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夏野菜一掃 週刊ニュー農マル vol. 31

こんにちは!
「週刊ニュー農マル」にお越しいただき、ありがとうございます!

ここでは、ニュー農マルの活動の様子をお届けしていきます。

今週の担当は せいじ です。
*ニュー農マルって、何しているの?という方は こちら へ!


朝外に出ると寒さが身にしみる毎日でしたが、ニュー農マル活動日の本日はスッキリ晴れて暖かく過ごしやすい日になりました。秋の青空が映えます。

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かんた村に集まったのは援農体験2名、サポーターズ定期便コースメンバー1名を迎えたニュー農マルメンバー総勢13名!田村さんから課された本日のミッションはかん太村の夏野菜の片付けです。

1st stage ~ 島オクラ】
まずはこちらの島オクラから!かんた村では赤、緑それぞれの島オクラが夏を彩っていました。まずは現場リーダーのまこっちゃんから作業指示を受けます。

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オクラは収穫するたびに上へ上へと伸びていくので大きいものでは2mほどに株が成長。そんな大きな株も手分けして手際よく撤去していきます。高く伸びていた株を横に倒すとその大きさがよくわかります。小一時間であっという間に撤去完了!

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オクラの撤去が終われば、そう、いつものマルチ剥がし。千切れて畑に残らないように注意しながら両端からくるくるくるっと巻き取っていきましょう。
「はい、そこよそ見しない!」

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ものの30分ほどで、あっという間に1st stageクリアです。さて、お次は…。

【2nd stage ~ ナス・なす・茄子】
千両ナス、米ナス、緑ナスetc。色んなナスを実らせていたこの圃場も今日は一気にやっつけてキレイさっぱりしてしまいましょう。見渡す限りのナスナスナス。

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ニュー農マルでは昨年もナスの片付けをお手伝いしていますが、こちらは先ほどのオクラの様にさらっとは済みません。

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まずは支柱を抜いてテープを回収する作業から。
ナスは一株ごとに3本の支柱で支えられています。根本を支える短い支柱。伸びた枝を支える長い支柱2本。さらに支柱同士をくくっているテープ。株を抜く前にまずはこれらを片付けます。回収した支柱は次に使いやすいように同じ本数で束にしてまとめます。地味だけど大事な作業。次を考えて動くことが大切です。

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株を引き抜こうとしたメンバーが「痛っ」と悲鳴。
ナスの葉にトゲがあったようです。

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ここでまこっちゃんから一コマ講座。
野菜には茎や葉、根を増大させて充実させる栄養成長の期間と子孫を残すために準備をする生殖成長の時期があり、秋のナスは生殖成長の時期に差し掛かっています。自分の身を守るためにこうしてトゲトゲとした姿になっていくんですね。

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手分けして1条、また1条とナスの撤去を進めます。株を抜いたらマルチも剥がしてキレイさっぱりと。成長したナスは枝が固く木のようになるので運ぶのも一苦労。人数のパワーで押し切ります。

積み上げられたナスの株を見上げて、いやぁ今日もみんなよく働いたねぇ。
なんて一息ついていますが、まだありますよ。皆さん。Last stage…

【3rd stage ~ 万願寺、ししとう、ピーマン】
こちらも短い支柱で根本を支えているので、支柱ごと株を引き抜きます。でもナスほど根が張っていないので、意外とあっさりと...。あっさりでもないですね、失礼しました。日が落ちる前に目標の3 stageをクリアすることができました。

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【ニュー農園だより】
10/9の体験イベントで播種したほうれん草、小松菜、カブが元気に芽を出しました。定植したニンニクもしっかり発芽。順調に生育しています。
ここで問題!次の写真は何の芽でしょうか!?

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いや、1枚目と2枚目一緒でしょ!とか言わないでくださいね。ほら、茎の色がちょっと違いますよ。

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ひと足先に播種した大根も元気に育っていますよ!こちらも楽しみです。

日も落ち始めたので手分けしてささっと管理作業。まずは混み合った芽を間引き。うまく発芽しないことがあるので、多めに播種します。今回は元気に芽が出てきたので混み合って栄養を取り合わないように隣り合った芽を摘み取って間隔を開けてやります。

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つづいて中耕。うね間の表面をクワでサクサクと浅く耕して土に空気を送り込んでいきます。畑に小気味良いクワの音が響きます。

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一方こちらでは草堆肥の切り返し。2週間前にはもうもうと湯気が立っていたニュー農園の草堆肥でしたが、すっかり落ち着いて熟成モードに切り替わり。

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まだまだ草の面影はありますが、形が崩れはじめて土へと変化している様子が見られました。こうして定期的に天地返ししながら時間をかけて堆肥へと熟成させていき、ニュー農園の野菜を育てています。

盛り沢山な半日を終えてかん太村へと戻っていくメンバー。どこか充実感のにじみ出た背中が印象的な秋の夕暮れでした。みんないい笑顔。

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秋口のこの時期、農家さんは冬野菜の準備で忙しくなるため、これら夏野菜の片付けに中々手がつけられずに例年は年始に行っているそうです。
今年はニュー農マルで片付けを前倒しで実施したことで、早くトラクターを入れて土を休ませて、春の作付けに向けての準備ができるとのことでした。
しっかり休んだ畑でまた美味しい野菜が育つのが楽しみです。

農業に興味のある方、家庭菜園をやってみたい方、食べるのが大好きな方、土と触れ合いたい方、ニュー農マルを、一緒に楽しみませんか?
皆さんと、楽しみながら一緒に「農」と触れ合える時間を、ニュー農マル一同、お待ちしております!!
活動の詳細を聞きたい、参加を検討したいという方は こちら までお問い合わせください。鎌倉関谷の畑でお待ちしております!

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