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ポッドキャスト熱が沸騰。エイリアンズ、高杉晋作、Allbirds… 日々の暮らし・仕事に刺激を与えてくれる音声コンテンツ6選

こんにちは。NewsPicksの土山です。ソーシャル編集部では、主にTwitterとYouTubeを担当、NewsPicksのオリジナルコンテンツをPR(Public Relations)する仕事をしています。

今回は、私の日々の暮らし・仕事に刺激を与えてくれているポッドキャスト番組を、各番組の中での私のオススメ回と一緒に紹介したいと思います。

因みに、私がポッドキャストを聴く理由&番組選びのポイントは、主にこの2つです。

①自分の興味関心(音楽やテック、歴史、ファッションなど)に関するエピソードが知れる。👉  知識、話のネタが増える
②自分が愛好しているメディア、コンテンツを創っている人の人柄に触れられる。👉  愛着・親近感が増す

それでは、オススメ番組を紹介します。

🎧 歴史を面白く学ぶコテンラジオ

歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEKたちがお届けするインターネットラジオ。吉田松陰、諸葛孔明、ヒトラー、アレクサンドロス、チンギス・カンなど、古今東西の人物をシリーズ形式で紹介。所々出てくる歴史上の出来事を「私たちの日常」に喩えた表現が秀逸で、思わずニヤニヤしてしまいます。

「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」(オットー・フォン・ビスマルク)というコトバの通り、歴史を知ることが生きる道標になることを、この番組を通じて感じます。

📌 この番組のオススメ回📌

幕末の英傑で、日本史上屈指の破天荒さを誇る、高杉晋作の生涯を、全10回で紹介するシリーズを特にオススメしたいです。ここで紹介されている晋作のエピソードは人に共有したいもので溢れているのですが、敢えて一つ紹介すると、晋作は、どんな苦境でも「困った」と決して言わなかったこと。これは、「困ったと言う時は死ぬ時。どんな難局に会っても、何困らぬと言う気概でやっていると、自ずと道はひらける。だから困ったという一言だけは決して口にしてはいけない」という父の教えを忠実に守っていたから。破天荒だけど、親の教えをしっかり守る、晋作の意外な一面を知れるエピソードです。

🎧  Off Topic // オフトピック

Off Topicは、米国を中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるーく深堀りしながら紹介する番組。D2Cやメタバース(例.フォートナイト)といったトレンドや、NetflixやUBERの創業ストーリーなど、NewsPicks愛好者であれば、興味を禁じ得ないコンテンツがラインナップされています。

📌 この番組のオススメ回📌

この回では、Airbnbのリブランディングや、D2CのシューズブランドであるAllbirdsの創業秘話が語られます。Allbirdsというブランド名は、創業者がニュージーランド出身で、「ニュージーランドには、人が来る前に鳥しかいなかった=all birdsの状態だった」という事実に因んでいるという話や、ローンチ当初は、ウールが素材として使われているので、「ウールランナー」という少しダサい製品名だったことなど、興味深いエピソードが満載です。

💡この回で得た蘊蓄を一つ紹介💡

Airbnbのオリジナルフォントの名前は「シリアル」。理由がわからない人はこのツイートをチェック。

なお、NewsPicksにも、Allbirdsの創業者インタビュー記事がありますので、こちらも是非チェックしてみてください。

🎧  三原勇希×田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast

音楽評論家の田中宗一郎さんとモデルの三原勇希さんをホストに、毎回ゲストを迎え、音楽、映画、様々なポップカルチャーを巡る「超・雑談番組」。音楽、映画、Netflixオリジナル作品などのコンテンツと、「社会」との接続点を理解することができる内容です。

📌 この番組のオススメ回📌

2020年1-3月のベスト映画/TVシリーズのベスト作品を選ぶ回。ここで、高い評価を得た『アンカット・ダイヤモンド』で主演をつとめるのはアダム・サンドラー。最近あまりパッとしない彼を、Netflixがオリジナル作品のメインキャストに起用した理由は、過去の視聴データから「アダム・サンドラー」の主演作が一定数みられていることを知っているから。(同じ理由で、エディ・マーフィーの作品もNetflixはつくっています)このエピソードからNetflixがストリーミング時代の覇者である所以を痛感しました。

🎧 西寺郷太のGOTOWN Podcast

NONA REEVESの西寺郷太さんがパーソナリティをつとめ、音楽はもちろん、政治、歴史、映画、書籍などについて自由自在にトークを展開する番組。西寺さんと親交の深いミュージシャンとのトークを通じて、90年代以降の音楽シーンを知ることできる点が、この番組をオススメするポイントです。

📌 この番組のオススメ回📌

キリンジの堀込泰行さんがゲストの回。平成を代表する名曲『エイリアンズ』は、制作時に所属レーベルの重役陣から全く評価されず、担当が「私が責任を取とりますので何とか」と言って、リリースに漕ぎ着けたというエピソードには、今となっては驚きを隠せませんでした。

🎧 Quartz Japan

新世代のビジネスパーソンのためのニュースレター「Quartz Japan」の編集部がお届けするポッドキャスト番組。聴くことで、編集部の人たちのキャラクターに触れることができて、親近感が勝手に増してしまいます。

📌 この番組のオススメ回📌

編集長の年吉さんとコントリビューティング・エディターの福津さんがステイホーム中の生活について語る回。福津さんが、1991年に放送された『東京ラブストーリー』を久々にみて、「鈴木保奈美演じる赤名リカの「自立する女性は生きづらい」という点は今でも全く変わっていない。この作品を通じて、男女の恋愛関係は全く進化していないと感じた」というくだりには、とても考えさせられました。。『愛の不時着』や『タイガーキング』についても語られていて、ドラマ論、興味深いです。

🎧 NewsPicks Talk Room

NewsPicksがお届けする「聞く特集」。特集を担当した記者が、記事の内容の紹介や取材時の裏話を吐露します。聴くことで、中の人の顔が見えて、親近感と興味が湧く内容となっています。個人的には、ホストをつとめるコンテンツキュレーターの平山秀一郎さんの渋い声を聞くと心が落ち着きます。

📌 この番組のオススメ回📌

国内医師の9割近くが会員であるエムスリー。彼らのビジネスモデルや強さの秘密を、記事を担当した花谷記者と岡記者が解説します。実は「お医者さんでも、ポイントを貯めるため、後輩にエムスリーをすすめている」をはじめとするエピソードを通じて、謎多きスーパー企業エムスリーへの理解が深まります。

ポッドキャストを聴いた方は、是非こちらの記事もチェックしてみてください。

以上が、私がオススメするポッドキャスト番組です。

これを読んで、興味が湧いたものがあれば、是非聴いていただけると嬉しいです。

海外では、既に「ポッドキャストが沸騰」していて、日本でも、更に盛り上がっていきそうです。以前、NewsPicks記事で海外のポッドキャスト事情を取り上げたので、こちらもお時間ある方はどうぞ。

この領域は、引き続き注目していきたいと思います。

それでは、また。

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文:土山 晴矢(Twitter

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