見出し画像

投票に行こう!だけではない、希望を感じる場をつくりたい。社会課題に意志をもつ人と未来を語る「WILLFESTIVAL」10/25~開催します。

NEWPEACEの渋谷です。ER(External relationship)という職種で広報/PR /採用を担っていて、今からお伝えするWILLFESTIVALの発起人です。

画像1

コロナ禍、そして五輪後初の国政選挙がはじまりますね。「若者も選挙に行こう!!」と叫ばれ続けて何年か。選挙に行かないと政治は変わらない、それは重々わかっている。でもどこか「どうせ変わらないんだよなあ」と虚無感をもっているのが正直なところ、私にはずっとありました。

18歳調査

日本財団「18歳意識調査」第20回 テーマ:「国や社会に対する意識」より抜粋。今の10代はその虚無感に拍車がかかっているのかもしれない。)

だから、自分のような世代に向かって、投票に行こう!と呼びかけるだけではなく「今すぐには変わらなくても、自分が投票に行く理由」をつくりたいと考えました。

それは、政党や政策という遠くにみえる話ではなく、身近な課題について考えることから始まるんじゃないかなと。

例えば、ジェンダーの問題について知り、強い意志をもつ人の声を聞く場をもつ。状況を認識することで、自分なりに考える時間になるはず。その結果、自分のなかでジェンダーというテーマで「こう変えたい」という未来への意志がはじめて生まれる。そうなってようやく、「今回の選挙では、誰に自分の一票を預けたいのか?」に関心をもつだろうと考えました。たとえ当選する人がほぼわかっていても「この人にはいれたくない」と思うなら、意志として投票するようになるのではないかと。

関心の高いテーマが見つかり、未来に意志を持てるようになることで、投票や発信をしたくなる人が増えれば、少しずつ社会は変わっていくはず。そしてそのきっかけとなる場は「ひとりじゃないんだ」と思えるオープンな場であるべきだと感じていました。

誰に、社会課題を語ってほしいか?

スクリーンショット 2021-10-23 21.48.25

(WILLFESTIVALの企画書より抜粋)

NEWPEACEは、社会の課題に対して声をあげ、行動する企業を企画やクリエイティブの側面で支援したり、自社でもそんなブランドをつくっている会社です。

欧米と比較すると、日本は社会の課題に声をあげ、スタンスを表明する企業は少ないですが、SDGsやESG投資の浸透が後押しし、少しずつ声をあげる企業が称賛・共感される時代が訪れていると実感しています。TOYOTAが森喜朗氏の女性蔑視発言をめぐり「トヨタの価値観と異なる」と遺憾の意を表明したことが称賛を浴びた件は記憶に新しい人も多いのでは。

そうやって、様々な社会の課題にスタンスを表明する企業がもっともっと増えてほしいと願って活動しています社会課題に声をあげることはかっこいいと伝えたい。だから今回、社会課題を語る人は「企業」に決めました。

画像4

公式サイト:https://willfestival.studio.site/

そうやって、社会課題に本気で向き合う企業が様々なイシューへの想い、つくりたい未来を議論するイベント「WILLFESTIVAL」ができました🙌

メルカリ取締役会長の小泉文明さんや、サイボウズ代表の青野慶久さん、ヤフーCFOの安宅和人さんをはじめ、POLAやオールバーズ 、LUSHの方々など「このテーマは、この企業にこそ語ってほしい!」と考えていた方々に登壇いただけることになりました。きっと、わたしがいちばんこの5日間にワクワクしています🔥

そして反響。公開から5日で、2900枚以上の視聴チケットを申し込んでいただきました。うれしい&ありがたい&希望を感じる・・・・!

※11月1日追記:最終的にユニーク人数1000人、4721枚の申し込みをいただきました。本当にありがとうございました!

スクリーンショット 2021-10-25 0.31.05

今回、お話を持ちかけたのは(選挙期間が読めず)早くて3週間前、遅くて1週間前という超ギリギリのタイミング。登壇を快諾いただいたのは、共感いただいたみなさんの志です。ほんとうに感謝と、希望しかありません。

オールバーズの蓑輪さんをはじめ、形がない構想段階から「とてもいい、絶対にやろう」と登壇者の紹介や企画の壁打ちなど、一緒に作り上げてくださった人がたくさんいました。

そんなたくさんの意志をこめたWILLFESTIVALが、こちらです!

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

*登壇者のみなさまの所属組織一覧(登壇日順):株式会社メルカリ/オールバーズ合同会社/パタゴニア日本支社/ヤフー株式会社/慶應義塾大学/株式会社ワンキャリア/株式会社CAMPFIRE/株式会社YOUTRUST/京都大学/Forbes JAPAN/NEWPEACE Inc./サイボウズ株式会社/株式会社ポーラ/SHE株式会社/ラッシュジャパン合同会社/株式会社arca/株式会社ダイアログ/NO YOUTH NO JAPAN/スローニュース株式会社

社会課題にむきあう企業の想いを発信したり、企業間でつながり、学び合える場所をつくりたい

これからの課題は、お話を持ちかけたときに「共感するが、登壇できるほどのリテラシーや想いを持てていない」とおっしゃる方も相当数いらっしゃったこと。みなさんが話していたのは「ジェンダー、多様性、気候変動・・・すべて取り組みたくないのではなく、知識がなく、はじめかたがわからない」ということ。正解のない、とても大きいテーマにどう向き合うか?

NEWPEACEがハブとなり、勉強会や意見交換の場やイベントなどで接点をつくることで、少しでも多くの企業が「社会課題へスタンスを表明する企業」へ変化されるサポートをしたいと考えています。(これから・・・)

政治に、いますぐ希望を見出すことは難しいかもしれません。まずは「未来を変えられるかもしれない」と思える場所づくりを。

※ありがたいことにwithnewsさんに取材いただきました🙏

文責:渋谷麻里

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?