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大谷翔平、一週間以内にもティー打撃開始か?同僚プホルスもエール

【米アリゾナ州テンピ】エンゼルスの大谷翔平はトミー・ジョン(右ひじ再建)手術からの復帰に向けて、次のステップに近づいている。

大谷は一週間以内に、(腰の高さくらいに置かれたボールを打つ)ティー打撃を始めたいと話した。ブラッド・オースマス監督も、その可能性はあると言う。

大谷は復帰に意欲的だが、誰もせかすことはしない。

「野球選手としては、(3月28日の)開幕戦には出たい」と大谷は日曜日の朝、通訳を通して話した。「そういう気持ちだが、あわてるようなことはしない」

大谷は、ティー打撃に慣れたら、次は近距離から投げられた緩いボールを打つトスバッティング、更にはコーチとの通常の打撃練習へと移行。最終的には本気の投手相手に打撃練習を行う。

「今のところ、計画通り」と大谷は言う。「ただし、ボールを投げ始めたら問題が出てくるのかもしれない。でも現時点では全て順調です」

春季キャンプの終わりまでには、ボールを投げ始めるかもしれないと話した。

同じく日曜日、アルバート・プホルス(39)は、大谷が復帰するのを待ち望んでいるとメディアに語った。膝の手術から復帰したプホルスは、今季は主に一塁を守り、大谷に休養が必要な際にDHに入ると見られている。

「昨年の彼の活躍は簡単にできることではない」とメジャー史上屈指の強打者は、大谷の一年目について話した。「かなりすごかった。(大谷が)またラインナップに戻ってきて、存在感を出してくれるのが楽しみだよ」

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