【CAMPFIRE】国産ベルトコンベア型3Dプリンター「Leee」
予告されていたベルトコンベアタイプの3DプリンターLeeeのクラウドファンディングがついに6月1日より始まりました。
Leee本体のプライスタグは198,000円からとなっていますが、500円の応援の他、国内では入手先の少ない3kgや5kgのフィラメントのリターンもあります。
募集期間は1か月となっています。
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仕様と特徴
なんといっても傾いたZ軸とベルトコンベアによる連続・長大なオブジェクトを印刷できることですが、競合のCR-30に対していくつかの仕様上の優位点があります。
Bondtech社製ののBMG(Bondtech Mini Geared)エクストルーダーがノズルの直上に配置されます。これにより緻密でより一貫性のある樹脂の押し出しが行われます。
ボーデン式で倍力・減速機構の無いCR-30に対して明らかなメリットとなります。
運動力学的にはCoreXYと呼ばれるステッピングモーターを外側に配した高速印刷向けの構造となります。
(実際はCoreXYというよりはCoreXZと呼ぶべきかもしれませんが.....)
ガイドにはリニアレールが用いられ精度と安定性が高く、豪華な作りになっています。
その他開発予定の機能
必須の機能ではないですが、オンラインでのプリントや、カメラと機械学習を組み合わせた失敗判定、順次プリントの為のプリントキュー機能など、オプション機能の開発が予定されています。
量産力が欲しいなら
長い造形物が欲しい人、量産力が欲しい人にぴったりのキャンペーンです。
記:はるかぜポポポ 2021/6/3
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