかりだったわけではない。安重根義挙に続き、三・一万歳運動、大韓民国臨時政府樹立、鳳梧洞(ポンオドン)戦闘、青山里(チョサンリ)戦闘、李奉昌(イ・ボンチャン)義挙、尹奉吉(ユン・ボンギル)義挙などを経て、カイロ宣言を通じて大韓の独立を世界に公表するまで、われわれ民族は激しく闘争した。解放後は70年余ぶりに世界に類例がない産業化と民主化も成し遂げた。海外に出てみると、われわれがどれほどの急成長を遂げたか肌で感じることになる。
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https://japanese.joins.com/article/050/249050.html
※黒井注:この記事は2019年1月19日に投稿された記事だ。本家News U.S.で最も多く読まれた記事をいくつか抜粋して再編集し、特選記事として再掲することにしている。

カイロ宣言は署名はおろか文書自体がない

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