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テクダイヤ製"kaika"ノズル1月12日より販売開始

すでに先行してQholia専用のテクダイヤ製ノズルが発売されていましたが、いよいよ2021年1月12日の正午よりテクダイヤ製ノズルの一般販売が開始されます。

Youtubeにて製品発表会が行われましたので、こちらからどうぞ。

ブランド名としては"kaika"(開花)となっています。

販売サイト

1月10日時点ではアクセスできませんが、下記アドレスから購入可能になるとのことです。

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ラインナップと価格

0.4mmノズルは4000円(税・送料込み)
0.1mmノズルは6000円(税・送料込み)

となっています。当初の予想よりお手頃な値段になっています。
中・高価格機の純正ノズルと同等か安い場合があるかもしれません。

下記の画像の通りそれぞれの互換形式ごとにシリーズになっています。
kaika6はE3DのV6互換、kaika8はMk8互換になっています。
kaika7はZortrax向けについてはノズル入り口径が3.5mmで、テフロンチューブを差し込む仕様になっています。

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今後のノズル直径のバリエーション拡大やMK10ノズル対応などについても進展がありそうです。

ノズル形状について

押し出しをスムーズにするノズル内面の角度(30°)や内面の滑らかについては相変わらずになっています。
ノズル入り口径を1.8mmについては0.1Cの面取りが入った形状になっており、フィラメントの逆流を防ぎ圧力が真下に向くようになっています。

外面的には先端の段付き形状を排して、開き気味のノズル先端になっています。頒布されていた試作ノズルより製品版の方がノズル先端の保持熱量が大きくなっています。

またkaika8(Mk8互換)とkaika7(Zortrax向け)については先端をさらに先細りに加工して先端の熱保持と先端の接触面積の最適化がなされています。

画像2

先端穴径と先端外径寸法については試作ノズルから100umほど一部変更になっています。
0.4mmについては強い融着を促進しつつレイヤー表面を平滑に仕上げやすいように少し外径が広がっています。
0.1mmについては造形物への熱量の伝わりをより抑えシャープな造形を実現する方向に変化しています。

画像3

なお、E3Dやその他のノズル先端の内外比率は1.75~2.5程度が標準的になっています。

サポート

全ノズルにレーザー刻印によるシリアルナンバーが刻印され、万が一の不具合時には追跡管理されるようになっています。

また0.1mmノズルについては発送後2週間以内のノズル詰まりの際には交換キャンペーンがされています。(2021/3/31まで)

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