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2024年4月フィッシング報告

先月のフィッシング報告状況がフィッシング対策協議会より発表されました。       

                   出典:フィッシング対策協議会

<4月は増加傾向>

2024 年 4 月のフィッシング報告件数は 106,757 件となり、2024 年 3 月と
比較すると 9,594 件、約 9.9 % 増加しました。
東京電力をかたるフィッシングの報告が急増し、報告数全体の約 19.5 % を占めました。次いで報告が多かった三井住友カード、
Mastercard、Amazon、イオンカードをかたるフィッシングの報告を
あわせると、全体の約 65.8 % を占めました。



<スミッシングについて>

前月に引き続き、宅配便関連の不在通知を装う文面から Apple をかたる
フィッシングサイトへ誘導するタイプの報告が最も多く
次いで電力会社、金融系、クレジットカード系をかたる文面の報告を多く
受領しました。EC 系をかたる文面も報告が続いています。



<引き続き注意が必要>

3 月に引き続き、4 月は大量のフィッシングメール配信が続き、
報告数が増加しました。
移転シーズンを狙ったと思われる電力会社、ガス会社、水道局をかたって
未納料金支払いを求めるフィッシングメールの報告を多数
受領しました。また e-Taxをかたるフィッシングが 3 月以降急増しており、今後も注意が必要です。



4月は特に引っ越しや移転など新生活を送る企業やユーザーも多かったのではないでしょうか。
新生活シーズンを狙ったフィッシング詐欺の報告が多かったですね。

この詐欺から身を守るためには、公式アプリやブックマークしたサイトから情報を確認、身に覚えのないメールやSMSが届いた場合は
添付されたURLをクリックしないなどの対策と常に警戒心を持ち、一人一人が情報セキュリティに対する意識を高めていきましょう。






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