インフィル密度で迷ったらインフィル密度スケールを作ろう
なんだか反響が大きかったので、インフィル密度スケールの作り方をご紹介しようと思います。
似たようなものを印刷している人をごくまれにみるけど、実物を拝見したことがないね。
作り方
まず3Dモデルを用意します。
直径は好きな大きさにしてください。
今回は60度×6ピースの円形にする予定です。
ポイントは
・真ん中の穴
・左右に分かれた二つを用意すること。
Curaで配置して分割する時に役立ちます。
Curaに3つ読み込んで、センタリングと回転させてドーナツ状配置します。
PluginのMesh Tools>Split model into partsを使ってモデルをスプリットします。2*3の扇形の3Dモデルを6つ独立した扇形にするわけですね。
(メッシュが隣り合っていたりぶつかっているとうまくスプリットできないので注意。)
プラグインについては別記事を参照してインストールしてください。
Per-Model Settingを使用してInfill Densityをそれぞれ調整します。
Select settingをおしてInfill Densityを探してください。
☑チェックを入れて、Closeすれば変更できるようになります。
それぞれ6ピース全部設定しましょう。インフィル率はお好きにどうぞ。
インフィルが見えるようにトップのレイヤーの厚みを0mmにします。
スライスするとこんな感じ
うーん。素敵な6Pチーズだ。
印刷するとこんな感じ
マジックとかでパーセンテージを書いておくといいかもしれませんね。
スプリット可能なOBJファイルを用意したのでどうぞ。
ここでいう「どうぞ」は「この記事を購入するとOBJファイルがダウンロードできるよ」という意味です。
ここから先は
¥ 100
記事をサポートしていただくと、一層のやる気と遊び心を発揮して新しい記事をすぐに書いたり、3Dプリントを購入してレビューしたりしちゃうかもしれません。