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気合の入ったアメリカン3DプリンターSTACKER F1 とF-BOX

Made in USAを標榜する3Dプリンタビルダーがいるらしい。
という情報は目にしていた。
STACKER.LLC のことである。

さてそのSTACKERがまたKICKSTARTERでキャンペーンを張るらしい。
"また"というのは過去にもS2(デュアルヘッド)やS4(4コンボドライブエクストルーダー)をKICKSTARTERでキャンペーンを行っているから。

STACKER F1

今回はSTACKER F1というマシンとF-BOXがキャンペーンされる。
STACKER F1は今までの彼らのマシンからするとお安い。とはいえ定価3000ドル、今回のキャンペーンのプライスでも1450ドルからだが、もちろん選び抜かれたコンポーネントで構成されたマシンのようだ。
電源からノズルの先まで隙の無いこだわりと二重三重の安全装置。

そこらの中国製のコピー製品ではない。
だれかの馬尻に乗らない、自らの頭で考えて作られたマシンだ。

今の私にはちょっと予算オーバーなので.....だれか札束を突っ込んでみてほしい。

STACKER F-BOX

日本は梅雨だ、結露だ、台風だとFDMの3Dプリントに向く季節というのはほとんど存在しない。
というわけで私はこちらにベッドしてみた。
F-BOX は非常にコンパクトにまとまったフィラメントストレージだ。

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ほとんどの1kgリールに使えるサイズの密閉式ストレージだが、四隅に大容量の乾燥剤F-PACを入れるスペースが3つ用意されている。
中央に穴が開いているので、今までのフィラメントフックに引掛けることもできるし、横においても縦においても使える。
もちろん横に倒して積み上げておいてもOKだそうだ。

ほとんどのの樹脂は吸湿するし、定着は悪くなるし、積層間の密着力は落ちるし、糸引きは増えるし、印刷物表面の品質も悪くなる。
特に今年の梅雨には辟易した。
どうせなので今年は湿気に特に敏感なナイロンの印刷にも挑戦してみようと思う。

これを読んだ人も札束を燃やして盛り上がろう!
多分燃やした札束分良いものが返ってくるはずだ!
(もちろん私の保証の限りではない。)

プロジェクトの成功を祈っているよ、STACKER 3D!


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