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マクロを無効化にするメリット

Microsoftより、古いExelのマクロ機能をデフォルトで制御する旨の発表がありました。自身で進んで設定をいじれない人向けにはとっておきの朗報ですね!



ところで、この「マクロ無効化」について、何がどうしてOFFにしたらいいのか仕組みを理解していない人もいるのではないか?と思い、この記事を書くことにしました。

「危ないよ!」ばかりじゃ腑に落ちないことってたくさんありますよね。


ちょっと理解が深まれば、どんなファイルがPCに良くない働きをしてしまうのかがわかるようになり、もしかしたら添付ファイルによるウィルス感染を未然に防げるかもしれません。

一緒に勉強していきましょう!

■マクロの役割

そもそも「マクロ」とはMicrosoftの機能ではなく、専用の用語でもありませんでした。

しかし、今ではほとんどがMicrosoft Office上で自動的な処理を行う機能の名称として、共通認識になっています。


マクロを作成すると、裏側ではプログラミングに近いものがVBAという言語で作られます。これが意味するものは、「起こしたい動作」を「バックグラウンド」(コマンドとかShellとかのイメージ)で動かすことができるようになります。


だからマクロの自動化はとっても危険なんです。
開いたら勝手に動くようになっていると、攻撃者のしたいことが全部自動で動くようになってしまいます。


■確認する方法

まずはExcelを開いてください。

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ファイル→オプションを選択しましょう。

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オプションの設定画面がでてくるので、左側メニューの「セキュリティセンター」を選んでください。

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これがセキュリティセンターの設定画面です。

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右下にある「セキュリティセンターの設定」をクリック。

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次の画面で「すべてのマクロを無効にする」にチェックが入っていればOKです( *´艸`)