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いい歳こいたオッサンが大原櫻子のCDリリースイベントに突撃した話

おはようございます!ニューノマンです!

今日は私が大原櫻子さんのリリースイベントに突入した時のお話です。

何を隠そう、私はさくちゃんこと大原櫻子さんが大好きです!

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櫻子ちゃんは「彼女は嘘を愛しすぎている」の小枝理子役でデビューをしており、劇中のバントであるMUSH &Coとしてアーティストデビューも果たしています。

歌上手い!演技上手い!ミュージカルもできる!可愛い!性格良さそう!料理上手い!天然で可愛い!と非の打ちどころがない方です。

私はしかめっ面フェチなので、歌ってる時に時折り見せるしかめっ面が愛おしくてたまらんのです。

ただ、ファンといえども、コンサートいくほどの熱狂的ではないです。

去年の暮れに、私は考えました。

何か気軽に会える手段はないかと、、

そう考えている矢先、櫻子ちゃんのインスタを観ると、立川でやってたリリースイベントのストーリーズが流れました。

そうだ!これだ!

すぐ様私はホームページで今後の予定を調べ、サンシャイン池袋でリリースイベントが行われることを確認。

CDのリリースイベントに潜入する事を決意したのでした。

リリースイベントは当日の朝9時から会場でCDが販売され、購入者特典としてリリースイベントの参加券が抽選で得られるというものでした。

イベントの内容はそのCDの生歌が聴けるのと、ハイタッチ会に参加できるというものでした。

平日だったので私はその日、午前半休を取得し、8時30分に販売会場へ行きました。

そこには既に長蛇の列、、、

流石に遅かったか、、そりゃ人気歌手だもんな、、

と思いましたが、抽選なのでそのまま列に並びます。

ファン層は主に女子高生、大生くらいの若い人たち。

時折私よりもだいぶ年上のオジサンもチラホラ見えます。

そんな中、私のようなスーツのおじさんが列に並ぶのはかなり抵抗感がありますが、意を決して列に並びます。

すると、後ろにいた青年が私の方をジロジロ見てきます。

うん、分かってる。俺がここにいるのは場違いだってのはさ。朝からスーツのオジサンが並んでるのは滑稽だよな。

ほら、笑いたきゃこんな俺を笑えよ!

だけどな、君だって俺よりちょっと若いだけで、分類としては同じだよ?だから、君だってジロジロ見られる立場なんだよ?分かってる?

多少視線が来るのは覚悟していましたが、ここまでジロジロ見られるのは想定外でした。

並んでいる間、ヨッシャー!俺一桁番号だ!など、当選している人たちの声が聞こえます。

友達同士で来ている人たちも多いようです。

「前回ハズレ多かったから今回は良心的だなー」

その声を聞く限り、ハズレている人はいなそうなので、少し安心しました。

1時間近く列に並び、CDを購入し、抽選ボックスに手をかざします。

頼むぜ!ここまで来てハズレはやめてくれよー。

オラっ!!

私が引いた券は当選番号174番でした。

あまり前の方じゃないけど、ハズレなくてよかった。嬉しい!

券を握りしめ、笑みが止まりません。

その日、私は仕事を定時ダッシュで終わらせ、会場へ急ぎます。

18時集合で、17時30分には待ち合わせ場所に着きました。

会場のメイン層はやはりJKとJD。

その中にはハッピを着て気合いの入ったオジサン集団もいます。

普段は引いてしまう人種達ですが、その日は彼らに妙に勇気付けられました。

だって私も同人種ですから。

スタッフに誘導され、番号順に並びます。

あの会場で174番だと中々後ろだなぁ、、、

少しがっかりしながらも、ステージ前まで誘導されると、後ろから2番目なものの、運良く真ん中らへんになりました。

直前にCD購入した人や、後から観覧しに来た人よりは遥かに前なのでむしろ優越感すら感じます。

ラッキー!早起きは三文の徳とはこの事だな。

喜びに酔いしれていると、後ろから声を掛けられます。

「あのー、朝並んでいらっしゃいましたよね?」

そうです。朝私を凝視してきた青年です、

「あ、そうですよ。お兄さんも朝いましたよね?」

「そうなんです!こうゆうイベントはよく来るんですか?」

「いやー、今回が初めてですよー。」

「僕も初めてなんです!僕も櫻子ちゃんのファンで来たんですけど、一人だと心細くて。」

なるほど。朝私に熱視線を送っていたのはそうゆう事だったのか。

僕と友達になりたかっただけなんだね。

なにそれー!早くいってよー!

私は営業をしていながらも、見ず知らずの人には人見知りなので、このようなケースで普段は会話を広げないのですが、「大原櫻子」という強力な共通点があるため、初対面の見知らぬ男性でしたが、会話がめちゃめちゃ盛り上がります。

お互いの年齢、仕事などのパーソナルな情報から好きな曲やテレビ出演の事まで、話題が尽きません。

そうこうしている内に、ご本人登場!

会場のボルテージが上がる!

新曲のSHINE ON MEを歌いながら登場!

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キャー!!さくちゃーーん!!

心が一気に乙女になります。

見知らぬ青年が一時的に友達になったので、大声を出すことも、飛び跳ねることも、恥ずかしくありません。

一曲歌い、挨拶と新曲のSHINE ON MEの紹介、そして質問コーナーになりました。

「何か質問ある人ー?」


う、、、なぬ、、、、質問コーナーだと?!

「タイプの男性はどんな人ですかー?」って、質問したい。。。

でも、、流石に恥ずかしい。

私は結局質問できず、悶絶したまま質問タイムは終わりました。

悔しいです!!

誰か僕に勇気を下さい!!

そして、B面曲と、アンコールでSHINE ON ME をもう一回歌い、歌の部は終了です。

1000円そこらでこんな間近で見られてサイコーだぜ!と余韻に浸りながら、先ほどの青年と語り合います。

「やっぱ、実物はめちゃ可愛いですねー!」

「ですねー!更に好きになっちゃいましたよー!」

そんなこんなで、ハイタッチ会になりました。

櫻子ちゃんがいるエリアはパーテーションで隠されて、列になって順繰りにハイタッチしていきます。

よーし、絶対、「さくちゃん大好き」と言おう。

私はそう心に誓いました。

列が進んで行くたびに緊張のボルテージが高まります。

いよいよ私の番、、

目の前には恋にこがれた櫻子ちゃん‼️

うわー!小柄でお目々パッチリ!!めっちゃ可愛い❤️😍❤️

と凝視する時間も無く、スタッフに案内されます。

「はい、次の方。」

いよいよご本人の目の前へ!

「あ、、ありがとうございました、、、」

ちょこんと右手で櫻子ちゃんにタッチする。

「あ、ありがとう」


「はい、次の方ー!」


、、、、、


しゅーりょーー!!


おーーーい!!バカバカバカ!

俺のバカーーー!!!!

何つまんねぇ事言ってんだよ?!!

本人を目の前にしたら「好き」だなんて言えませんでした。

中学生時代に好きな人に告白しようとした、あの気持ち以上に言葉が出なかったのです。

届かぬこの気持ちは櫻子ちゃんのインスタライブで届けました。

おそらく櫻子ちゃんには届いていない事でしょつ。

こんな私の気持ちを昇華させるため、皆様にお送りします。

大原櫻子で、「大好き」!!



こいつに小銭でもめぐんでやろうか。そう思われた神のようなあなた!大変ありがとうございます(ノ∀`*)